答志島で佐藤正宏さんは、小学生や食堂のお母さん、
漁師さんなどたくさんの方々と触れあいました。
そんなふれあいの一つ、今回のアラカルトでは放送で紹介しきれなかった
島のあたたかさの秘密「寝屋子制度」を紹介したいと思います。
漁師の島・答志島には、江戸時代から続く「寝屋子制度」が残っています。
寝屋子制度とは、中学校を卒業した男子数名が
「寝屋親」と呼ばれる地域の世話役のお宅の一室を借りて寝泊まりし、
実の親子・兄弟のように絆を深める制度です。
寝屋子が結婚するまで寝泊りは続くので、
その年月はおよそ10年にも及びます。
答志島の人々には実の家族と寝屋親という2つの家族があって、
人と人との繋がりがとても強いと感じました。
「島全体が一つの家族みたいなもんだよ」と
漁師さんが言っていたのが印象的でした。
そんな答志島では、小学生〜中学生を対象に
「寝屋子の島の留学生」制度が始まるそうです!
豊かな自然の中で、答志の子どもたちと共に
学生生活をしてみませんか。
詳しくは以下にお問い合わせください。
●お問い合わせ先
寝屋子の島留学実施委員会 https://www.city.toba.mie.jp
鳥羽市教育委員会学校教育課
〒517-0022 三重県鳥羽市大明東町1番6号
TEL 0599-25-1265 FAX 0599-25-1263
[募集対象]鳥羽市以外の地域に在住する小学生・中学生
[募集期間]平成29年10月10日(火)〜平成29年12月15日(金)
「寝屋子の島留学」の3つのモデル
(1)里親留学…島の里親のもとから通学するもの(小学1年〜小学6年)
(2) 家族留学…保護者と島に移住し通学するもの(小学1年〜中学3年)
(3)孫戻し留学…祖父母宅から通学するもの(小学1年〜中学3年)

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