番組からのお知らせ
番組データ集
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
渡辺文雄 「竹街道」安芸の小京都
  みどころ  
 

次回の遠くへ行きたいは、女優の小川知子さんが久々1年ぶりの登場。リアス式海岸 の美しい景観を楽しみながら、宮城県の気仙沼から雄勝までを旅します。

 
 
  気仙沼

気仙沼は東北一の港町で、朝早くから市場は活気に満ちていました。そんな中、パッと目に付くのが、血みどろの姿で所狭しと並べられた鮫。気仙沼は鮫の水揚げ量が世界一で中国や香港、東南アジアなどにも輸出しているとの事。小川さんは最近はやりのコラーゲンを多く含むというフカヒレに興味津々、ここへ来て鮫を食べずにはいられないという大政寿司さんを訪ねます。やわらかい中にもコリコリっとした触感のフカヒレ姿寿司、トローっとした味で舌の上でとろけるような胸びれのヒレとろ寿司。この二品に小川さんはうっとり。この両品ともここのご主人が考え出した、ほかではけっして食べる事が出来ない寿司です。しかしそれで終わる大政寿司ではありませんでした。奥さん手作りのフカヒレパイスープが運ばれてきます。…エッ、ここは何屋さん?寿司屋でそんなの出すのってアリーーー?(右写真 「フカヒレ料理 大政寿司にて」)
 


 
 
  薪能

明治時代の面影を今も残す登米町(とよまと呼びます)。明治維新の時、徳川軍として敗れた武士達の気力を蘇らせるために始まったという、登米薪能が今も伝わっています。町の人たちで受け継いできたこの薪能は毎年、春と秋の2回演じられ、今はその追い込み真っ最中。演者も裏方の人達も真剣そのものです。舞台の板の上に座っているだけでもつらいという状況を会のメンバーは涙を流して耐えてきたというお話や若年者が年配の方に対等な口を利いただけでメンバーから外されるというお話など武士の精神を今に受け継ぐ、登米謡曲会の能を守る厳しさと楽しさを聞き小川さんは感心する事しきり。 (右写真 「登米薪能」)
   
         
 

雄勝硯

雄勝町は硯の生産量が日本一で多くの硯彫り師がいます。この道56年の杉山さんを訪ねました。この杉山さんの胸にはなんとふたつのタコがあるんです。このタコは、硯タコとでもいうのでしょうか、硯を彫る時に使う長めのノミを胸にあてがうためにできるもの。通常一つしか出来ないはずのこのタコがふたつもあるというのは、続けて作業をするための工夫であり、苦労のしるし、一家11人を養ってきた杉山さんの、男らしさを感じます。15年前から造りはじめたという芸術品としての硯はオリジナリティに富んだものばかり、これには小川さんも大喜び、一見の価値アリですよ。(右写真 「硯作り 杉山さんと」)

 
 
 
  玄昌石絵

雄勝町には硯の原料となる玄昌石をつかって、新たな芸術の分野を確立したという方がいました。玄昌石絵といって自然が作り出した石肌にガンスプレーで色を吹き付けて絵にするというもの。15年前の梅雨の時期にこの玄昌石が光っていたのを見つけて以来この石に取り付かれたという齋藤さんは、「2億5千万年前には、もうすでに出来ていた物、人間が作ろうと思って作れるものじゃない。」と一言。自然の声を聞き、それに促され作っている齋藤さんの玄昌石絵は、黒の石肌に金や銀を混ぜた赤や青の色調が幻想的で、不思議な雰囲気をかもし出しています。(右写真 「玄昌石絵 齋藤さんと」)
   
         
         
 
 
Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.