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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

本年最後の放送になりました、ということは20世紀最後の旅ということになります。 旅先は日本の真ん中、信州は諏訪地方。宮崎美子さんが古代から現代を行きつ戻りつ のタイムトラベル。古代の話題は和田峠を中心にした八ヶ岳山系で採れる黒曜石が青森 の三内丸山をはじめ全国の縄文遺跡から発掘され、あの古代にどうやって縄文人が移動 したのか・・なかなか楽しい想像が膨らみます。そして現代は・・・

 



 
 

御柱祭

七年目毎、申と寅の年に行なわれる豪壮なお祭り。そのクライマックスが お馴染みの木落とし、45度はあろうかという急斜面を男たちが乗った大木を滑り落と します。この番組で最初に撮影をしたのが29年前、木にぶつかったり引摺られたりし て、怪我は当り前という光景にびっくりしたものですが、この時はフィルムでの撮影で したので今回の放送ではテレビ信州の資料映像を拝借しましたが、当時から見ると随分 と穏やかになったような気がします。色々な管理の都合が優先されてのお祭りになって いるようです。       (写真右 お祭りは七年目毎ですから、本物を見られない観光客のために祭に使うのと同じ大きさの大木が木落し坂に置かれています)

 
























 
 


黒曜石

縄文時代にはこれを加工して矢じりや斧など狩猟の道具や武器として使わ れました。ここ信州の和田峠で採れるものは大変質が良いのだそうで、実験してみると 5、6枚の紙があっという間に切れました。東日本を中心に青森から北陸まで各地の 縄文遺跡からこの信州産のものが発掘されているんだそうです。詳しくは放送を見て頂 くとして、現代は加工されて環境整備に大いに役立っているのです。細かく砕いて10 00度以上で焼くとパーライトという物質に変わって様々な分野で活用されているんだ そうです。古代も現代も人類のために役立っている黒曜石の色々を見て下さい。

 

 

 
         
 



御諏訪太鼓

和太鼓ブームの感がある現在、全国に太鼓のグループが4000以上 はあるといわれています。その魁となったのが小口大八さん。高音、低音複数の太鼓を 複数の打ち手が打つ組太鼓は小口さんが編出し全国に広まりました。小口さんが指導育 成した太鼓チームは日本、海外含めてざっと450以上といいます。世界各地から集め てきた太鼓を展示してある練習場で、長野オリンピックでもその技を発揮した小口さん の太鼓をしばし楽しみました。

 


 
         
 
水運儀象台

水力で動くという、世界で初めて復元された11世紀中国の大型天文 観測時計塔。諏訪地方は昔から精密機械工業が発達したところということで何か相応し い展示物として作られたのがこの時計塔。  一見からくり人形の塔のように見えますが、一分間に2ミリという精密さで動く水が 動力の時計塔で北宋時代に作られたものなんだそうです。あまりに、ゆっくりした動き でその精密さが分かりにくいので、毎正時には一日の動きを三分間に短縮して見られる パフォーマンスがあり、その細工の見事さに驚かされますよ。
 

 
     

 

 
  その他諏訪地方といえば当然温泉の話題、入るだけではない温泉の羨ましい利用法な どにも驚いた、そんなこんなの古代と現代が同居する不思議な国信州諏訪地方の旅で 20世紀を送り、21世紀最初の旅は1200年の伝統というのはかくありなんという 「京都」からです。  
来年も「遠くへ行きたい」どうぞよろしくお願いいたします。  
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
     
         
 

 
 
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