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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

松江といえば「不昧公」、「不昧公」といえば松江という、名君にして茶人といわれた松江藩七代目藩主松平治郷公のご城下松江への旅。今年は不昧公の生誕250年ということで松江では色々な催しが行われています。「・・らしさ」のある土地が好きという渡辺さん、不昧公以来受け継がれて来た「松江らしさ」の伝統と新しい「らしさ」に出会った松江の旅です。

 

 

 


 
 
松江の味


松江といえば宍道湖七珍という宍道湖でとれる魚介類。今の旬はヤマトシジミ、産卵前のこの季節が一番美味しいんだそうです。丁度漁を終えて戻った所でお話を伺いましたが、週四日時間と量を決めて資源保護をしているヤマトシジミ、よく見ると貝の色が黒、黄、茶と違います。この違いは何だと思いますか・・・味も少し違うそうです。 そして「お腹が空いたな」と思って松江の町を歩くとやたらに目に付くのが「おでん」の看板、「なんでやろな、俺の子供の時からそやからな」という自分でタネを作って仕込むおでんが評判の「やまいち」さんで腹ごしらえ。地元でしか味わえないこだわりの味に納得の渡辺さんでした。
 

 

 
 
 


お茶文化

不昧公の残したもので松江の町に色濃く伝わっているものがお茶の文化。とにかくこの地の人たちは一休みというとお茶を立てて一服頂きます。町内のお茶会の幹事をするという田村さんのお宅でお話を伺いましたが、写真の真ん中にいる孫の直也君四歳もマイ茶碗を持っていて、その飲みっぷりには「おそれいりました」でありました。お茶が盛んということで松江には和菓子やさんも沢山ありお砂糖の消費量も相当なものだそうです。(写真上:不昧公好みの茶室、明々庵 / 写真下:田村さんご一家)

 




 

 

 
         
 


和菓子

渡辺さんと写真に写っているのは松江藩の御用菓子商として創業250   年という一力堂のご主人、ニコニコしているのには一寸訳があります。こちらの名品は「姫小袖」という昔の菓子を復元したもの、ところがよく調べてみたら代々伝わる菓子のレシピが書かれた帳面にお殿様から頂いた別の名前が記録されているということで、「今更変える訳にも行かず、といって御銘をほっとく訳にも行かず・・・」そこで渡辺さんが出した名案に思わずニッコリと言う訳です。その真相は・・・そうです、例によって放送で・・・

 



 

 
         
 


籐細工

松江藩の江戸屋敷で始まったという伝統工芸。籐細工五代目という長崎さんの語録はなかなか含蓄あるものでした。  
・職人の仕事というのは積み重ね、五代も続いたらどこかの代に下手な奴が居るもんなんです。でもやめないで頑張って続けてきたから技術が伝わるんです。伝わることが職人の仕事なんだと思います。  
・目立っちゃいけません、親と同じものが出来れば良しです。  
・作った人、買った人が亡くなってから仕事の価値が出るような気がする。
こんなお話を念頭に「花結」という長崎家口伝の籐を編む技術をご覧下さい。

 


 
         
 

ルイス・C.ティファニー庭園美術館

宍道湖畔にこの四月に開館した美術館です。NY五番街のあの有名な宝飾店の創業者の長男で家業を継ぐより美術の道を選び、アール・ヌーボーの装飾美術の作家として活躍したルイス・C.ティファニーの家具調度品、ステンドグラスなどが展示されています。その見事な作品の数々はここでは著作権の関係でお見せできませんので放送でご覧下さい。見事なコレクションです、松江に行かれたら、足を延ばす価値ありです。それと、鉄道マニアの方はもうご存知だと思いますが、この美術館へは一畑電鉄が開館と共に停車するようになり駅名が「ルイス・C.ティファニー庭園美術館  前」と日本一長い駅名になったそうで記念切符が発行されています。 (写真上:美術館入口 /写真9:長〜い切符)

 


 
         
  「この町の歴史と伝統には本物だけが持つ厚みというものを感じました」という渡辺さんの旅の終わりの言葉通り、不昧公のご城下で出会った人やものにどっしりとした重みを見たり、感じたりのそんなこんなの松江の旅でした。      
 
 
 
 
 
 
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