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(c)安野 光雅
  みどころ  
  今回の渡辺さんの旅のテーマは「日本一」、鯖江市が眼鏡産業の日本一と言うのは良く知られていることですが、調べてみると他にも幾つかありました。  今回はそんな福井県の日本一を、何故にそれが福井県なのかを探り、日本一の向こうに見える顔と出会う旅です。  

 
         
 


眼鏡フレーム産業


凡そ90年前、明治後期に地元の有力者の増永五左エ門という人が雪深い冬にも家の中で出来る作業をと言うことで、大阪から職人を呼んで始めたと言います。五左エ門さんの親戚が郵便局長で福井の眼鏡を広めるために通信販売をしたことから、全国に知れ渡ったという話もあるそうです。眼鏡のフレームと言っても腕の部分、耳に掛けるところ、鼻の部分・・と部品の全てが分業で作られていて約200の作業に7000人の人が従事していると言います。(写真上:お馴染み折りたたみ式の老眼鏡、旅にはもってこい。/写真下:これは何用?・・例によって放送で・・・)

 


 
 


ハープ工房

こちらは日本に唯一つと言う工房です。明治30年創業、最初はオルガンやピアノの修理そしてバイオリンの製作を手掛けるようになり、今やハープ一筋と言う工房です。この雪国で何故にハープ造りなのか、雪国ならではの心意気は"なるほど"であります。この工房での一号機は昭和47年と言いますからまだ歴史は浅いのですが、いまここで造られるのは年間500台国内だけでなく世界中に輸出されているそうです。)

 



 

 
         
 


マリンバ工房

個人経営で一貫製作をしているマリンバの工房はここだけという KOROGI社。音板の材料はホンジュラス・ローズという硬くて重いという木材です。どのくらい重いかは・・・はい、放送で。  
自然乾燥で4年、音板に小さく切ってから機械乾燥で2ヶ月、それから組立て、調律と言う具合ですからこれも雪国根性でしょうか。硬い木を扱うと言うことで下駄やさんが参入してきた時期もあったといいます。

 




 

 
         
  越前漆器

この越前漆器、その歴史は1500年前まで遡ることが出来るほどに古い歴史あるものだそうですが、今は料理屋さんなどの業務用に使われることが大変多いそうです。漆器は大事に使えば代々使えると言うことで知られていますが、使っている内に傷がついたり、色がやけたりする訳でそれがどこまで直るものか・・ 修理のお話がなかなか興味深いものがあります。 (写真:この傷、さてどうやって・・ )
 


 
         
  越前瓦

瀬戸、常滑、信楽、備前、丹波そして越前、日本六古窯のひとつの越前焼は壷やかめのほかに瓦が特徴ある製品の一つ。雪国ならではの製品の秘密がありました。(写真:雪国ならではの瓦(右))
   
         
  イカ釣体験

今回の旅のお目当て越前海岸夏の名物アカイカ。これを船ででかけて釣って食べさせてもらえて、お土産にイカの沖漬けを自分で作って持って帰れると言う耳よりな話をきいて、渡辺さんの釣糸を手繰る表情にも真剣さが・・・( 写真:さて、釣果やいかに? )
   
         
  出会った皆さん、肩に力が入ることなく、自分たちの仕事に打ち込みそれが日本一というそんなこんなの、さりげない人々との出会いが楽しい旅でした。  
ところで、今回は洋楽器の取材が多かったのですが、渡辺さんにとっては興味を引かれるところがあったようです。実は渡辺さんはこの7月下旬に飛騨高山にオープンする「飛騨・世界生活文化センター」の館長を務めることになっていて、そこには2000人の音楽会やイベントが開けるイベントホール、500人の室内楽ホールなどがあってそこでの催し物についても考える役割と言うことで、ハープやマリンバで何か出来ないか思い付かれたかも知れません。高山に行くことがあったら、皆さんものぞいてみてください。企画展や音楽会に出会うことが出来るかもしれませんよ。
 

 
 
 
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