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(c)安野 光雅
  みどころ  
  今回の遠くへ行きたいは俳優の阿藤海さんが半年振りの登場。北海道の函館を出発点に自分の名前の通り海をテーマに歴史・記憶・味を求めて江差、奥尻島まで旅します。



戊辰戦争で旧幕府軍と新政府軍の最後の戦場となった函館五稜郭。現在函館市のシンボル的存在のこの星型の城郭には様様な男たちのロマンが隠されていました。
 

 
         
 


函館市民野外劇


五稜郭の濠の上に作られた水舞台と呼ばれる特設ステージ上で、函館山の噴火に始まって、アイヌの暮らし、箱館戦争、開港など、函館の歴史を約1時間半で伝える光とダンスと芝居の祭典に出会いました。出演者、スタッフを合わせると500人を越し、それらすべてがボランティアで行われているという、日本最大の野外劇。その舞台裏を訪ねると、妖精やら貴婦人やら水兵やらあらゆる衣装を身につけたバラエティーに富む方々がごった返していました。そんな中、阿藤さんは一人突撃。老若男女かまわず声を掛け、劇に出場する実感などを聞きながらひっかき回します。突然の訪問者に出番を待つ演者たちもヒートアップ。もうこうなっては誰にも止めることが出来ません。

本番でのプロ顔負けの身のこなしや、照明効果、音楽効果も見逃せませんよ。

 

 

 


 
 


五稜郭

翌日、阿藤さんが向かった先は五稜郭内に設けられた市立函館博物館の五稜郭分館。学芸員の佐藤さんにお話を聞きました。皆さんも五稜郭を見た人ならどうしてこんな星形なのか一度は疑問に思ったことでしょう。「ちょっと聞いてみたい、痒いところに手が届く」そんな会話のやりとりです。これを聞いた方は、次回函館に来た際、仲間の前でちょっと優越感に浸れる事、間違いなしです。「遠くへ行きたい」ならではの得した気分になりますよ。

 



 

 
         
 


江差町 開陽丸

箱館戦争、旧幕府軍総裁榎本武揚の悲劇の舞台となった江差町を訪ねました。この町の港の突堤下には彼の愛船「開陽丸」が沈んでいます。'75から'85の約10年間で引き揚げ作業が行われたんですが、すべてを引き揚げるまでにはいたらず、半分ほどが今もまだ水中に眠っています。



☆ 一口メモ☆
幕末時、幕府海軍の総裁だった榎本武揚は、将軍の命令でオランダに渡り、近代戦を視野に入れた当時最新鋭の軍艦「開陽丸」を作りました。この船を4年の歳月を掛けて完成させ、日本に持ち帰った翌年、戊辰戦争が勃発。軍の劣勢で品川沖から脱走し独立国「蝦夷共和国」を作ろうとするところから函館戦争の序章がはじまります。

 


 

 
         
 


開陽丸青少年センター

船の長さ約73メートル。搭載した大砲の数35門。榎本軍の切り札とも言うべき当時最強の軍艦は蒸気エンジン付の木造帆船でした。この船を復元して、引き揚げた遺物を保存展示している開陽丸青少年センターを訪ねました。「開陽丸」船内は、それまでの船とは違い、オランダ製ならではの洋風に作られていて、引き揚げられた物にも、ワイングラスやビール瓶、ケーキサーバなどヨーロッパの生活感がある物がたくさん混じっていました。沈没までのいきさつなどを聞いているうちに凄いお話を耳にしました。「開陽丸には将軍徳川慶喜が大阪から江戸へ逃げる時に、一緒に積み込まれた軍資金18万両が残っていたはず。」このお話に阿藤さんの目がキラリ。呼吸を荒くしながら追及するとその一部らしき物も見つかったなんて話まで…。まだ半分ほど水中に眠ったままの開陽丸。消えた18万両の行方。江差はちょっと気になる町であります。

 

 
         
 


奥尻島ウニ漁

海をテーマにした阿藤さんの旅の終着地は、奥尻島でした。'93年に起こった北海道南西沖地震の災害から見事に復興したこの島では、今、ウニ漁が短い旬を迎えていました。漁に同行させてもらった阿藤さんですが…ここからは阿藤さんの声で想像してみてください。                       
「え?こんな近くで獲れるの?」
「うわぁー、凄えー、星のようにあるでー。」
「あらー。」
「一個ずつじゃないんだー。」
「一回でそんなに獲るの?」
「じゃ獲れたての新鮮なウニを…」
「甘くて良いやー。」            ということなんです。見てくださいね。


陸に上がると用意されていたのは奥尻島の漁師料理、ウニの「浜鍋」。昆布で出汁をとり、味噌で味を決め、アワビと塩のスパイスを効かせた鍋に、身だけでボウルいっぱいのウニを惜しみなく放り込む。ほかではちょっと考えられない贅沢かつ豪快な浜鍋。一口食べれば阿藤さんの口は…止まるはずありませんよねー。漁師の奥さん方を捕まえたらもう離しません。

 






 
         
 
北海道の海は幻想的で謎めいた面を沢山持っていました。いやぁーやっぱり夏に海は似合います。そんなこんなの阿藤海さんの海を求めて北海道の旅です。
 


 
 
 
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