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本当に久し振りの竹下さん、「遠くへ行きたい」23年振りの旅「のんびりしかし
丁寧な旅、懐かしく楽しみました」と言って飛騨高山から帰って来ました。旅のテーマは<飛騨の匠>、いつもの伝統工芸とは一味違った21世紀の飛騨の匠たちとの出会いの中に仕事と語録を楽しみました。(写真右:まずは上三之町でごあいさつ)
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木工芸家萩原義蔵さん
何でも木で作ってしまう萩原さんの工房にはコチコチと時を刻む木製の時計が一杯でした。錘の石か金属以外は文字板から歯車まで全て木。時計のほかにも楽しい作品がありました。からくり人形の伝統技を使って一寸変わった物を作りました。自足歩行の蟹です(写真2)。蟹は車でなく足で動きます、どう言う風に動くのかは放送で見て頂くとして、萩原さんの時計の最新作は先日お知らせしました高山の新しいランドマーク<飛騨・世界生活文化センター>のシンボルの一つとして飾られています。
竹「木製だから気候で遅れたり進んだりしますよね」
萩「朝、昼、晩ずれますけど元に戻れば一緒。一日、一年たてば同じですよ」
竹「そんな風に自然に合わせて暮らしたいもんですね」
(写真下:世界最大の木製の時計 高さ2.7mです)
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左技士挟土(はさど)秀平さん
左官の挟土さんの自分で付けた肩書きは左技士、使う素材は土、木、藁・・要らなくなったら自然に還えるものばかり。
「俺の壁はいらなくなったら、みんな土に還える、自然に還える」
挟土さんの作品は高山市内や周辺で見ることが出来ます。その作品には赤、ピンク、黄色などいろんな色が使われていますがこれも飛騨地方で取れる土なんだそうです。
●写真上:縄文土器がテーマのギャラリーの外壁
●写真中:泥とへギ板で作った雪国のための野菜貯蔵庫「室」
●写真下:飛騨地方ゆかりの円空仏をイメージした「ふるさと歴史館」の壁)
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ログビルダー上田康美さん
円空はなたや鑿を使って仏像を作りましたが、現代 の木彫家はなんと、チェーンソーで木彫物を作ります。でも上田さんの本業はログハウスビルダー、丸太作りの住宅を作ります。仲間と二人で半年ほどで一軒の住宅を完成させるそうですが、「どんな家を作るかは言わない、家族構成とか趣味を聞いて作り上げます。9割の人は出来あがった家の中に入って感激してくれる・・」21世紀の左甚五郎の手にかかると「硬い木も食パンのようです」と竹下さん。(写真:チェーンソーで5分ほどで出来あがったリス・・・・・)
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他にもスチールギターで独特の音楽の世界を作る作曲家の駒沢裕城さんと陶芸家の奥さんの愛さんご夫婦など飛騨の匠たちとの出会いは楽しいものでした。そして21世紀の匠たちはアナログの技で、伝統に何かひとつを加えて自分の世界を作り上げていました。
久し振りの「遠くへ行きたい」での飛騨の旅でそんなこんなの現代の匠たちとの出会いを楽しんだ竹下さんでした。
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