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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

今年は東海道53次400年という記事が目に付きましたが、今回の旅先「中山道」も同じく江戸幕府によって開かれて400年でした。そんな中山道の「木曽路」をダ・カーポの仲良し夫婦が歩きます。ダ・カーポにとって今年はテレビ、ラジオでの活躍や「ヨコハマ遊大賞」という市民のための文化賞を受賞するなどいつにも増して充実した年だったようです。お二人は普段の演奏活動の傍ら、地方に伝わるわらべ唄の収集をしたり、ご当地の唄を作っています。ここ木曽路でも7年ほど前に歌集めの旅をした時に「木曽路恋歌」という曲を発表していて、今回は久しぶりの木曽路の旅という事になりました。(写真:行程の半分は雨でしたが、木曽路には雨に相応しい民芸品もあります。)

 



 
         
 


400年記念行事


中山道の各地で400年に因んだ催しが行われました。町並み保存の先駆けとなった妻籠宿では、江戸末期の最大イベントであった皇女和宮婚礼道中の行列再現や持ち歩いていた御菓子の再現をしました。ちなみにこの行列先発、後発、本隊と八万人に及んだといいます。(写真:色、形、材料とも当時と同じに32品目のうち12品目が再現された。)

 









 
 


音の風情は三味線

木曽路でしか出来ない三味線がありました。須原宿の建具やさんが木曽名産の木材を使ってなんでも作ってみようと試みた結果こんな三味線が出来上がりました。ギター担当のまさとしさんの「音の風情は三味線、音色はギターに近い」というコメントを参考に、どんなもので、どんな音色か・・・どうぞ放送で。

 




 
         
 
アルプホルン

林業組合の組合長をしていた羽根さん、山にいっぱいある木の活用法を考えて作り出したのがこのホルン。山の木の根曲がりの部分を捨てるのはもったいないと、いつかみたことのあるスイスのアルプス地方の筒先の長〜いホルンの先端の形から発想したといいます。神奈川県の愛好家に設計図を借りて作り上げたのが、木曽のアルプホルン。今では30人の愛好家が演奏を楽しんでいるそうです。羽根さんのホルンは一寸変わっていて、木曽を代表する木を使っての銘木カタログでもあります。(写真:木曽の山々にホルンの音が響きました。)
   
         
 
赤沢森林鉄道

木曽川名所の代表「寝覚の床」の上流上松町の赤沢森林公園の中を走る一キロ余りの可愛いトロッコ鉄道で昭和60年の伊勢神宮遷宮の時木材運搬のため復活運転され、その後町の観光資源として残されました。江戸時代に各地の築城のため山の木が殆ど切り出されて裸同然になった山を守るために「檜一本首ひとつ」というおふれの元、山が守られ天然林がみごとに300年後に蘇っています。(写真:春の新緑、秋の紅葉には最高の森林浴)
 

 
         
 
お六櫛

薮原の名産品、江戸から明治にかけてはこの集落の殆どの家が作っていたといいますが、今では5〜6人しかも後継者不足の悩みを抱えています。一つ一つ職人さんの手で丁寧に丁寧に作られるこのお六櫛、女性には密かな愛好者が沢山いるそうで、ダ・カーポの広子さんも持っていて、作り手とのご対面となりました。櫛の形は江戸の流行が取り入れられていたとのことで、昔から流行の仕掛け人がいたというお話も伺いました。(写真:親娘が対話をしながら髪を漉くことで「絆」が出来るよう「きずなぐし」と呼びたいという五代目青柳さんのお話が素敵でした。)

   
         
 
からくり細工

奈良井宿の町並みで見つけた「全部自家製品です」という看板を掲げた中西さんのお店。表には泥のかしら人形が並んでいますが、中に入るとびっくりするやら、楽しいやらの中西さんが日々考え出した色々なからくり人形がいっぱい。そば食い猿、そば打ち猿、かっぽ馬、びっくりねずみ、七つの子…ユーモラスなからくり人形です。「袖の下」なんていうのもあります。いずれもその仕掛けは放送でご覧ください。
   
         
 


古い街道の自分たちの町を逆手にとって、古い町並みをそのまま遺す事によって町を活性化させた木曽路の人々。町並みだけでなく木曽の産業の中心だった木材を使って様々な木工芸や新しい名産品を作り出すことに情熱を注ぐそんなこんなの人々に出会った旅でした。

     
 
 
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