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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

さて、今回の遠くへ行きたいは、俳優の竜雷太さんが初登場!ドラマ等でお馴染みの竜さんが、忙しいスケジュールの合間を縫って一人旅。向かった先は、師走を迎えた京の都。さあ、どんな事になるのやら? (写真:"鴨川にて")

 


 
         
 


「太陽の染め」黄櫨染

現在の京都市の中心地、烏丸に"当たる光の種類によって色が変化する、世界に類を見ない「幻の染め」"を甦らせた方がいました。これは"黄櫨染"という平安時代以降、天皇の即位式の装束として使用されてきた染色法で世の中には一切公開されてない幻の染色法。それを、学者など沢山の方達の協力によって甦らせた奥田祐斎さんの工房を訪ねました。蛍光灯の下では白黒のツートン色だった着物が一歩外に出て外光が当たると、黄櫨染を使用した花柄のところだけピンク色に…。
そんな事が起こるのかと、半信半疑だった竜さんも実際に目の前で見せられるともう、絶句。しかし、それだけではなく、「この染の本当に凄いもう一つの秘密がある」とうれしそうに奥田さんが用意させたのは一本の蝋燭。何をするのかと戸惑う竜さんをよそに奥田さんは周りの電気を消させ、蝋燭の光を着物の奥から当てるように指示します。…すると黄櫨染の所だけ真っ赤に色が染まるんです。その余りの色鮮やかさに竜さんは思わず拍手!!元々、日本人の色の認識では太陽は赤色で、夜中行われる神事に天皇が黄櫨染の衣装を身に纏い沈んだ太陽をもう一度呼び戻すという意味が込められた物なんだそうです。


さらに奥から出されたのは、黄櫨染によって染められた白色オパール。これまた光を当てると赤色に変色。「硬い石を染める」という奥田さんの長年見た、夢の結晶に驚く竜さんに、どんな物質にも多少の隙間があるので染める事は出来るとうれしそうに話していました。特殊染料を使うわけではなく、普通の染料の調合具合によって作りあげたこの「幻の染」「太陽の染」一見の価値ありですよ!!

 

 




 
 


京野菜

比叡山の麓、修学院では伝統的な京野菜作りをしている方がいました。農家の音川さんに初冬を迎えるこの時期、盛んになる冬野菜の取り入れを手伝わせてもらいました。2月に種を植えて、6月に一度引き抜き、根っこを横に寝かせて植えなおしそれから太らせる「堀川ごぼう」。夏場、葉に貯めた養分を今の時期に蕪の部分に下ろし一気に太る「聖護院蕪」などの野菜を引き抜く竜さんの顔はほんとに楽しそうです。比叡山の雪解け水で洗っただけの取れたての聖護院蕪を豪快に食べるとなんとも言えない甘味が…。 もう一つの見どころは、関西出身の竜さんが、音川さんとの会話の中でつられて出す関西弁。普段見れない竜さんの魅力も満載です。

 





 
         
 
この他、台所だけでも100畳程の広さを持ち、外観、内部共に江戸時代そのままの佇まいを残す置屋。西郷隆盛が立ち寄り、新撰組が暴れたという(現在の大宴会場)島原の角屋や、現在世界でもナンバー1のシェアを持つ川島織物の西陣織緞帳作りなど、古くからの伝統を生かしつつ現在も活躍の場を増やしているものをたずねて回ります。 そんなこんなの"冬の京"の古くて新しいもの探しの旅です。(写真右 "島原角屋「松の庭」にて")
   
         
 
 
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