番組からのお知らせ
番組データ集
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
  みどころ  
 

永六輔さん、三波春夫さんとの「聖徳太子」「赤穂浪士」の旅以来、久し振りの登場です。旅の度にいろんな仕掛けを見せてくれる永さん、今回はここにずらりと並んだ藍染め、刺し子の作務衣、半天16着。職人をテーマにと言うわけで用意した日本の職人の仕事です。シーンが転換する度に衣装が変って、着る職人の仕事を見る事が出来ますからご注目下さい。で、後先になりましたが今回のテーマは「職人」。職人というと京都や金沢が注目されてしまうけれど、実は静岡県にはこの二つの町に負けないくらい素敵な職人の仕事があるので、それを紹介したいと出かけた駿河路の旅です。(写真下:春先には珍しく富士山がいつもお供でした。)

 









         
 


駿府楽市

最近の駅構内には色々な工夫がされていて、駅に着いた時、列車に乗る前とかに楽しめるものが増えていて面白いよ、と永さん。新幹線の静岡駅の改札口を出ると、駿河の職人の仕事を集め、展示販売している「駿府楽市」そして隣には安倍川もちの看板の茶店。いつも駅に着くと、定期的に行われる企画展をみてこの茶店で一休みしてという永さんの旅にならっての出発です。皆さんもどうぞ。

 




 
 
駿府匠宿

安倍川を越えた東海道丸子宿に出来た「観る・遊ぶ・学ぶ」をテーマにした駿府工芸館に加えて体験工房、おもしろ工房からなるパビリオンと言ったところでしょうか。永さんも駿河竹千筋細工に挑戦しました。その模様は勿論放送で観て頂きますが、ここを教えて下さったのは30年来のお付き合いと言う郷土史家の杉山正さん。登呂遺跡からも漆の物が出土しているわけで、弥生時代から駿河は職人の地でもある・・・などという会話が弾みました。(写真:永さん持参の職人仕事に囲まれて杉山さんと。)
 

 
         
 
御殿虫籠

駿河竹千筋細工の伝統工芸士、森本甲子男さんが、京都の公家の間に伝わっていたものを復元しました。0.8ミリという細さのひごで作る繊細なもの。仕事場で見せて頂いたものには更に細い0.3ミリのひごで作る虫籠もありました。その細いひごを削るカンナはどんなものか・・作品は下の写真でお見せしますが、お手並は、やはり放送で。尚、匠宿で永さんに教えてくれたインストラクターは森本さんのお嬢さんという職人一家です。(写真上:御殿虫籠 /  写真下:0.3ミリひごの虫籠)
 

 
         
 
大漁旗

伝統手染めこんまつ旗店の染匠佐藤千太郎さんの仕事です。大漁旗本来   の役割は今や衛星電話や携帯電話にとって変られていますから、今はインテリアやお祝いごとの注文が多いそうです。そして清水エスパルスのサポーターの応援には欠かせないとか。今回の旅で見せて頂いた佐藤さんの仕事は永さんをはじめ椎名誠、ワダエミ、石坂啓さんなど11人の仲間が描いた原画を忠実に旗に染め上げた旗の数々です。苦労話と共にその作品をお楽しみ下さい。(写真:永さんの金子みすずの詩に題材をとった作品)
   
         
 
江尻宿

清水市で知人の追分ようかんのお店で一服したり、何故か山梨県の地に足を踏み  入れたりして、さらに富士川町に寄り道をして、この旅の最終目的地「日本建築専門学校」へ向かいます。この間も永さんの刺し子の衣装は変っていますからご注目!(写真:江尻宿の追分で一休み)
 

 
         
 
大観音祭

富士川町の新豊院で行われていたお祭りです。晒し木綿を180反使い、縦40メートル、幅17メートルという巨大な布に描かれた観音像を山の斜面一杯に広げます。これに使われた墨汁の量はどのくらいだと思いますか?
 

 
         
 
日本建築専門学校

富士宮市に15年前に開校した"棟梁"を養成する学校です。ここで注目して頂きたいのはこの学校は「日本、建築専門学校」ではなく「日本建築、専門学校」だということです。日本建築を教え現場を束ねる棟梁を育てるというこの学校、4年制で今までの卒業生400人、卒業すると家一軒建てる生徒もいるそうです。こういう学校ですから、卒業制作は後輩が使っている校舎や寄宿舎、近くのお寺の山門や観音堂の修理や建築など使われる建築物ということになります。 そのお手並は放送でお確かめ下さいね。この学校は公立でなく、私立というところに創立者の意志が感じられるとても貴重なものという感想を持ちました。(写真:卒業式も終わって春休みと言う事で、学校の関係者の先生方との記念写真。後ろの建物が生徒の作品です。)
 



 
         
  永さんの旅ではいつも友人、知人を紹介してもらうことが多く、今回もそんな中から駿河の職人の仕事を訪ねました。旅とは、人との出会いとは・・を知ったそんなこんなの駿河路の旅でした。「貴方もどうぞ良い旅を作って下さい」というのが永さんの今回の〆の言葉でした。
     
         
 
 
Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.