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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

 1600回の旅の中から、今も心に残る幾つかの出会いの「昔」と「今」を訪ねます。そこには新しい発見も有る筈です。「遠くへ行きたい」がテーマにしてきた「日本」との新しい出会いの旅でもあります。巡る土地、逢いたい人々は以下の通りです。そして場面ごとへ案内してくれるのは懐かしいSLのC5744です。1975年の放送で渡辺さんが乗ったこの蒸気機関車とは今回のロケで26年ぶりのご対面がありました。


 

 










         
 


北海道最東端の家族

納沙布岬に住む新里さんご一家にお目にかかったのは1980年の秋、オホーツクの海に見えたものは、ソ連の巡視艇。そして、12年ぶりの海に見えたものは、ロシアの漁船。今が丁度ウニ漁のシーズンということで、根室の港に運んでくるそうです。
密航だとか拿捕だとかで緊張することも多かった・・もう昔の事になりましたね、と新里さん。その新里さんご一家に大きな変化、嬉しい変化がありました。初めてお目にかかったとき小学生だった長男が立派に漁師を継いで、結婚もして、お孫さんを紹介する新里さんの笑顔がとても素敵でした。(写真上:納沙布岬の風景は・・・ / 写真下:三世代揃った新里さんご一家)

 




 
 
鉋匠二代目

刃物の町兵庫県三木市で鉋を作る千代鶴貞秀さん。81,2歳まで現役だったと言う先代の父親を継いでの二代目。「何とか親の名を汚さんようになりましたけど、作品に丸みがでまへんのや。歳と共にわびさびがそういう風になっていくんやろね。」と語る二代目の傍らにはどうしても弟子にして欲しいと修業をはじめた若者が仕事に励んでいて、こちらの「日本」も元気でした。(写真:二代目の作品を使った成果です。これが何であるかは・・放送で・・・)
   
         
 
蕎麦へのこだわり

が凄い、とことん拘る伊東信治さんとの出会いです。最初にお目にかかったときは、蕎麦好きがこうじて自分で蕎麦を作ろうと、道具を様々工夫して、作業場には不思議な機械が並んでいました。サラリーマンをやめたばかりで、どの程度ものになるか分からなかったこともあるのでしょう、付けた屋号が「二足の草鞋」。蕎麦の実を挽くのに機械では均一過ぎてダメだ・・・と石臼を手で廻してやるという拘り様でした。そして今回の出会い。二足の草鞋は卒業しましたという伊東さんの言葉には、蕎麦屋の主人の風格が漂っていました。その自信のもとは蕎麦の実を自分で育てること。一寸した事が縁で見事に成功です・・・(写真:この実で作る「古代そば」は一日20食、腹の足しにはなりません不悪とコメント付き。ということで、ここではお見せできませんが、代わりのこの写真のもり、これまた凄い!)

   
         
 
漆掻き職人

岩手県浄法寺町の岩館正二さんとの出会いは衝撃でした。どうしてかは、すみません、放送でご覧下さい。千年以上の歴史をもつと言う浄法寺塗を支えてきたのがこの地で採れる「うるし」。漆もさることながら、それを掻く職人が居なくなることを懸念した岩館さん、技術保存会を作って後進を育てています。そして、岩館さん自身の後継ぎも、長男が漆掻き、次男が塗師とここでも「日本」は元気でした。(写真:次男の隆さんの工房で。)
   
         
 
黄八丈

400年の伝統を持つ八丈島の織物は六代目山下八百子がお元気で守っていました。少なくなっていた織り手が10年後の今回の出会いでは、長女の芙美子さんも加わって、日本各地から集まった織り手志望の若い女性九名の指導にあたっていました。「皆さんがね、いいですねここは、もう続きますね、黄八丈は大丈夫ですねって、おっしゃって下さるんです」という山下さん親娘の明るい顔が素敵でした。そうそう、85歳になった八丈太鼓を打つ元気な奥山さんとの愉快な出会いもありました。(写真:山下さんと・・今回はこういう記念写真が沢山あります。織り手志望の女性の仕事振りは放送を・・・)
 

 
         
 

ということで、記念番組前編はここまでです。一挙に全部公開しようかと思いましたが・・・次週はどんな元気な「日本」が登場するか楽しみして下さい・・・

 

 
         
 
 
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