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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

今回の遠くへ行きたいは、歌手で個性的演技派の役者としても活躍中の佐川満男さんが初登場!!舞台は三重県の伊勢市から津市。山あり川あり海ありの三重県を歩き、気に入った風景に出会うとスケッチブックを開いて描きとめる。若い頃、画家を目指した佐川さん独特の旅には様々な出会いがありました。

 










         
 


日本最初の紙幣「山田羽書(やまだはがき)」

皆さん知っていましたか?日本で最初に紙幣が造られたのはなんと、三重県の伊勢市なんです。江戸時代、日本では関東は金、関西は銀、そして庶民は銅銭と三種類のお金が流通していました。全国から神宮へ、沢山の参拝者が訪れ賑わったお伊勢さんでは、こうした異なった種類のお金を一つにまとめる「山田羽書」という紙幣が造られました。旅の途中、金銀銅どれをとっても持ち歩くのには重くて大変。そうした背景から生まれたのが紙のお金なんです。現在でいうクーポン券または地域通貨の大元なんだそうです。御師と呼ばれる(現在の旅行代理店のような仕事をする)神官が、来年の参拝者のグループの元を訪れ、前もって荷物にならない山田羽書と銅銭などを交換していたとのこと。世界的に見ても3番目に古く、長さ約15センチ幅約2センチの縦長の形をしているこの山田羽書、明治時代に換金された為ほとんど残っていない正に幻の紙幣です。大きな金庫の中から重々しく取り出されたそのお礼!これは見逃せませんよ!!

 




 
 
伊勢河崎 独特の塗料「濡れ鴉(ぬれがらす)」

江戸時代、伊勢の台所と呼ばれる問屋街だった河崎で、"男性が数人で煤を集めている"ちょっぴり変わった光景に出会いました。佐川さんが「なにやってるんですか?」と声を掛けると、この町の土蔵を覆う鎧囲い(板塀)に以前塗られていた塗料「濡れ鴉」を再現する実験の最中とのこと。煤と魚油を混ぜた「濡れ鴉」は、江戸時代、防風防雨また防虫の効果もあった伊勢地方独特の塗料。この人たちは土蔵の町、河崎の繁栄を復元させようと集まった町おこしグループの人たちです。それを今回はじめて再現するという事で、みんなで寄ってたかってああでも無い、こうでも無いと知らず知らずにヒートアップ!人懐っこい佐川さんもいつの間にかメンバーの一員のように!現在に伝える大工さんも居ず、残された文献だけでの挑戦はいかに?
 

 
         
 
津市 唐人踊り

津市の分部町(わけべまち)には、360年の歴史を持つ「唐人踊り」が伝わっていました。唐人踊りとは、江戸時代に朝鮮からはるばる、瀬戸内海から大阪、そして東海道を通って江戸将軍の所へ訪ねて来た300人ほどの外交使節団「朝鮮通信使」の姿を模した踊りの事。大陸風の衣装やお面を身に着けて踊る「歓喜の舞」を見せて頂くと、両手を広げて体をそらせたり、体を捻りながら飛び跳ねたりとその所作は、日本とは違う"異国の踊り"そのもの!子供達に教えていた先生も、全身を使って所作を続ける為、「一度踊るとハァハァ言います」と笑っていました。夕方から夜に掛けて、商店街の道路を使って練習に励む保存会の皆さんたちの支度に混じって佐川さんも衣装を着させて貰いました。練習が始まると、大将の横でしばらく傘持ち役をしていた佐川さんも、華麗に舞う皆さんを見ているうちに、ついつい体が…。雅楽の調べに乗って町を練り歩く唐人踊り保存会の人たちに混じって、慣れないながらも楽しく踊る佐川さんの「歓喜の舞」。もうこれは見なきゃ損!!
 
 
         
 

この他、伊勢独特の郷土料理や、伊勢神宮をはじめ全国の神官たちが神事の時に履く浅沓作りなど伊勢市ならではが盛り沢山!
そんなこんなの佐川満男流、"お伊勢さん"の旅です。

 

 
         
 
 
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