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ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
  みどころ  
 

「拘り、かくもここまで」という感想が思わず口に出た今回の越後平野は燕市からの旅には、拘りに加えて遊び心といったものを感じる職人たちの名語録が揃いました。技だけでなく、その技が生んだ品物の見事さ、美しさをお楽しみ下さい。(写真:米どころでもある今回の旅先では、もう黄色に色づいた稲の波を見ることが出来ました。)

 









         
 


大工道具移動販売車

商店街を走るというか外れに停まっている青いマイクロバス。ごく普通のマイクロバスなんですが、ドアーを開けるとこれがびっくり、写真でご覧のような大工道具がずらり・・・東北、四国、中国地方などまで出掛けていく平出商店。「作る人と使う人の間を道具で結ぶネットワークから色んな道具が生まれるのが楽しい」という平出さんの車には手斧、槍鉋、刃物・・・見せて頂くだけでも楽しい。(写真:まるで大工道具の博物館の抽斗)

 




 
 
鉋台職人

栗山昇さん70歳、鉋の刃がはまっている木の台がありますよね、あの台を作り続けて57年。実に様々な種類を作っています。家具や額縁の角を丸く削る、障子の桟を組む溝を削る、凸凹になった敷居を削る・・・色々な形に削る為のカンナの台ですから実に色々な工夫がされています。私たちが普通と思っているカンナの台ですが、これがどうも普通じゃないらしいのです・・・(写真上:色んな物を削る色んなカンナの数々です。    写真下4:色んなカンナの台を仕上げるための色んな鑿と鉋が夫々100本あろうかです。)
 





 
         
 
煙管職人

野島厚次さん91歳、雁首、吸い口、羅宇と全部一人で作り煙管を仕上げるという日本ではもう、たった一人の職人さんということです。「やっぱり、仕事一途ですよ、仕事が楽しい」と91歳。人の仕事見て、本で見て、何でこんな風にできるの・・・と研究して編み出した「切り嵌め」という技法で作られた野島さんの煙管はもう、美術品であります。「これだけ綺麗だと、喫わない人でも欲しいというでしょうね」「いますよ、喫わなくても譲りますよ、物が残りますもんね」(写真:思わず手にとって見たくなる作品の数々です。)
 
 
         
 
ささら造り

五箇山の民謡こきりこに使われる「ささら」を作っている工房で、「なんでここでこんなものを?」に出会いました。弦楽器に無くてはならないものです。これは例によって放送で。ところで、今若者の間で人気の「よさこい」ご存知ですよね、土佐のよさこいが元になって、日本の民謡が何だか「よさこい」風にアレンジされてあちこちでおお流行り。こきりこもよさこい風になっていました! (写真:「ささら」です)
   
         
 
加茂桐箪笥

加茂市は桐箪笥の町、最盛期には200軒を超す工場があったそうですが、今でも38軒の箪笥製作所があって、全国の7割を生産しています。200年の伝統を誇る技術が健在と云うところでしょうか、伝統的な商品に加えて、若い人にも桐の箪笥を使ってもらうべく現代のインテリア感覚のものを作り、新しい伝統を・・という若い職人さんが元気です。(写真上:桐のことを知ってもらおうと始めたオーナー制度の記念植樹の林  写真下:工房には若い職人さんの姿も目立ちます。)
 
 
         
 
カラクリ木工作家

神田修さん。人から頼まれたものを作るのはあんまり・・・、同じものを二つ作るのはあんまり・・・という神田さんの工房には一点物のカラクリ細工が並びます。競争するバッタ、羽ばたくフクロウ、くじらオルゴールそしてゴム鉄砲の連発銃。これが凄い!どんなに凄いかは放送を見て頂くのが一番。皆に楽しんでもらおうとHPで設計図を公開していますから、来週のお得情報へどうぞ。(写真上:キジラにキカンボウ 写真下:これが連発銃)
 
 
         
 
アート&クラフト

という看板を掲げる手塚さんの工房。中に入るとさけ、やまめ、ます、いわな、かじきまぐろ・・・今にも泳ぎそうな魚がいっぱい。木彫り、焼き物そして合成樹脂で作られた魚たちです。「魚を見たらキレイというのが魚を知る人の気持ち。命の輝き、釣りをする人には勿論のこと、釣りに関心の無い人にもこの生命の神秘性を感じて欲しい」という神田さんの作品をお楽しみに。そして、神田さんのもう一つの手仕事は竹製のフライフィッシング用の釣り竿です。6本の竹を束ねて作られた竿に見事さも放送でご覧下さい。そして、そして渡辺さん、手塚さんの指導でこの竿を使ってフライフィッシングに挑戦です。釣果や如何に・・・(写真上:質感といい、色といい見事です。  写真中:竹でなければ・・という拘りの竿が出来あがります。   写真下:初めてのフライフィッシングです)
   
         
 
「こうでありたい、こうやれば出来るはずだ」という拘りをとことん持って自分の世界に打ち込む人々の、そんなこんなの仕事振りを堪能させて頂きました。渡辺さんが良く口にする「旅の奥行き」に、少し入り込めた気がする越後の旅とはなりました。
     
         
 
 
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