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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

イラストレーター本山賢司さんの今回の旅は"びわ湖ヨシ紙"と書かれたスケッチブックを片手に、里山の風景が心地よい琵琶湖畔の南を歩きました。開発が進んで周辺の自然環境は随分と変わっているとのことですが、旅人には思いがけない出会いがありました。(写真:スケッチブックはどんどん埋まっていきます。)

 









         
 


ヨシのある風景

葦(アシ)と言わずにヨシ。アシは悪しヨシは善しに通じるから、「ヨシ」なんでしょうか・・・琵琶湖のヨシは昔からすだれなどに使われて来ましたが、最近では紙の原料にもなっているそうで、お供のスケッチブックも友人が「琵琶湖に行くならこれじゃないの」といって呉れた物。
 ・琵琶湖の風景を描き続けて30年というペルー生まれの画家ブライアンさんに、琵琶湖の色々なお話を教えてもらいました。ヨシが開発でどんどんなくなっていること、水をきれいにするヨシの働き、ヨシがどうして汚水浄化に役立っているのか・・・
 ・友人の琵琶湖博物館の研究員に見せて頂いたヨシの水中の状態は"もう、びっくりです"
 ・ブライアンさんの画、水中のヨシ、放送をお楽しみにご覧下さい。

(写真:昔はもっとこういうヨシの風景があったんだそうです。)

 




 
 
オオスズメバチの巣

オオスズメバチの巣:をとってはちの子を蛋白源として食べる習慣があったそうで、今も秋になると巣を取ることをしている仲間たちがいました。お目にかかったのは、仲良し五人組、休みの日に集まってのハチの巣とり。何が楽しみって巣からとったハチの子を食べること「この美味さを味わえるのは取ったもんだけやね」この日は三ヶ所でとれました。いつもはオオスズメバチの習慣を利用して、ハチを追いかけて巣を見つける(これがともかく楽しいのです、その模様は例によって見て頂くしかありません)のですが、人家に造られた巣の駆除を頼まれることも多くて、休みの日は大忙し、という皆さんです。(写真上:写真中央竹竿の先に付けた鶏肉でハチを誘います。 写真下:収獲の一部です。ハチの子の料理法は煮付け、しゃぶしゃぶ、グラタン・・・)
 




 
         
 
かわらミュージアム

近江八幡の昔ながらの町並みを一段と綺麗に見せているのが、八幡瓦と呼ばれる江戸時代から続く独特の瓦。琵琶湖から取れる粘土層の土があったので、瓦産業が発達したそうで、その発達振りが、瓦工場を利用したかわらミュージアムで見ることが出来ます。瓦の数々もさる事ながら、館長の菊地さんが作ったものが面白いのです。琵琶湖の恵みで作った音の出るもの二つ。放送では琵琶湖がくれたと言って良いでしょうか、菊地さんが作った楽器の音色と共に水郷巡りをお楽しみに。

(写真上1:木琴ならぬ瓦琴 写真上2:ヨシ笛です)

(写真中:・近江商人が競って屋根に掲げた縁起物の瓦の数々、など瓦のあれこれが見られます。)

(写真下2枚:保存と水路が楽しめる近江八幡です。)

 




 
         
 
沖島


およそ五百人が住む琵琶湖にある島です。湖の島で人が住んでいるというのは、世界的にも珍しいんだそうです。
・沖島は殆どの人が漁業に従事するという島でもあります。早速角田さんご夫妻の船に乗せて戴いて、この時期がシーズンと言うゴリ漁に出かけました。底引き網で、まるで海の漁。琵琶湖の広さを実感しました。
・名物のフナ鮨は各家庭で作っていて、夫々の家の味が自慢と言うことです。一年もの二年ものと、フナ鮨が自慢の民宿で戴いたフナ鮨は「ともかく、うまかったな〜」と本山さん。
・生徒五人の島の小学校の運動会に参加しました。小学生は五人ですから、この日は島の人が皆で参加、大いに楽しむ大運動会です。プログラムには何故か綱引きが多いのです。婦人会、自治会、青年団・・・どうしてこんなに綱引きが沢山なのかは、「漁業と関係があります」とでも言っておきましょうか。

(写真上:三日も島を離れたらもう帰りとうて、帰りとうて・・と島暮らしを楽しむ角田さん夫妻。 写真下:船着場の向こうに見えるのが島の小学校です)
 
 
         
 
ヨシのある風景から、島の暮らしまで、里山の残る琵琶湖周辺とは聞いていましたが、旅人にとってはこんなにも自然が豊かで、それを楽しんでいる人々との出会いがとても意外でした。随分開発で貴重な自然が壊されているそうですが、是非これ以上は変わって欲しくないと思ったそんなこんなの琵琶湖の旅ではありました。
     
         
 
 
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