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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

もうお正月の準備が始まっているところがあります・・・何処って?
そうです、縁起物の手仕事の方々は今が大いそがし。今回選んだ縁起ものは、「丸亀のうちわ」。丸亀から讃岐富士と瀬戸大橋をお供に瀬戸内海の島を気になるものを訪ねて行ったら、こんな迷い道、曲がり道とはなりました。(写真:讃岐富士とはよくぞいったもの、何処から見ても「富士」です。)

 









         
 


丸亀うちわ

真竹で骨を作り、和紙や渋紙を貼ったあのうちわ、江戸時代から丸亀を代表する産業として栄え、今でも全国シェア90%、7000万本の生産を誇っているそうです。仕事は全て分業で、大きく分けると骨を作る職人、紙を貼る職人、絵付けをする職人だそうですが、細かく分けると47種類もあるといいます。
 あの細かい骨を作るのに欠かせない道具が凄いです。理屈を聞いてしまえば納得なんですが「脇」という道具の話し是非お聞き下さい。貼り師さんのお宅では縁起物のうちわ作りで大忙し、東京の高幡不動からの注文品制作中でしたが、何本ぐらい作ると思われますか?・・・それぞれの職人の味わいのあるお話しと共にどうぞ。(写真上:これは来年の夏用です。  写真下:手元の道具にご注目あれ)

 




 
 
月菜汁(つきなじる)

一寸変った名前ですが、これはつぃ最近作られ始めた丸亀の郷土料理です。きっかけは、4年前の市制100年を記念して、さだまさしさんが作った市の歌。この中の歌詞に「月菜汁」とあります。これも歌と共に放送でお確かめ下さい。現在あちこちの料理店で色々工夫中です。(写真上:地元で獲れる物を材料に・・・月に見立てた物は? 写真下:こちらの月は三日月です)
 




 
         
 
青木石

瀬戸内海の島々には石が採取されるところが多いのですが、ここ塩飽(しわく)諸島の広島で取れる石は青木石と呼ばれる花崗岩(御影石)で、豊臣秀吉の大阪城築城の時にも使われたと言う古い歴史を持っています。現在は墓石の注文が圧倒的に多いそうです。山から取りだしたあの巨大な石を墓石のサイズにするのにどの位かかると思われますか、またまっすぐに切り分ける技術にもご注目下さい。(写真:のみ一本で人の背丈より高い石が真二つ)
 




 
         
 
千歳座


塩飽諸島の中心、本島。塩飽水軍の本拠地だったところで江戸時代には何処の藩にも属さず、島人が治めていた自治領でもありました。千歳座は島の木烏神社に江戸の末期に建てられた「納屋」でありました。本当は廻り舞台もあるれっきとした芝居小屋なんであります。何故に「納屋」なのか、また舞台の仕掛けは・・これも
放送でどうぞ。(写真:物置の様にも見えますが・・・)

   
         
 
笠島地区


見事な屋並です。本島の「重要伝統的建造物群保存地区」です。この長い名称で保存されている家並、町並はあちこちで見られるようになりましたが、こちらのもなかなかです。船を作る技術も持っていた塩飽大工のこだわりの技を見ることが出来ます。家の作りも流石ですが、その土台に施してある技術が思わず「へぇ〜」であります。(写真:細かいところの技も見事な建物群です。)
   
         
 
尾上神社


瀬戸大橋を望む笠島集落の高台にある氏神様。唐破風の細工の見事な本殿、これを作ったのが塩飽補修工業学校の生徒実習の仕事というから驚きです。作ったのは大正5年、中学2年生から高校1年生の生徒たちとのことです。屋根の作り、見事な細工の彫刻等など、塩飽大工の伝統ここにありと言う仕事振りをご覧下さい。(写真:とても10代の子供の仕事には見えませんね。)
   
         
 
山火事後の最初の生命


この夏ここ本島で15日間燃えつづけたと言う大きな山火事がありました。幸い人家には被害はなかったそうですが、この焼跡に早くも新しい生命が誕生していました。写真の植物、そう、ワラビです。植物にとっては焼跡は冬から春と言う事になるのでしょうか、新芽がこの季節に出ているという訳です。その生命力に驚かされました。(写真上:焼け焦げた木からも芽が出そうです。 写真下:した草は一面のワラビです。)
 
 
         
 
夕陽がとても綺麗な瀬戸内の夕暮れが旅の終わりです。「一歩踏み込んで出会った今まで気が付かなかった面白い、面白い世界。これこそが、迷い道の旅の妙味。」という渡辺さんのそんなこんなの色々な事を知った旅でした。(写真:鏡のような海面に映える夕陽は色々な事を想わせてくれます。)
   
         
 
 
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