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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

新幹線「はやて」にはもうお乗りになりましたか?3時間足らずで八戸というのは、本当に早いです。新幹線が盛岡まで通じた時に、みちのくがとても近くなったことを実感しましたが、今回はさらに、です。今回はその「はやて」に乗って近くなった八戸を足場に、北東北の男たちの熱き想いを巡ります。

 









         
 


魚市場


八戸といえば有数の漁業の町、まずは魚市場にお邪魔します。底びき漁専門の第二市場。メヌケ、サメガレイ、オキハモ・・・ほかにも不思議な魚が並びます。そして、市民相手の小売市場は陸奥湊駅前市場。なんと、午前一時からやっているそうで、魚屋さん、料理屋さん、主婦たち・・・一日中にぎやかです。(写真上:なますで食べると美味しいというエイ / 写真下:オキハモ、ハモよりちょっと怖い顔)

 






 
 
鳥瞰図絵師

吉田初三郎というこの画家、鳥瞰図を専らとしていた人で、大正時代から昭和の半ばまで活躍し、後年は八戸の種差海岸の風景をとても気に入って別荘を構えて暮らしました。写真ではちょっと判り難いかもしれませんが、観光案内地図でご覧になったことあるかもしれません。とても分かり易い地図ということで、当時の国鉄の各地方管理局や観光協会や町の観光課などからの注文が多かったそうです。原画を見せて頂きましたが、なかなかの物です。ちょっと面白いいたずらがあったりして・・どうぞ放送でお確かめ下さい。(写真:八戸と各地の鳥瞰図の一部)



 




 
         
 
からくり工房

高橋みのるさんがつくる木を素材にしたからくり細工です。まねきウサギ、イルカ、トンボ、バッタ・・・これはもう見て頂くしかないですね。ところで、同じ木工作家同士、昨年の秋に放送した渡辺さんの新潟の旅で出会ったゴム鉄砲の神田修さんを覚えていらっしゃいますか?お互いに交流しているというお話を聞きました。とてもユニークな作家活動をしているお二人と知り合うのも旅の縁とでも言うのでしょうね。(写真:高橋さんの作品「なみのり」)
   
         
 
えんぶり


毎年2月に行われる八戸の冬のお祭りです。「えんぶり」というのは田んぼの作業で使われる道具に由来する言葉だそうですが、その由来通り五穀豊穣を祈り、人々は春の来るのを待ちます。市内の33の町内会の組が集まって、農作業の一年を象徴する踊りを披露します。季節の合間合間で行われる子供の余興といわれる出し物がなんとも可愛いんです。これも言葉よりも、ともかく見て下さい・・・今年は新幹線の開通で観光客の姿も一段と多かったようです(写真:大人たちのメインイベントの稽古風景です。子供たちの余興は、まぁ見てのお楽しみ)。
   
         
 
炭焼きの町


岩手県軽米町は木炭が名産品。昨今の木炭ブームもあって町にはおよそ100を越える窯があるんだそうです。広葉樹の楢が原料ですが、これだけの窯が殆ど毎日炭を焼くために木を切っていると、山はたちまち禿山になってしまうのではないかと心配ですよね。ところが、どこにも禿山は無いんです。それどころか30年経つと炭に適した材料になるという山があちこちにあるんですね、これが。わざとらしくて申し訳ないのですが「ナラの林の秘密は意外なことだったのです!」山菜なんかもそうですが、山の暮らしの知恵は、採り過ぎず必要なだけを戴き、また来年ちゃんと芽が出るようにという工夫がされています。自然との話し合いの知恵をどうぞご覧下さい・・・(写真上:日本一大きいという「岩手大量窯」 / 写真下:切り株から出ている新しい生命が又山を作ります)
   
         
 


南部細目組子細工

昔から木工の盛んな一戸町の建具指物師の長山さんの編み出した木工細工です。一見、伝統工藝の作品に見えますが、まだ10年という長山さん独自の世界です。ともかく凄い物です。まぁ、見て下さい。これ全て木を組合わせたものです、とだけ申し上げておきます。
(写真:さて、どうなっているのでしょう・・)・

   
         
 


漆掻き

岩手県浄法寺町は昔から日本一ともいわれてきた漆の町です。最近は安い中国からの漆が使われることが多いいんだそうですが、高級な漆器は仕上げ塗りにここの漆は欠かせないんだそうです。普通は梅雨時から秋にかけて、漆掻きはするのですが、冬にもこの仕事をしているという職人さんがいると聞いて訪ねました。漆の木は掻き殺しといって幹を掻いて漆を採ってしまった後は用済みとして切られてしまうのですが、最後まで自然の恵みは戴くという知恵はここにもありました。これもどう云うことかは、申し訳ありません、放送で・・・(写真上:氷の張った池から取り出したものは・・・ / 写真下:日本の職人さんが考案した仕事に合った道具の見事さにも脱帽です。)

 
 
         
  東北というと、この番組に登場するのは大抵元気なおばあちゃんが多いのですが今回の旅で出会ったのは、自分の仕事に熱い想いを懐いた男たちでした。さりげなく自分の仕事を語ってくれた、そんなこんなの男たちの手から生まれてくる物は、寒さを忘れさせてくれる、日本の技、でありました。
 

 
 
 
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