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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

以前この番組で五島列島に行った時に「五島うどん」という特徴あるうどんにご対面した益子さん、うどん好きの面目躍如というところで食べて、聞いて、見てレパートリーが一つ増えたのですが、この時の「うどんを語るにはやはり本場中の本場、讃岐のうどんを極めなければ・・」という願いが今回やっと実現しました。時は春うどんとの出会いを様々に楽しんだり、教えられたりの讃岐路の旅とはなりました。(写真:旅のはじめに春に囲まれてのご挨拶の一枚)

 









         
 


屋島の展望台


高松の町を見下ろす名所屋島にある、弘法大師が夕陽を拝んだという「獅子の霊巖」という展望台では願い事が成就するという瓦投げが名物。皆さんの中にも、素焼きの瓦を滞空時間長く投げると願を懸ける時間が長くなるので縁起が良いという名所で経験された方がいらっしゃいますよね。(写真上:天気の良い日には鏡のような瀬戸内の海の夕陽が見事です / 写真下:素焼きですから雨が降れば土に戻るという自然にやさしい願懸けです。)


 







 
 
いただきさん

と呼ばれるリヤカーの行商が高松の名物。なんだ、また行商のおかあさんか、などと言わずに何故こういう名前で呼ばれるのか放送で見てください。身分の違いはあっても人の心の通いあいは良いもんだという言い伝えの知恵のような気がします。
 




 
         
 
日本一長いアーケード

高松中央商店街の全長2.7キロというこのアーケードの中にはうどんの町ですから、うどんやさんが沢山あるのは勿論です。そして更に目に付くのはうどんに関連する商品を扱うお店の数々です。乾物屋さんにはうどんの味に欠かせないダシの材料が実に沢山売られています。そして調理道具の並ぶ荒物屋さんにはうどんを打つ道具がまず目に付きます。のし板、麺棒、包丁・・乾物もそうですが、「仕事さんも素人も」買って行くとのことですから、うどんが如何に生活の一部になっているのかが分かる気がしませんか?(写真上:煮干だってこんなに種類が・・100g180円〜500円迄あります。 / 写真下:これらの道具の素材も値段も色々です。使う人のこだわりがうかがえます。)



 
 
         
 
滝宮天満宮

ご存知菅原道真をまつるお宮で、伺った時は丁度4月に行われるうそかえ神事に授けられる「うそ」の制作の真っ最中だったのですが、ここも実はうどんに関係があるのです。このお宮は綾南町という所にあるのですが、この綾南町はうどん発祥の地といわれているのです。龍燈院というお寺を開いた智泉大徳というお坊さんがおじで師の弘法大師からうどんの元といわれるものを教えられ、両親に振舞ったのが最初ということなんだそうです。ですからこの町の人々のうどんへの情熱は大変なものです。 (写真上:お宮によって少しづつお顔が違うような気がしませんか? / 写真下:うそ作りに忙しい皆さんですが、作る人も神事の当日並ばないと買えないということです。)



 
 
         
 
打ちこみうどん

綾南町の各家庭で作られているうどん料理ですが、打ち方、材料に使う季節ごとの野菜の使い方など、それぞれ家庭の味があるようです。ここでは足踏み、ゆがき方がキーワード、と申し上げておきましょうか。(写真:「冬は根菜類が体に良いのよ」という美味しくて身体に良い打ちこみうどんです。)



   
         
 
讃岐のうどんは讃岐の小麦で

という永年の讃岐の人々の願いが通じて3年前にやっと実現した小麦がその名も「さぬきの夢2000」です。以前讃岐平野では香り良い小麦が栽培されていました。それが自給率が急激に減っていつの頃からか輸入に頼ることになっていました。その中ではオーストラリアが日本のうどんに合うようにと改良を重ねASWという品種を作り、これが讃岐うどんには最適ということで使われていました。でも昔のように香りのある小麦が何とか作れないかと、香川県農業試験場で9年かかってついに実現しました。まだまだ試験段階ですからいつでも食べられる訳ではないのですが、「塩もある、醤油もある、だしのいりこもある、後は肝心の小麦がこの香川で出来るようになれば、これぞ誠の讃岐うどんの完成です」という永年の夢が叶う灯りが見えたということです。貴重なさぬきの夢2000がどんなものかはどうぞ放送でお確かめ下さい。(写真上:試験場の畑です。出来た小麦がうどんに適しているかどうかを見るために毎日うどんを打ち、食べるということを重ねたうどんの日々は今でこそ笑って話せますが・・という苦労話はもっとご紹介したかったのですが・・・ / 写真中:さぬきの夢2000が食べられるのは、未だこののぼりの立っている時だけです。 / 写真下:右が香川の夢2000、左がオーストラリアのASWです)



 

 
         
  うどん好きならではの益子さんのうどん尽くしの旅になりましたが、その向こうにはうどん文化を育てた風土、讃岐の人々の生活の中でのそんなこんなのうどんへのこだわりの片鱗を見せて頂いたような気がしました。
 

 
 
 
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