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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

今回の旅は自然がいっぱいの旅です。花のフェスティバルの宮崎から照葉樹林の綾町で思いっきり深呼吸をしました。綾町は自然生態系農業でも知られた町で、山村さん、実は5年前から畑と田んぼを始めた新米農民で、自然農法にもおおいに関心有りで、教えて欲しいという目的もありの旅であります。そして、自然が身の回りに豊富にあることがどんなにか幸せな事かを知る旅にもなりました。(写真:照葉樹林の山に架かる照葉大吊橋。高さ・・・メートル、長さ・・・メートル、高所恐怖症でなくても一寸スリリングな吊橋です。)

 









         
 


フラワーフェスタ2003


宮崎県が毎年開いている花のフェスティバルです。今年は36回目、宮崎市郊外巨人軍のキャンプ地で知られる青島にあるこどものくにに今年作られたお花畑は80種、百万本、花の絨毯が色鮮やかです。花の女王から説明を聞いたり、花の種を戴いたり・・・近くの砂浜での磯遊びを楽しんだりと、しばし童心に帰りました。(写真:原色の花の絨毯の向こうは日南海岸。6月1日まで開催中です。市内からここまで看板の無い、街路樹がフェニックスというドライブウエイも気持ち良いですよ。)

 







 
 
手づくりほんものセンター

という名のマーケットです。採れたての大根、人参、レタス、ほうれん草・・・元気なだけでなくともかく安い!野菜がずらりと並んでいます。自然生態系農法で作られたこれらの野菜が美味しいことは勿論ですが、売っているスタッフがご自分も農業をやっているのでしょうか、作物をほんとに愛してるという雰囲気と知識の豊富さに驚かされます。どうしてこんなにも新鮮な野菜が並ぶのか、綾町の農業の秘密は放送でご覧下さい。(写真:実は小生このロケに同行し、野菜の香り、鮮やかな色、安さに買いまくりました。曲がったとげのあるキュウリは一週間たってもパリパリ、キュウリの香りいっぱいでありました。)
 




 
         
 
薬膳料理

「綾のこの気候風土の中で、この風土に合った、昔から食べていたものをもう一度見直しましょう」という事で、綾で採れるものを使っての料理を出すお店を営む郷田さんとしばしの自然談義。40年以上前に町長だった父親が町の人に提唱した自然とか環境とかを守ること、そこにある命を大切にする自然生態系農業のこと、照葉樹林を守ったお話など、ほんものは凄い!を実感であります。(写真:「オーガニックごうだ」の今日のフルコース、手に入る材料にあわせて郷田さん工夫の料理が並びます。)


   
         
 
おじいさんの畑と果樹園を継いだ長男

の壮(たける)さんの果樹園、自然に携わる仕事がしたくてそれはイコール農業かなと、大学を中退し本格的に農業を始めて未だ3年。 今日、畑に五種類の野菜の種まきをしたというこの青年の爽やかなお話と表情を見ていると彼の手から生まれる作物の元気な様子や美味しさが思わず想像出来るような気がしました。(写真上:おじいさんの代から40年農薬を使っていないという樹に出来た文旦の甘いこと!  写真下:郷田さんは月に一回体にいい食事、伝統料理の勉強会を開いています。この日は食べられる野草を摘んで料理をしました。健康な土さえあれば、そこに生えているもので食べられるものがなんと多いことか!皆さんも身の回りの食べられる野草を探してみては如何でしょうか。)
 
 
         
 
木工芸

森に囲まれた町ということで、木工芸も盛んです。いろいろな樹木の特性や肌合いを生かして作られた品々が並ぶショウルームがさながら樹木図鑑のような児玉さんの工房です。素敵な茶筒があったので、これを買いたいと申しましたら、「ここにあるのは3〜5年前に注文を受けた人のもの」製品して良い状態に乾燥した木を形にして、一年目、二年目、三年目・・・五年と生きている木が落ち着いたところでやっと製品として完成させるという児玉さん。「五年、十年はたいしたこと無いですよ、何百年もかかって育った木なんですから」の言葉に、唯ただ「う〜む・・・」の一同でした。まぁ、その見事さをご覧下さい。そして聞いてください。(写真:三年目の棚です。  写真:860種類という、いろいろな木の製品が並ぶショウルームです。)


 
 
         
 
あくまき

九州地方で昔から保存食としてされてきたお餅状のものです。あいまいな言い方で申し訳ありません。出来上がりは確かにお餅のようでもあるのですが、もち米を搗くわけじゃないし・・・その名の通り樫とか椎とか照葉樹の木灰から取った灰汁(あく)を使って、作られるものなのです。まぁ、これも見て頂くしかありません。(写真:これまた、自然の味です。)



   
         
 
手紬染織工房

という名の通り昔ながらに自然素材を使い、染める織るを全て手仕事で仕上げるという拘りの工房です。生糸は桑を栽培して蚕を育てて糸を紡ぎ、染料は野山に生える木や草といった具合です。これも自然に囲まれて暮らす環境のせいかなと思いました。(写真上:こんな糸で織った着物はさぞや気持ち良い着心地でしょうね。 写真下:三石甕に入った藍、照葉樹の灰汁で発酵させているんだそうですが、他にも飲ませたり、食べさせたり・・・と手をかけます。その答えは・・・例によって。


 
 
         
  これまでの私の文章でどれだけ自然の大切さ、素晴らしさを感じて頂けたか分かりませんが、この町へは一度行ってみようという気分は放送を見ていただければと思います。人も自然もあんなこんなの色んなことを教えてくれた町でした。この写真の照葉樹の森は今、町の人々だけでなく日本全国からの応援を得て、世界遺産への登録を運動中です。いつまでも、この自然豊かな町が元気であり続けて欲しいと思います。(写真:思わず、木と会話をしたくなるのでありました。)


 

 
 
 
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