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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

沖縄には「200回までは数えたけれど、後は分からない・・・」渡航許可書、米ドルの時代から通っているという永六輔さんの旅です。そういう永さんが歩くわけですから、普通の観光で行く沖縄とは一味違います。普段着の沖縄とでもいいましょうか、観光客の人たちにも知って欲しいという場所やメッセージを見たり、聞いたり、楽しんだりして下さい。(写真:「絵葉書にない旅を・・但し絵葉書を書くことは大好きです」と旅の始まりです。)

 









         
 


町を歩きます


那覇空港から首里城まで、この8月に開通予定の乗客専用のモノレールが試運転中でした(一寸かわいい車両です。画面でご覧下さい)さて、旅暮らしの永さんには旅先で「おかえりなさい」という言葉が掛かることが良くあります。観光客にはお馴染みの牧志公設市場も永さんにとっては「元気?」「お久しぶり」「ご飯食べた?」という会話とつまみ食いを楽しむ所ということになります。(写真:こんな記念写真が沢山撮れました。)

 







 
 
放送局にカメラと共にお邪魔してしまいました。

旅に出たらその土地のラジオを聞いて下さいという永さん、ご承知のように今はどこでも生放送が主体ですからその土地で今話題になっていることを知ることが出来るという次第です。旅先で高速道路の交通情報を聞くと地名からその土地の生活圏を知ることが出来たりして面白い経験をすることがありますよね。で、時間があれば出演するという琉球放送のラジオ番組「民謡で今日拝なびら」の生放送にカメラと共に入ってしまいました。沖縄の言葉の話からイラクのことまで・・・パーソナリティの北島角子さん、上原直彦さん、お邪魔しました。有難う御座いました。
 




 
         
 
福州園

那覇の中心部にある中国式の庭園です。入場無料、中国から技術者が来て沖縄の人と一緒に作ったというお庭です。観光客はあまり来ないようです。ここで、ウチナーグチ、沖縄の言葉を堪能して頂きます。お話下さったのは那覇市文化財審議委員の崎間さん。想像力一杯にしてお聞き下さい。(写真:82歳の崎間さん(中)のお話を上原さん(右)と一緒に楽しみました。)

   
         
 
標準語励行の唄

というのがあったのご存知ですか?昭和11年標準語普及のためという政策によって、沖縄の言葉を使うことを禁じたんですね。歌を聴くととても可笑しいのですが、その時の沖縄の人たちの気持ちはどんなだったんでしょうか。戦争中にはわからない言葉を使うということで、スパイ扱いを受けて日本軍に殺された人もいたそうです。
 
 
         
 
カンカラー三線

沖縄の三味線、三線(さんしん)は楽器というよりは生活必需品というくらい、日常生活と切っても切れない関係にあるのは良く知られたところで、戦争中に避難するにも、お位牌と三線は持ったといいます。収容所の中で米軍が捨てた缶詰の空き缶で作ったのがカンカラー三線。空港などではお土産として売っているそうですが、手に取った時なんでこんなもの?という疑問を持って呉れたらいいと思うのですが・・・(写真:パラシュート、セメントの紙袋、馬の皮などの代用品の三線。こんな所でも平和を考えさせられてしまうのが沖縄なんですね。)



 
 
         
 
CM前のクエスチョンです

沖縄料理に欠かせない豆腐と琉球の型染め、紅型との関係について考えて頂きます。答えはCM後の後半で・・・



     
         
 
コザの町へ

嘉手納基地の見える「安保の見える丘」などに立ち寄りコザの町でお昼を頂きました。沖縄のお店で注文する時には気を付けないと食べ切れないことになるというアドバイスを隣に座ったお客さんから教えて頂きました。どんなえらいことになるかは勿論放送で見て頂くのですが、このお客さんがどうも見覚えのある方だったんです。料理注文のコツと併せてお確かめ下さい。(写真:嘉手納基地が騒がしくなると、観光客ばかりでなくテレビカメラが並ぶ「安保の見える丘」です。)



 
 
         
 
美ら海(ちゅらうみ)水族館

沖縄海洋博のあった本部(もとぶ)にある水族館です。こちらは観光客にも人気のスポット。観光バスの行かない所へ行くと始まった旅ですが、ここは特別、永さんの親戚が沢山集まっているのです。と、いえばもうお分かりですよね、ここは日本一「エイ」の多い水族館なのです。普通の観光客の皆さんの御目当てはジンベイザメなんですけどね。でもマンタをはじめエイの群泳は凄いです。映像で見てこんなに凄いのですから、現場に行ったら一日中でも飽きないかもしれません。永さんの描いたエイも登場します。(写真上:外光を取り入れているので、水槽に日が射してとても、とてもきれいです。 / 写真下:「エイ」と一緒に記念写真、ご機嫌の「永」さんです。)

 
 
         
 
佐喜眞(さきま)美術館

名護の町のメインストリートに立つ大きな大きなガジュマルの樹。その由来は永さんの手話で見て頂くとして、先を急ぎますね。旅のクライマックスは宜野湾市にある、丸木位里、俊夫妻の描いた「沖縄戦の図」が展示されている個人美術館です。広島、長崎と戦争の悲惨さを描き、沖縄で更に戦争への怒りをキャンバスにぶつけた丸木夫妻の伝えようとしたことは実物を見て頂くのがいいのでしょうが、永さんと佐喜眞さんとの会話からも感じて頂けると思います。修学旅行で訪れる生徒も増えているそうですが、真っ青な空、真っ青な海と共にもっと沢山の人に見て、聞いて欲しい美術館です。(写真上:樹齢三百年。遺すために道路迂回させて守りました。 / 写真下:普天間基地に食い込んだ形で建つ「沖縄戦の図」のある美術館です。)

 
 
         
  永さんの、そして通いなれた沖縄への旅ということで、いつもとは雰囲気の違った「遠くへ行きたい」になったかもしれません。沖縄の海を手が染まるほどの青さと称した人がいたそうですが、その青さも以前ほどではなくなった所もあるそうです。変わっていいもの、遺して伝えなければいけないもの、沖縄にはそんなこんなの考えさせてくれたものが沢山あったように思います。皆さんは如何でしょうか?


 

 
 
 
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