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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

どうです、写真の藤木さんの気持ち良さそうな顔。御嶽山をバックに開田高原のワンカット。藤木さんの生まれ育った沖縄は、ご承知のように四方を海に囲まれた海の国。今回は山の暮らしに触れてみたいということで、山の国長野県、3泊4日の山里への旅初めての体験です。名古屋から中央線で向かう木曽福島、木曽川沿いに走る列車からの眺めからして何だか妙な気持ちです、という藤木さんでありました。

 









         
 


「すんき」


という妙な名前の漬物です。宿場町の面影の残る木曽福島の町を歩いて立ち寄った「総合食品タマイ」というお店。まぁ、町のなんでもやさんですね。元気の良いお店のお母さんから見せて頂いたのがこの「すんき」、長野県の味の文化財とおっしゃるこの漬物。乳酸菌発酵の酸っぱくて美味しい、ご飯が何杯も食べられそうです。他にも山で採れた山菜なども並んだお店での会話が弾みました。(写真上:野沢菜の様でもありますが、木曽菜と言うんだそうです。 / 写真中:街道の裏を流れる木曽川。せせらぎの音というのも藤木さんには心地良い様です。 / 写真下:旧中山道沿いに残る家並、冷たく美味しい水もご馳走です。)





 











 
 
木曽馬


開田村は「日本在来馬」「日本和種」と言われる木曽馬の産地でした。戦争そして戦後の農業の機械化等による農耕馬としての需要がなくなったことにより、絶滅の危機に瀕したことがあります。明治の中頃には1万5千頭以上いたといいます。それが昭和50年初頭には僅か20から30頭になってしまいました。そして今村の保存会の活動で140頭までになったそうです。その木曽馬に一般の人にも関心を持って貰うため、木曽馬に触ったり乗ったり出来る「木曽馬の里」でしばし馬と遊びました。(写真上:一寸日本人の体型に似て、胴長短足の木曽馬たちです。 / 写真下:生まれて初めての乗馬、森の中を気持ち良く馬の背に揺られて30分。牧場に戻る頃には「もう一周!」という気分でした。)


 







 
         
 


山下家住宅

開田村の昔の生活ぶりを知る事が出来る「県宝」というタイトルの付いた保存住宅です。関心を引くのは馬を如何に大切にしたかという家の間取りです。家の中の一番日当たりの良い南側にあるのが馬の住む所。労働力として勿論の事、繁殖させて一頭売ると一年分の現金収入になったといいます。厩のそばのカマドも大切な馬のためのものだそうですが何の目的か想像つきますか・・・?(写真上:沖縄にはない家の造りにまたまた感心です。 / 写真下:馬の住まいです。カマドは二人の後にあります。)



 


 
         
 
朴葉めし

開田村の昔からの料理を若い人や観光客に知ってもらおうと、伝統的な家庭料理を教えている中畑さんのお宅で頂いたものです。朴葉に生米を包んで・・・・30分昔から保存食としてきたほうばめしの出来上がりです。さて、その料理法は・・・?写真はお見せしません、想像してみて下さい。

 

 
         
 
自然と暮す・・・

都会から開田村に移り住んで10年というペンションのオーナー井坪さんの手ほどきで、これも生まれて初めての山菜採りと岩魚とりをしました。山の持ち主の許可を取っての山菜採り、取れば幾らでもあるものですが、全部取るのでなく、必要な分だけ頂くという精神で来年のために木の芽や草の根を残すという生活の知恵。自然の恵みを頂いて暮す人のスローライフを見せて頂きました。その日のお客さんのために山に入る井坪さん、近所の人から山菜の先生と呼ばれるほどの知識は農学部で林業を学んだからといいます。10年はあっという間でしたという奥さんが料理する山の味は、とても美味しくてやさしい家族の味でした。(写真上:遅い春の木曽の山は丁度山菜の真っ盛りでした。 /写真2枚目:和風から洋風まで様々な工夫の料理です。これはトマトと山ウドのサラダ。 /写真3枚目:ペンションの前の小川での魚とりです。楽しかったのですが、水の冷たさには参りました。 写真下:でも、思いがけずこんなのが捕れて、ビックリしました。)



 



 
         
 
開田村の吉富君

わずか26歳で農業を志してこの開田村に住むことにしました。開田村は高原野菜、中でも白菜の産地として知られていますが、ここでも高齢化、後継者問題が課題となっています。そこで、村では農業を志す人を研修生として受け入れる就農トレーニングセンターを作り、研修を終えた人に農地を提供して、農業に担い手を増やす試みをしています。吉富君はその一人、農業が好きという爽やかな笑顔と文字通り地に足が付いた夢と計画を語る情熱に脱帽でありました。頑張れ吉富君!と応援したくなりました。(写真:8月にはこの畑に白菜が一杯実ります。)


 
 
         
 
御嶽山の見える村や高原を歩く中で出会ったのは昔ながらの生活というよりは、今を自分の歩幅で、ある時は楽しみながら、ある時は工夫をしながら、色んな山を越えて来た人々の暮らしぶりでした。沖縄人の自然の中での暮しぶりと山の国の暮しぶりとは藤木さんの目には違って見えたのでしょうか、皆さんはどんなメッセージをお感じになるでしょうか。(写真:この線路を走る「遠くへ行きたい」の旅の先にはもっともっと色んなそんなこんなの出会いがありそうです。)
                     
次回は笑福亭松之助さんの元気な隠岐島です、どうぞお楽しみに!

 


 
         
 
 
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