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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

藤田弓子さん、お久しぶり「遠くへ行きたい」の旅です。旅先は旧山陽道。何故ここかと申しますとディレクターの森健一が「こんなに見事に宿場町の面影が残っている旧街道筋は珍しいから、あちこち日本を旅している藤田さんも、きっと面白がるだろうし、昔からの伝承に加えての新しいことを試みている人達も面白いし…」ということでの旅立ちとはなりました。(写真:広島県のJR神辺駅と岡山県の総社駅を結ぶ井原鉄道沿線の幾つかの町でこんな町並みを歩くことが出来ます。)

 










         
 


ヤーコン村


旧山陽道を西から東へ歩く今回の旅、いきなりですが一寸外れて井原町のヤーコン畑。ヤーコン村という幟があちこちに立っていて「何かいなぁ〜」と気になります。このヤーコン知る人ぞ知るの野菜だそうで、ポリフェノール、オリゴ糖、食物繊維一杯、健康野菜の新顔といった所のようです。食べるところは、根なのか、葉なのか、はたまた木の実なのか・・・まぁ写真を見れば分かってしまう訳ですが、では、味の方はどんな具合だと思いますか?「どんなだろなぁ〜」は放送でお確かめ下さい。(写真上3:この通りのおイモであります。一株から何キロ取れると思いますか? 写真下4:料理法も色々ありました。)

 











 
 
子守唄の里

これに続いて高屋という地名が付く長い名前、井原鉄道の長い駅名です。元は井原地方で歌われていた子守唄を聴いた山田耕作さんが採譜をして編曲したという由来の「中国地方の子守唄」の故郷です。山田耕作の前で歌ったという声楽家の上野耐之の遠縁に当たる方にお聞きしたエピソードは歌はこうして生まれる、でありました。(写真上:可愛い電車の長い駅名です。 / 写真下:さすがは本場、全歌詞の刻まれた歌碑です。)



 








 
         
 


矢掛宿

旧宿場町で本陣と脇本陣が残っている所はほんとに珍しくなっているのですが、ここ矢掛はその一つ、本陣石井家ではボランティアの案内でその豪勢さを知ることが出来ます。(写真:庭に続く見事な蔵造りです。)





 
 
         
 
軽部神社

清音(きよね)村という美しい名前の村の軽部神社。垂乳根(たらちね)桜のあるこの神社はその桜に因んで、婦人の乳一切の守り神として人々の信仰を集めています。ですからこの神社に奉納する絵馬は勿論・・をかたどった物。ずらりと並んだ絵馬はメガネのようでもありますが・・まぁご覧下さい。そして傑作は村にあるパン工房で作られているパン。一寸照れくさそうに味見する藤田さんがなにやら可愛いんです。写真をお見せしようかと思いましたが、まぁこれは見てのお楽しみということで。(写真:思わず藤田さんが口にした言葉が「おっぱい、おっぱい、おっぱい・・」)




   
         
 
備中国分寺

総社市の吉備路といわれる辺りの、今風に言えばランドマークとなっている五重塔の眺めをしばしお楽しみ下さい。外からだけでなく、実は塔の内部も見せて頂きました。(写真:田植えの終わったばかりの田んぼ越しだったり、菜の花越しだったりの五重塔は風景写真のベストテン。)




 
 
         
 
備中神楽

いつの頃からかこの地方に伝わるというお神楽、神話の世界にしばし遊びましょう。五重塔などをご案内頂いた横田さんは観光協会の仕事は仮の?姿。経営する民宿が「かぐらや」とお神楽に因んだ名だったり、本職は神楽面の面打ち。代々でなく自分で始めたというユニークな方。そしてその仕事は着実に息子さんに受け継がれていました。(写真上:昔ながらの木彫りの面の流れを見せて頂きました。 / 写真下:誰にでも本格的な面を使いこなせるように工夫したお面です。その仕掛けは、どうぞ画面でお確かめ下さい。)




 
 
         
 
千道(ちみち)

と呼ばれる和紙を切り抜いたもので、神楽を舞うところに飾る御幣と言うのでしょうか、神楽殿の四方に吊り下げられているものですが、これの作り方がまた「どうなってるの?」であります。寄席通いの方は想像が付くかも知れませんね。(写真:これ、実は一筆切り?であります。)



   
         
  所謂知られた観光地ではありませんが、昔の家並みが残っていたり、伝統を守りながら新しいことに挑戦したりという人々と出会った山陽道の旅、一寸出掛けて見たり、体験してみたくなるそんなこんなが楽しめそうな所です。

 

 
         
 
 
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