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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

今回は北上川に沿って、二つの町を歩きます。コンクリートの護岸のない川がこんなにも気持ちの良い風景なのかを改めて感じました。そして、登米町は東北のある新聞社が「東北の小京都」アンケートを採ったところ、第二位に選ばれたそうです。第一位は何処だと思いますか・・・?まぁこれはこの番組をいつも見て頂いている皆さんはお分かりですよね・・・そうです、角館です。登米町の武家屋敷のある通りは角館といい勝負ですよ。放送でお確かめ下さい。(写真:夕景の綺麗な川というのもそんなにありませんよね。)

 










         
 


ストーンアート


石版画という粘板岩を薄く割ったものにアクリル絵の具で画を描くというものです。素材となる粘板岩はこの辺りの屋根の材料として使われているスレートといわれるもので、板状に割ったスレートに筆、エアースプレー、切り絵等の手法を使って風景、動物、滝などを描いています。黒地に色を載せる、割った跡の石肌の凹凸を利用するところがポイントのようで、その秘訣みたいなものは作品と共にお話を聞いてみて下さい。(写真上:黒地の板に絵の具で幻想的な世界が出現していきます。 / 写真下3:作品の一部です。放送に出てくる「瀧」はみものです。)

 












 
 
スレート

登米の室町時代からの名産品である粘板岩、スレート屋根瓦としてこの辺りの屋並を特徴付けています。材料となる粘板岩は露天掘りで行われていて、日本でもここだけだそうです。(写真上:黒い岩が次々と掘りだされます。 /  写真中:見事に次々と薄い板に加工されていきます。屋根瓦の他硯石としても使われています。 / 写真下:明治時代の東京や神戸の西洋建築の屋根にも使われたという登米のスレートです。)
 










 
         
 


アンティーク資料館

明治になっての廃藩置県の時には県庁が置かれていた登米にはその当時の面影を伝える建物が多く残っていて、小京都と言うよりは明治村という雰囲気でもあります。そして土蔵造りの建物も点在していて、土蔵を公開している所もあります。その中の一つ明治時代創業の薬やさんの土蔵には昔懐かしい薬のポスターや薬剤道具、果てはカメラまで様々なアンティークがいっぱい。もっと見て居たいから泊りたいなんていう観光客もいたりするそうです。(写真:貴方も見覚えのある品々がありますか?)





 
 
         
 
松笠風鈴

という一寸変った名前の付いた風鈴。その起源は江戸時代半ば砂鉄から造られる鋳物の風鈴、微妙な出来具合によって音色がそれぞれ違うといいます。これは妙なる風の音色を聞いて頂きたいと思います。(写真:砂鉄から造られる風鈴の音色は「地球の音」という渡辺さんの言葉、肯けます。)





   
         
 
矢羽加工品

北上川を下って津山町、82%が山林という林業の町であります。「もくもくランド」という町の自慢の施設には様々な木工品が展示発売されていますがその中で一寸変っているのが矢羽模様の木工品です。どうやってこのような模様が出来るのか・・・言われてみればなるほどという物です。(写真:角度によって立体的にも見えますよ。)


 
 
         
 
シジミ漁

北上川河口の河北町では、底引き漁という珍しいもの。そして獲れるシジミもやたらにデカイ!のであります。獲れるのはヤマトシジミなのですがその色からベッコウシジミと呼ばれています。当然頂く事になったのですが・・・さてそのお味は?水のきれいな北上川ならではといったところでしょうか。(写真上:中の身がまた美味しそうなホコホコであります。 / 写真下:豊かな川の証明ともいうべきシジミ漁です。)



 

 
         
  サブタイトルに付けた「アート道」の通り、今回の北上川に沿って歩いた旅で出会った様々なアートは作品もさることながらこれを造る人々の情熱にも圧倒されました。川の流れのきれいなこの北上川沿岸にはまだまだ何かがありそうな・・・そんなこんなの期待が膨らむ旅の終わりとなりました。  

 
         
 
 
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