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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

前回4月に北海道えりも岬で木を植える人たちに出会い、自然との戦いというか共存への道の厳しさを知ることになった白井さん、最近は一層自然への関心が強くなっていて、森とか川とかをテーマにした作品も多く、今回もそんな森とか水の話題を探しての旅となりました。で、旅先は水の町の郡上八幡、珍しい森の生態が見られる板取村。長良川に沿って走る長良川鉄道で郡上八幡へ。(写真:市内を流れる吉田川。夏休みになると後に見える新橋から子供たちが飛び込む姿が夏の風物詩となっています。高さ何mだと思いますか・・・12メートルだそうです!)

 










         
 


宗祇水

水の町八幡を代表する水場。町を歩くと毎日の生活に使われているこういう水場があちこちにあります。そして道の脇には小さな水路が流れ、いつも水の音が何処からか聞こえる町はとても涼しげです。(写真:思わず「こんな水場がまわりにあったら良いなぁ」と独り言。

 












 
 
伝承餅

米穀店の庄村さんが考案した物で昔からこう云う名前で呼ばれていたものとは違うんだそうです。昔は唯単に"餅"と呼んでいた雑穀が材料のお餅です。この辺りで食べていたものを次の世代の人達にも伝えていきたいということで付けた名前が伝承餅。材料の雑穀は在来種を自分の畑で育てて、餅にして販売するという一貫生産です。真面目にしかし何処か遊び心で楽しんでいるようにも見える庄村さんのお話には頷くばかりです。(写真上:のれんの「奥美濃在来種雑穀使用」というところに庄村さんの拘りが伝わります。 / 写真下:店内には原料が分かりやすく置かれています。ムギ、モチキ ビ、キビ、タカキビ・・・)
 








 
         
 


古民家工社

これも伝承の拘りです。先人が作って遺した100年、150年前の古い民家を解体してその古材を新しく建てる家に再利用して、昔の建物の雰囲気と技術を次世代のオーナーの人たちに伝えていきたいという三代目の山下さんです。全部を職人さんが作るのでなく、土壁塗りや簡単な木組みは施主に実際にやってもらって、家への愛着を強めてもらおうという試みもなさっています。150年経った梁や柱といった古い材料が次の150年へ・・・日本の伝統ここにあり!ですよね。(写真:磨くとすべすべした肌触り再び・・・)



 

 
         
 
林業体験

を村を訪れた人たちに指導してくれるのは板取村の森林組合のグリーンパイロットと呼ばれる職員の人達。季節に応じて植林体験などもあるのですが、大変なのは木を植えた後、ちゃんと育つ様にする山の手入れ、下草刈りです。この季節はあっという間に雑草が生えて植林した苗が日陰になってしまいます。横浜から転職して来た職員の指導で下草刈りを体験しました。人の手が入らなくなると直ぐに山が山でなくなるというのがよく判った貴重なしかし大変疲れた仕事でした。(写真:1fに約2000本が植林されているそうです。毎日やって一巡りするのはいったい何日?)


   
         
 
株杉の森

日本でもここ板取村だけという株杉の群生地です。新潟とか日本海側に見かける事が多い物だそうですが、こんなに群生しているのは大変珍しいのだそうです。具体的にどう云う物かは、番組を見ていただくと自然の創造したものの不思議さがお分かりになると思います。(写真上:一寸だけのヒントです。 写真下:板取の森に白井さんの歌声が伝わっていきます。)
 


 
         
 
ジャガイモ料理

板取村の伝統的な家庭料理はジャガイモを使ったもの。米の取れなかった地方では雑穀やいもが主食だったりすることが多かったのですが、この村では時には主食にもなったというジャガイモです。民宿のお母さんに作って頂いたジャガイモ料理の数々。材料のイモは無農薬で栽培されたものを自分の畑から収穫して・・・色々に工夫された料理が並びました。(写真上:黒いビニールを被せた畝を掘ると実に簡単に手で掘れました。どうもこのビニールを被せるというのが知恵のようです。 写真下:ジャガイモのお茶漬けです。料理法は実に簡単、レシピを放送でお確かめの上、作ってみては如何でしょうか。)
 




 
         
 
ジャガイモドーナツ

を考案したのは板取村の主婦長屋さん。(余談ですがこの村は殆どが長屋さんです。今回お目にかかったグリーンパイロット、民宿のお母さん皆長屋さんでした)嫁さんが仕事をするなんて、ましてや商売を始めるなんてとんでもないとばかり遠巻きに見ていた村の年寄や男衆をいつのまにか巻き込んで村おこしにも繋がったお店を主宰する主婦5人の代表長屋淳子さんのお話は痛快でもあります。ドーナツのほかにも板取村で採れる材料で作るお菓子やジャムその他の板取ブランドはとても美味しそうですよ。(写真:ジャガイモのシットリ感がなんとも云えぬ口触りだそうです。)
   
         
  生活の中に自然を上手に取り入れて暮らす人々との出会いがとても心地良い旅になりました。昔からの生活の知恵を今の生活に応用したり、次世代へ伝えようという拘りや工夫将にそんなこんなの伝承の心が根付いている町と村への旅でした。郡上八幡では夏の名物、郡上踊りが始まって夏の終わりまで町は更に賑わいを増します。(写真:板取川の清流です。夏休みになると子供たちの歓声が響くのでしょうね。こんなきれいな川の想い出を次の世代に伝えていって欲しいものです。)
 

 
         
 
 
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