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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

早いもので熊八さんのシリーズも9回目になりました。毎回「食」をテーマに、日本各地の食の伝統や食材のバラエティなどが独得の視点で展開されていて、よくある食べ歩きとは一味も二味も異なる旅に仕上がっていると思っています。で、今回の旅先は、北へ延びた東北新幹線八戸駅からJR八戸線、三陸鉄道を乗ったり降りたり・・岩手県北部の三陸海岸、リアス式海岸の風景をお供の食材探しをご一緒にお楽しみ下さい。

 










         
 


五の市

八戸線種市で途中下車、青森県との県境、種市町の名物の市、毎月5日、15日、25日の3回開かれています。地元の産物を地元の生産者の皆さんが持ち寄るこの季節限定といったものが並ぶとても素朴な露天市場です。味見をさせて頂いたり、世間話をしたり・・「ここは東北、旅に来たなぁ〜」の気分でありました。(写真上:どうです、この安さ! 写真下:可愛い魚屋さん、この日の目玉は北洋マス2本千円!)

 













 
 
ウニ漁

種市はウニの水揚げ量県内一、年間300トンものウニだそうです。この町のウニ漁は唯獲るのではなくて、20年以上も前から栽培漁業を行って来たのです。目の前の岸壁から直ぐそばで、水中に潜って獲ってきて、それを皆で剥き身にして出荷、一寸ビックリするウニの山でした。(写真:次々にこの覆面集団によって大粒のウニの山が出来上がります。ところで、剥かれたムラサキウニの殻にも、ご注目下さい!)
 








 
         
 
天然ホヤ

種市の海の幸が続きます。天然ホヤです。南部潜りという昔からの伝統潜水具を付けて潜って獲ります。養殖とは全然違う味のようで、獲れたて新鮮ということもありましょうが、料理人をして「今まで僕が食べていたホヤとは全然違う」と云わしめたものでした。ホヤは独得の風味というか匂いがどうもね、と仰る方どうぞ、放送でその味を想像してみて下さい。
(写真上:天候が悪く生憎ロケでは潜れませんでした・・・ / 写真下:ホヤのフルコース。刺身、焼物、揚げ物・・大抵の物は出来たそうですが、「未だ一つだけ出来ないものがあるので、作ってください」と頼まれた熊八さん、その一つに挑戦、果たして何が・・・)
 

 
         
 
ウミネコパン

宮古の海岸巡り浄土が浜の遊覧船の名物はお客が差し出すウミネコパンに寄って来るウミネコの群。もう、すっかり慣れて、人の手から取ることも感心する上手さです。このパン、もう15年以上前でしょうか試作品の時に取材をしましたが、人も食べようと思えば食べられる・・・という味でした。今は適当な塩味も効いて、熊八料理にも登場します。(写真:人の手から、慣れたもんです。)

   
         
 
イカ徳利

今でこそあちこちで見掛けるようになったものですが、50年ほど前から作っているというお土産やさんで、膨らませる技術の変遷について伺いました。聞いてみれば<コロンブスの卵>皆さんも「なるほどねぇ〜」だと思います。(写真:この手で何かを使って・・・次々と膨らんでいきます。)
   
         
 
山田せんべい

三陸海岸山田町の名物、町の名前が付いているくらいですから、この町ならではのものなんですが、なんとも不思議な食べ物です。材料は黒ごまと米の粉、黒くてふにゃふにゃ・・・これも熊八料理の食材となりました。
 
 
         
 
熊八料理

途中久慈で泊まった漁師さんの民宿で頂いた海のフルコース、メヌケにドンコこの地でしか食べられないという魚も加わって、お世話になった皆さんにこの旅で見つけた食材を使ってのおもてなしです。食卓に並んだ物は:「ホヤまだせんべい」「ドンコ徳利のトマト煮込み」デザートは「ホヤのハチミツ漬けあんかけ」と宿題のホヤのデザートも出来ました。夫々がどんな物かはどうぞ、番組でご賞味下さい。
     
         
 


「美味しいものと美味しいものを一緒にすりゃ絶対美味しいかっていうと、そうはいかない、その辺の加減が難しいのよね…」またも美味しい海の幸を一杯見つけて、腕を振るった熊八さん。地元の人々の食べ物に関するそんなこんなの昔からの知恵に感心しながらしかし料理人としての知恵も加えての三陸海岸レシピは、お世話になった方々に存分に満足していただけた様です。岩手の皆さん、ご馳走様でした。

 

 
         
 
 
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