今回は一寸欲張りな旅とはなりました。鉱物といいますか「石」がともかく好きな宮崎さんということで、この番組でも二度ほど(といっても20年前と10年ほど前ですが)取材した事があるヒスイ探しそれも今回は取って置きの所があるので是非宮崎さんに見せて上げたい、取らせて上げたいと森ディレクターが選んだ秘密の場所と(何故秘密なのかは後ほど・・・)白馬連峰をお供にしての塩の道への旅です。(写真:時期はずれの台風一過の青空、白馬連峰丸見えの旅の始まりです。)
ヒスイ探し 糸魚川市はヒスイの採れる町として知られていて、ご婦人たちに人気のバスツアーなどもありました。糸魚川の海岸では今でも川から流れてきたヒスイが(勿論、原石ですよ)採れるというので、下を向いて砂浜を歩く人の姿が見受けられます。その名も「フォッサマグナミュージアム」の宮島さんとそのものずばり!小滝ヒスイ峡を歩きました。ヒスイ峡の一部は天然記念物に指定されていてゴロゴロとあるヒスイの原石は見るだけ触るだけ、ヒスイのお勉強をしながら研究採取の場所でヒスイ探しをさせて頂きました。ヒスイの色は碧だけでなく白が多いということや青いのがとても珍しいというようなお勉強の後、秘密の場所で青いヒスイの採取にご一緒させて戴きました。とても珍しい色なので、3年後に日本で開かれる国際鉱物連合に集まる世界の学者たちをここに連れて来てあげたいと宮島さん。それまではひ・み・つということでありました。糸魚川市にある「フォッサマグナミュージアム地球博物館」では原石がどんなものであるかなどヒスイは勿論のこと地球の構造など地質のことなども面白く見て勉強も出来ます。原石の知識を仕入れて、出発の時間を少し延ばして、海岸で原石を探してみるのも良いかも知れませんよ。(写真上:ミュージアムの庭に展示してある70トン」の原石です。 / 写真中:これが青いヒスイです。 / 写真下:ヒスイ峡にそそり立つ岩壁はロッククライミングのメッカなのだそうです。)