ワハハ本舗の佐藤さん、テレビでおなじみの方もいらっしゃいますよね。(右の写真をご覧になると、あぁあの人か・・、とお分かりかと思います)初登場の方にはいつもどんなことに興味をお持ちかとか、会いたい人、やってみたいことなどをお聞きするのですが、佐藤さんは「子供に話を聞かせてあげることが好きなので、おじいちゃんやおばあちゃんの話す民話とか御伽噺、昔話を沢山聞いてみたいですね」ということで阿部ディレクターが選んだ場所が会津若松から奥会津の村、昭和村。 番組をご覧頂くと分かるのですが色々な面白いお話を聞く機会があったのですが、ここで問題が生じました。言葉です。お年寄りの話が訛りのある方言なのです。福島県出身の阿部Dはほとんど問題無く、私も30年近くこの番組をやっていて、ある程度の訛りは聞き分けられるようになりました。スタッフとの会議でも旅先の土地の特徴は今や話し言葉ぐらいしかなくて方言を話すお年寄りを何とか探したいと思っていますから、そういうお年寄りに出会うと当然同時録音で場面を作ることになります。 そして今回は色々なタイプの訛りや方言<@訛りのある標準語、A訛りと方言と標準語、B全編訛りと方言>を聞くことが出来ました。民話や御伽噺がテーマですから普通の取材は@,Aタイプでも、お話の方は当然Bであります。Bのシーンには阿部Dも苦労してスーパーインポーズしましたがその他は大丈夫だろうと其の侭にしましたところ若い何人かの関係者が言うには、「リズムで聞いてしまいましたが、話の内容は半分ぐらいかなぁ、分かったのは・・・」と、言うのを聞いて思ったのは旅先の日常会話を皆に判ってもらうのは本当に難しいことなんだな、であります・・・ と来れば、この後、私がお話したいことお判りになりますよね。そうです、最近当たり前のようになっている、人のお話に付くテロップのことです。今やNHKのニュースにすら、ですものね。一言一句文字で出てしまうと、小生などは文字を読むことでその場では判ったような気がしても、その場限りの事で全然印象に残らないということが良くあるのです。 人の話を聞くということは、お話の他にも表情とかニュアンスとか理解して読み取る情報が実は沢山あるのですが画面の文字はその努力をしなくて良いのですから、聞くことを半分ぐらいはしていないに等しい、と思うのであります。もしかしたら、人の話を良く聞かないという最近の風潮はこの事とどうやら無関係ではない様な気がするのですが如何でしょうか。 話し手が使う言葉から想像を膨らませてそのニュアンスを更に広げて理解する、これぞ 日本語の醍醐味じゃないかと思うのです。「蒼天翔ける日輪の 青春の覇気うるわしく 輝く我が名ぞ・・」これを読むのでなく、想像して歌えば更に意気上がって、阪神タイガース今年の日本一は勿論のこと、来年の優勝も間違いないかもしれませんよ。 随分と長いまえがきになりましたが、地方の人の話は判りにくいから、テロップを入れたらという声を最近聞くものですから、それにお答えしつつ、今回もさすがにこれは判りにくいというものにはスーパーをしましたが、後は是非ニュアンスを汲み取ってお話を膨らませて聞いて下さい。 言葉の表現の仕方については皆様のご意見も是非お聞かせ下さい。で、今週はお話の内容を詳しくはお知らせしませんので、以下の項目をご覧頂ければと思います。(写真右:会津若松・鶴ヶ城バックに期待に胸膨らませて・・)
角巻き団子 新潟の笹団子と同じ様なものと言ったらお分かりでしょうか。中味が一寸違いますが、何故<つのまき>と言うかは番組を見て頂くとして、ご主人自らが「このお団子のような顔で営業しています」と言う笑顔がとても素敵でした。(写真:この写真に由来のヒントがあるのですが・・・)