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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

岡山県発行のパンフレットにこんなのがありました。
「岡山県では全国で初めての試みとして、昔からの美しい農村集落、産業で栄えた由緒ある町並み、武家屋敷町、門前町、漁村の佇まいが残る地区を『ふるさと村』として指定し、
地元の人達と一緒になって、それぞれの地域の特性を生かしたふれあいの村づくりを進めて来ました」現在県指定のふるさと村は全部で七ヶ村。今回の旅先はその中の二村、高梁市の”石火矢町ふるさと村”と”成羽町の”吹屋ふるさと村”とそれぞれの周辺。
 前置きが長くなりましたが、ともかくびっくりする美しさで、かつて日本の各地にはこんな風景があったよなぁの町並みです。今風に言えば「・・へぇ」であります(幾つにするかは放送をご覧になって皆さんで決めて下さい)


 











         
 


吹屋小学校


明治42年に建てられたという明治時代の貴重な洋風の学校建築で、現役の木造校舎としては日本最古です。100年オルガン、三間廊下、折上天井、ピカピカに磨かれた木の長い廊下…ご年配の方々にはなんとも懐かしい校舎です。若い方にも日本の建築技術の凄さを知るとても良い機会だと思いますよ。
そしてここで行われているユニークな課外授業が「ふるさと吹屋」をテーマにした木版手刷りのカレンダー作り。来年2004年分で22年目を迎えます。放送をご覧になると分かりますが、町でも人気で、分けて欲しいと言う希望が殺到、児童だけでは手が足りなくなって、親御さんも手伝うようになって、数年前から親子共同製作となりました。( 写真上:校舎の正面です。ひたすら、へぇです。 /  写真中:楽しく製作中の生徒達です。 / 写真下:版画に描かれた町並みを併せてご覧下さい)

 













 
 
吹屋ふるさと村

吉備高原の山間にある町で石州瓦で葺いた屋根、塗り篭めにした壁、ベンガラ塗りの格子の町家の美しさには息を飲むといっても過言でない町並みを作っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。ベンガラの入った紅色の町並みはまるで映画のセットのようです。

 











 
         
 
ベンガラ(弁柄、紅殻)


吹屋の弁柄は銅山の捨石である硫化鉄鉱石から偶然発見されたといいます。酸化第二鉄を主成分とする赤色の顔料で、建築の塗料、陶磁器の釉薬、織物の染料などに使われていました。その赤色は画面で見て頂くのが何よりですが、ベンガラを使った陶芸、ベンガラ染めの工房での作品も合わせてご覧下さい。(写真上:ベンガラ陶芸館では絵付けを体験させて頂きました。窯元の田邉さんの作品、ベンガラを土に塗りこめた鉄色の茶香炉の灯りは何故かホッとします。 / 写真下9:ベンガラを染料に使った引き染め。この川月さんご夫妻の工房では、ご主人が木工、夫人が染物という合作の作品が見事です。)
 









 
         
 
広兼邸


銅山を経営し、ベンガラの原料を製造していた大庄屋のお城のような建物です。屋敷の石垣はお城のそれと同じ手法で作られています。映画ファンの方は写真を見てお気づきかも知れませんね、あの映画の舞台にもなりました。(写真:このようなお城のような石垣の建物があちこちにあるのにも驚かされます。)

   
         
 
頼久寺


城下町高梁市の石火矢町ふるさと村の散歩をしばし楽しんだ後、このお寺の美しいお庭を拝見します。小堀遠州が作った蓬莱式枯山水の庭園です。後ろの山を借景にし、サツキを刈り込んで海に見立てたお庭をしばしご覧下さい。

   
         
 
ねじり菓子


懐かしい形と味のふるさとのお菓子です。農家の生活改善を目標に集まったご婦人のグループが昔からあった子供のお菓子をグループの活動資金の足しにと作ったのですが、これが大好評で物産館や道の駅でのベストセラーになって、各地からの注文に応じるのに大忙しの皆さん。ここでもお菓子作りを体験させて頂きました。(写真:小麦粉にキビ粉、砂糖、卵を混ぜて作る懐かしい味です。)

   
         
 

二つのふるさと村へのアクセスは次週のお得情報でお知らせ致しますので、メモをしておいて是非一度お出かけ下さい。
 初めて出会った人々なのにそんな気がしない。備中路二つのふるさと村への旅、初めてなのになんとなく懐かしいふるさとのような感じのしたそんなこんなのとにもかくにも美しい町並みの散歩。これからも日本の中に残っているこんな町を探して記録して行きたいと思います。
     
         
         
 
 
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