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(c)安野 光雅
  みどころ  
 

森下涼子さん久しぶりの登場です。旅先は春先取りの房総半島、関西地方で言いますと紀伊半島或いは伊勢志摩というところでしょうか。海、お花畑をはじめ醤油のルーツも紀伊半島と房総半島は密接な関係があったり、クジラが姿を見せることでも似ているかもしれません。そんな気候風土の中の名所、名物を堪能します。
 
ところで、ここHPだけの話ですが、この回の放送は1月4日新春なのに、ご覧になると分かるのですが、正月とか初春とか言う新春の季語は出て来ません。と申しますのはこの番組は最初のネット放送に続いて、一週間、二週間、一ヶ月、半年、一年と時期をずらしての放送が全国である為「メーリークリスマス」「明けましておめでとう」等そのものずばりの言葉は出てこないのです。
かと言って季節感を無視しているわけではありません、”あぁ春だな””おやもう冬景色”などの旅先での日本の風景などを取り入れるため割とギリギリのスケジュールでの制作が続いているのです。
 
前置きが長くなりましたが、これをご覧の皆様へ「この一年番組をご覧頂いて有難うございました、今後ともどうぞ宜しくお願い致します、良いお年をお迎え下さい」
時期のずれている地方の方には「明けましておめでとう御座います。本年も番組ともども宜しくご視聴の程お願い申し上げます。 で、本編のご紹介です。(写真:潮騒を聞きながら房総の旅の始まりです。)




 











         
 


仁右衛門島



千葉県房総半島太平洋側いうところの外房の港、太海(ふとみ)の沖合い200メートルに浮かぶ島です。二人の船頭さんの漕ぐ渡し舟で渡ります。
今はアロエ、水仙、菜の花などが咲き、夏は海水浴などで賑わう島ですが、この島を有名にしているのは持主が代々個人と言うことなのです。
現在の島主38代平野仁右衛門さん、先祖伝来のものを維持していく苦労も去る事ながら、そもそもこの島の由来が源頼朝に関する話まで遡るというから相当な歴史です。頼朝に貰った漁業権をつい最近の昭和の初めまで持っていたと言うから驚きです。いろいろなエピソードと共にお楽しみ下さい。(写真:逆光で見難いですが、これが渡し舟です。)


 








 
 
太海フラワーパーク

この季節になると房総半島のあちこちが早春のお花畑見物の人々で賑わいます。
ここ太海のフラワーパークも露地栽培のお花はもちろんの事、熱帯植物園も見逃せません。あちこちに同じようなものがある訳ですから、何か特色をということでこちらでは実の成る熱帯植物の温室が楽しそうです。バナナ、パイナップル、五斂子(これが何かはお楽しみに)・・・都会の子供たちは自然に成っているバナナやパイナップルに驚くそうです。(写真上:花摘みもさせてくれるお馴染みのお花畑です。 / 写真下:バナナが木に成っているの、子供にとっては生で見るのは、テレビなどで見るのと違うと言って珍しがるそうです。)


 
 
         
 
和棉(わわた)農園


日本の綿の在来種を保存し、守り、育てようと棉農園を経営している田畑さんです。田畑さんなどの呼びかけに応じて現在日本に和綿の種を守るネットワークというのがあって、北海道から沖縄まで40人ぐらいの人がその地方地方に合った色々な品種を作っているそうです。希望者には種を配って更にネットワークを広げたいという田畑さんです。
日本の綿がすたれてしまったのは、何と言ってもその価格。外国産との一寸びっくりする値段の違いです。どのくらいかはまぁ、見て下さい。畑で摘んだ後、綿を加工する為の綿繰り器、綿打ち器の一寸びっくりする作業も面白いですよ。ご年配の方には懐かしい仕事だろうと思います。
ところで、この原稿の中でもお気付きかもしれませんが、「棉」と「綿」どちらも「わた」ですがその違いお分かりですか?説明を聞けば成る程です・・・(写真上:綿畑です。最近は花のアレンジなどにも使われているので見る機会があるようですが、若い人には「わた」がそのまま成っているのが驚きのようです。 / 写真下:これが収穫した「わた」です。)
 











 
         
 
鯛の浦(妙の浦)


日蓮上人が誕生した土地ということで、ゆかりの物やお話の数々が伝わっています。




     
         
 
天津小湊鯛尽くし


日蓮が生まれた時に誕生を祝うかのごとく家の前の海に大鯛小鯛が群れをなして現れたといいます。以来この海では鯛はお使いとして大切に保護されて来ました。ですからここは真鯛のサンクチュアリとして国の天然記念物に指定されていて、この浦の鯛は取ることを禁じられています。
今では鯛の群れが見られるというので、遊覧船も運行されています。(写真:写真で水面下を撮るのは難しいんですね。テレビ画面では見えていますから魚の大群を見ることが出来ます。)



   
         
 
誕生寺


日蓮上人誕生の地ということで建立されたお寺です。このお寺も鯛尽くし。お札所の張子も鯛、絵馬の絵柄も鯛、祖師堂の大屋根にも鯛そしてなんと鯛の墓まであります。当然ながら鯛のお葬式もあります。
そしてこの寺の見所は未だあります、祖師堂の大伽藍の鬼瓦。とてつもなく大きいのです。ギネスブックに世界一の鬼瓦として認定されているそうです。
そして町には七軒もの鯛せんべい屋さんがあります。旅館やホテルの料理も当然の事ながらタイのオンパレード、という具合の鯛、鯛、鯛の天津小湊です。(写真1枚目:鬼瓦の大きさ、実物大の垂れ幕を町が作りました。 / 写真2枚目:こちらタイの墓 写真3枚目&4枚目:願満の鯛と鯛せんべい)



 


 
         
  東京の近くながら、一足春が早くやってくる房総半島、良く知られた海の幸や花畑の他に「わた」など思いがけない物にも出会えました。紀伊半島、伊勢志摩などでも同じような一足早い春があることと思います、それもこれも出かけて見ないことには・・・どうぞ皆さんもシャツを一枚脱いでそんなこんなの春を探して見ませんか。
 
どうぞ、2004年も「遠くへ行きたい」をご覧下さいまして、色々な旅のご意見をお寄せ下さい。スタッフ一同お待ちしております。
皆様にとりまして今年が良い年でありますように・・・
     
 
 
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