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(c)安野 光雅
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あけましておめでとうございます。本年も番組ともどもこのHPもよろしくお願い致します。 1月4日放送分は昨年暮にお送りしましたので、これが2004年最初のご案内となります。    

で、このタイトルどこかで見たことあるよな、と思われたでしょうね。昨年盛んに聞こえていた「何にもない佐賀県」というもの、そろそろ下火かなと思って付けたのですが、年末年始何かと聞こえてきたそうで、洒落にならなくて、すみません・・・  旅すればそこには「何かが」あるのですと何時も申し上げているので、其の侭のタイトルになってしまいました。    

で、今回の旅の「何か」は唐津とその周辺で見つけた食べ物あれこれになりました。渡辺文雄さん久しぶりの美味しそうな食べっぷりと薀蓄とはなりました。

 











         
 


唐津焼


絵唐津、三島唐津、斑唐津と唐津焼の特徴と言われる技法や文様の物から、焼きしめというもともと唐津には無かった技法や色々なスタイルに挑戦している中里隆さん、太亀さん親子の工房で唐津焼のお話を伺いました。「焼き物を育てる」使い手の心のお話など日頃なんとなく手にしている焼き物が違って見えてくるのが楽しいひとときでした。

ところで、焼き物のことを皆さんのお住まいの地方では何と総称しますか?「瀬戸物」或いは「唐津物」どちらですか?一般には東日本では「瀬戸物」、西では「唐津物」というそうですが、何処がその境界か調べてみたいものです。そういえば、電流の50ヘルツと60ヘルツ、ウナギの背と腹開き、古典的なところではバカとアホ・・・色々ありますね。

(写真:唐津焼を知る人には一寸気になる焼き締めが並ぶ隆太窯です。)

 








 
 
こだわりの豆腐店

隆太窯の器に合わせてお店を建てたという川島さんのお店です。ご自慢の豆腐作りの拘りようが又凄いのです。出来立ての豆腐を食べてもらいたいと言うわけでお店が開いているのは豆腐を作っている朝と昼だけ、材料にする豆は阿蘇など生産者を指定して、カウンターにその日の使用豆を掲示してあります。そのほかにも豆腐にも旬があるというお話など、隆太窯の器で食べてみたいお店です。(写真:自慢のざる豆腐と豆腐料理の数々です。)
 
 
         
 
曳山


唐津の名物と言えば焼き物と毎年11月に行われる唐津神社の秋の例祭「唐津くんち」そして14の町内ご自慢の曳山と呼ばれる山車の数々。本物は展示会館で一部を見ることは出来ますが今回は一寸変わった曳山をお見せします。どんな物かは・・・どうぞ放送で。(写真:渡辺さんの手元に並んでいるのがそれなんですが・・・)
 


 
         
 
アラ料理

「くんち」の時になくてはならないといわれているのが玄界灘で獲れる「アラ」(くえ)、そして九州場所の開かれているときには、お相撲さんのちゃんこ鍋に欠かせないと言うことで、値段がど〜んと上がるそうで、美味しいアラをゆっくり味わうにはそれが済んでからだそうです。フグより美味いという人もいます。  地元では大体何時でも食べられるそうですが、新鮮さが勝負ですから余所では「アラ入荷しました」のビラが挙がっているときしか食べられないのが残念です。 (写真上:尾びれから内臓まで捨てるところがないというフルコースです。 /写真下:秋から冬にかけて獲れる川がにも珍味です。地元の人は同じ種類と言われる上海がにより美味しいよ、と言います。



 
 
         
 
ひとり占めの入江


唐津のお隣玄海町の港から船で行く入江に住む吉田さん一家三世代。漁師さんですから車代わりの漁船に乗せて頂いての訪問です。目の前の入江で定置網、潜り、貝などの磯物とりなど玄界灘の海の幸が商い。町へ通うのに40分の山道と引き換えに手にしているのが「緩やかな時間」「自然に合わせた生活」「夜満天の星」・・・おじいちゃんから孫まで三世代が力を合わせて営むちょっぴり羨ましいご一家です。(写真:これも玄界灘の海の幸、カミナリの爪という不思議な物です。)



   
         
  何にも無いどころか、焼き物から海の幸まで出会った物(今回は食べ物が中心でしたが)の向こうに見えた作る人、食べる人、拘る人・・・そんなこんなの生活する人々のお話と笑顔がとっておきの美味しさでもあった佐賀県の旅でした。 
     
 
 
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