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(c)安野 光雅
  みどころ  
 


永さんのこの番組での旅はいつも、永さんが永年にわたって日本の各地を歩いて、見たり、聞いたり、知り合ったり…という中で積み重ねてきた旅の財産を見せて頂くと言ったらよいでしょうか、信頼関係の深い人々との交流の先に見える日本を毎回の旅の中で楽しませてくれるような気がします。

今回は岩国の錦帯橋、周防大島への大島大橋そして沖家室大橋と橋でつなぐ永さんの旅です。周防大島は永さんにとって師とも言うべき民俗学者宮本常一さんの出身地、宮本さんと交流のあった人や宮本さんの考え方に共鳴している人などと久し振りの再会もありました。至るところで永さんならではの目線で見た面白いことをご一緒にお楽しみ下さい。(写真:「遠くへ行きたい」で20年前に行った時には未だ架かっていなかった大島大橋です。)

 



 










         
 


錦帯橋

岩国市の名所、1673年に架けられた木造5連のアーチがとてもみごとな橋です。現在50年ぶりの架け替え工事の最終段階、桜の季節には完成予定の現場にお邪魔しました。棟梁の海老崎さんの祖父は昭和の架け替えの時の棟梁。永さんは勿論お祖父さんとも出会っていました。ここだけではないのですが、次から次へとお話が弾みますからよ〜く見て聞いて下さいね。
「・材料は国内産の樹齢100年ぐらいのを使って、江戸の昔のように造る。
・ 子供の時から見ているから愛着というか思い入れ一杯、自然の物を大事にせにゃいかんということがしみじみ分かりますね。
・ 単位は全て尺貫法、身体で覚えている単位ですから・・」
 など職人噺の流石!をどうぞ。(写真:ミリでは誤差が分からないと言います。)




 







 
 


お医者さんの嶋元先生


宮本さんの民芸運動の精神を受け継いで、もの造りの人達を様々な形で応援してきた周防大島に住むお医者さん。お客さんをもてなす為のお宅は職人さんがこころいくまで時間をかけて造った木造家屋。個人のお住まいのためにどなたでもが見せて頂くわけにはいきませんが、画面からその職人さんたちの仕事振りをご覧下さい。(写真:表から見える範囲にも日本家屋の色々な技術が・・)

 






 
         
 
観音様二題

「ここには何にもありません。おいしいもの?そんなものはありません。珍しいもの?そんなものありません」とは旅先で良く聞く言葉と永さんは言います。しかし地元では当たり前のことと思っているからそう言うのであって、旅人の目にはへぇ〜というものがあるもんなんです。好奇心さえあれば…
久賀町には平安時代に作られたという石風呂があり、その上に観音様が二つ。「嫁い   らず観音」と「ぼけ封じ観音」何故嫁いらずなのか?は放送でどうぞ。

最近の放送ではコマーシャルの前に後半の話題のつなぎを一寸だけお見せすることをやっていますが、永さんと土橋ディレクターが前回の沖縄の旅で仕掛けた謎なぞ…今回も謎解きで次の話題へつながります。(写真:「下の世話」にならないという願いが叶う「嫁いらず観音」です。)




   
         
 
日本ハワイ移民資料館

明治18年、ハワイからカメハメハ大王が来日しその要請で移民を出すことになった日本政府、「官約移民」という形で大島郡から4千人もの人がハワイへ渡ったそうです。そこで成功した人々が島に帰って来てアメリカ文化を伝えた名残が今も所々に…
ついカタコトの英語が口から出るお年寄りたち、その人達が持ち帰った文明の品々 が残されています。(写真:こんな品々を使ったお年寄りたちは「カークラシュで怪我したとか、ストマックの調子が良くない」とかの会話を交わすそうです。)
   
         
 
周防大島文化交流センター

宮本常一さんは永さんによれば、日本列島の白地図を赤インクで押していったら、その地図が真っ赤になるくらい良く歩いたそうです。その歩き続ける中で宮本さんが写した10万点を超える写真をはじめ、宮本さんが常々言い続けた、「生活用具を集めること」に従って集められた日常生活用具の数々が展示される資料館がこの5月に開館します。ただ今準備中の文化センターでほんの一部を見せて頂きました。
佐渡島や沖縄にもそんな流れの中で生まれた資料館があり、並んでいるだけで昔の(しかしそんな前ではない)生活を語ってくれるそんな資料館で、日本を知ることが出来ます。(写真:特殊なものでなく、それこそ日常を撮りためた10万点の写真は一昔前の日本を伝えてくれます。)
   
         
 
沖家室(おきかむろ)島

沖家室大橋を渡って島のたった一つのお寺泊清寺、良く旅先で永さんはお話の会をするのですが、ここで20年ぶりの会をしました。そんなお話の模様は放送で見て頂くとして、皆さんとの交流ぶりは、宮本先生プラス永六輔の長い歴史という感じでもあります。 (写真:沖家室大橋のたもとには、宮本さんらしい一言を記した石碑があります。)
   
         
 
日本一小さい水族館

という「なぎさ水族館」今回の旅の中で永さんが楽しみにしていた場所です。最近の水族館には魚を触われる「タッチングプール」というのがあるそうです.。ここにもあるのですが、そこに泳ぐものが???  恐々しかし子供のような永さんと共にお楽しみ下さい。(写真:手にしているのは???)
   
         
 

旅の最後に島のリゾートホテル(これが南国ムード一杯の楽しそうなホテルです)で温水プールでも読めるという本を手に、種田山頭火の一句、これまた永さんらしい旅の終り。永六輔ワールドそんなこんなの「瀬戸の橋わたし」です。

     
 
 
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