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(c)安野 光雅
  みどころ  
 


最近の梅干の世界ってどんな風になっているかご存知ですか?一粒づつパックされ何百円という値段が付いていたり、減塩は勿論の事、甘い梅干というのもありますよね。これも「南高梅」という「粒が大きく、果肉が柔らかく、皮が薄く、タネが小さい」と製品にするのに条件が揃った梅が開発された事に拠るんだそうです。
今回の旅先はその「南高梅」のふるさと紀州和歌山、和歌山といえば最近ちょっとしたブームになっている「備長炭」のふるさとという具合に、昔から私たちの身のまわりにあったものが、その地元ではどんなことになっているのか、「なるほど!」というお話もありました。

 



 










         
 


「南高梅」

和歌山県南部川村、豊かな土地に恵まれなかったこの地方で江戸時代から始まった梅の栽培。初めは花梅、観賞用の花の為のものでしたが、実がなるのを利用できないかと始めたのがこの梅の産業なんだそうです。 そしてこの「南高梅」の元は南部川村の農家高田さんの庭に突然変異で出来た梅なんだそうです。ひょんなことからと良くいいますが、ホントに偶然がこのブームの元だったんですね。
この梅は自分では受粉出来ず、ミツバチを使っている事、実のなる梅の花は遅く咲く事(取材時期も少し早かったのですが、確かに花はちらほらでした)など興味あるお話もありました。(写真上:勿論「南高梅」誕生の碑もあります。 / 写真下:製品のホンの一部です。最近の売れ筋は蜂蜜加工の物だそうです。如何に売れる新製品を開発するか、毎日が研究の日々だそうです。)





 








 
 


備長炭


ご年配の方は良くご存知だと思いますが、炭には硬く火持ちの良い「白炭」と柔らかい「黒炭」があって備長炭はこの白炭。紀州に多いウバメガシが原料。この語源も人の名で、備中屋長エ門という人が焼き方を考えたからなんだそうです。 昔は農家の冬の仕事でしたが、今はほとんど毎日焼かれていて、窯から出すと直に次の原木を中が未だ熱いうちに入れて焼くという連続作業なのです。焼ける間の3,4日はお休みかと思いましたら、この間は山に入って材料の木の切り出しという忙しさです。(写真上:硬くて澄んだ音が出るので炭琴なんていうのもあります。 / 写真下:窯から引き出して直に灰をかけておくと白炭が出来上がります。)

 






 
         
 
堅田遺跡

御坊市にある弥生時代前期(約2200年前)の遺跡です。ここから5年前に発掘されたのが青銅器のヤリガンナの鋳型。こんな風に書きますと「あぁ、そう」なんですが、考古学に興味をお持ちの方は「なに?弥生前期に青銅器?」ということになるはずですね。実は、日本の青銅器文化は弥生中期しかも場所は九州ということになっていたんだそうです。ですから、この時は大発見!ということでニュースにも取り上げられたそうです。
ところで、遺跡のニュースって何故か突然発掘されて、いつの間にか消えてしまうと思いませんか?つい先日も天武天皇の居住地ではないかというのが見つかったニュースが流れましたが、なんか突然でしたよね・・・と書きましたが、すみません時間の関係もあってこの旅でその疑問は究明した訳ではありません。今度奈良にでも行きましたら解明してみましょう。(写真上:何でもない石に見えるのですが、これが鋳型の一部です。 / 写真中・下:こんな土器や木製の壷も発掘されています。)





 


 
         
 
紀州の珍味二題

まず、塩サバのなれ寿司。紀州のお寿司と言うとめはり寿司、サンマ押し寿司ですがこれは一週間から一ヶ月塩漬けにしたもので昔からこの地方に伝わっていた祭り寿司なんだそうです。お味の方は・・・画面で渡辺さんの表情から味わって頂きましょうか。
そして次は「クエ」料理。ハタ科の巨大魚クエ。特に冬の味として関西地方では日高町を中心に紀州のクエ料理は知られているんだそうです。30キロクラスで成長するのに30年ぐらいと言いますから貴重な味ですね。観光用でなく伝統あるお祭りとして「クエ祭り」というのもありますから、紀州の人々にとっては冬の定番の味といったところでしょうか。
これだけ大きい魚をどうやってさばくのか、その料理方法にびっくりしました。(写真上:笹のような物で包んでありますが、これも一寸変った葉っぱです。 / 写真中:この図体ですからさばく道具も尋常ではありません。とても良い切れ味の…でさばく様子もなかなかです。 / 写真下::こんなオブジェが町の入口にある『クエ』の町です。)

 


 
         
 

今回の紀州の旅では知ってそうで知らない物、どっこい生きている物などのそんなこんなを見たり聞いたり食べたりということになりました。
そんなこんなの発見や体験を重ねて、4月末には放送1700回を迎えます。只今各地で旅を続けています。懐かしい「あれ」も登場します。どうぞご期待下さい。


     
 
 
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