番組からのお知らせ
番組データ集
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
  みどころ

「最近ちょっと中味を書き過ぎじゃないか」といわれる事もありまして・・・今週は少ししか書きません。

というより今回の旅は見て感じて頂くのが何よりの土地だからであります。客観的な事実の説明はほんの少しで済むのですが、感じた事を交えて書くと、これはスタッフが撮ってきた全てのビデオを見た私の沢山の感想の押し付けになるかもしれませんから・・・。  

前置きが長くなりましたが、今回の旅先は鳥取県の東南部地名読みクイズに出てきそうな「ちず」「わかさ」という二つの町、こういう田舎があったら良いだろうな、一寸行ってみたい田舎という土地です。鶯の鳴き声が何処にいても聞えたり、山を渡る風の音や道の端を流れる水路の水音が心地良かったり・・・。
 
         
 


板井原集落保存会

二十戸ほどの民家が片寄せあっている小さな集落で一年を通じてここで暮している家は六戸ほど、殆んどの家は冬の間は町で過ごし、春になると戻ってきて畑や山の仕事をして暮しています。自分たちが生まれ育ったこの集落を良い形でまもろうという保存会の原田さんとの散歩の間に見えてくる「風景」を見ながら一緒に歩いてみて下さい。


 


道幅が6尺なので「6尺道」という名のメインストリートです。


 
 


野土花(のどか)

板井原でたった一軒の喫茶店ですが、このネーミングがぴったりという皆さんだけでなく旅人にもほっとする憩いの場所です。都会からやって来たという女主人のお話を聞いて見ましょう!これは敢えて写真もお見せしませんので、まぁ見て下さい。

 


 



 
         
 
板井原大根

長さ15センチほどのミニ大根です。「焼畑」で栽培されていて昭和35年ごろ山焼きもされなくなって一度消えてしまって大根です。ふるさとの特産品だった味が有志の努力でつい4年前40年ぶりに甦りました。「板井原ごうこ」です。




 
使われなくなった隧道で何が・・・

 
         
 
杉玉道場

智頭の町を歩くと軒並みといっていいくらい、杉の玉がぶら下がっているのを目にします。造り酒屋さんのシンボルの「酒林」といわれるあの杉玉です。昔から杉の町として栄えてきた智頭の町おこしに、と観光で来た皆さんも作ってみてくださいとこの杉玉道場を始めたそうです。宮崎さんも観光客に交じって杉玉を作りましたが、・・・




 
出来上がった宮崎さんの杉玉、このように丸くするのはどうやるのか・・・これもまぁ見てくださいです。
 
         
 
みたき園

自然を生かした3千坪の敷地の中に萱葺き屋根の民家を中心に8棟の石置き屋根の離れ座敷が点在する山菜料理のお宅です。川があって水車があって、滝が落ちて、鳥の声が鳴きやまず・・・その中で山菜料理を頂く、なんともゼイタクなひと時を過ごします。
 
萱葺き屋根の上に生えた雑草も周りの山と同じように新緑です。

この滝がまた、不思議なものなんです。

 
         
 
石谷家住宅

智頭往来、町を貫く昔の街道、この街道沿いに門を構える石谷家。塩の卸し問屋、山林業を営んできた大庄家。公開されているお宅を拝見するとその豪華さというか規模の大きさというか、広さ、設え調度の立派さに、半端じゃない財力に驚かされます。まぁ、ご覧下さい。
 
障子にしてこの美しいデザイン、職人の仕事の確かさです。





 
         
 
若桜町蔵通り

大店の蔵が文字通りずらりと並ぶ昔の繁栄を偲ばせる蔵通りです。しばしご一緒に散歩をどうぞ。
 
一寸びっくりする蔵が続く道です。

 


 この他にも若桜町の山間にある平家の落人の隠れ里落折集落、平家伝説もさることながら、皆さんの苗字がへぇ・・・なんていうお話を交えながらの隠れ里、田舎暮らしの数々を見ることが出来ました。  

多分「遠くへ行きたい」が始まった頃にはそんなこんなの山里の村や暮しは普通にあったんだと思います。それが「ここはとても良い所だけど、今の自分たちには果たしてこういう土地で暮らしていく知恵や体力があるだろうか」と言ってしまう自分に時の流れを感じる今日この頃であります。でも、またこんな里山というか、隠れ里を探して皆さんと旅してみたいと思います。
 
Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.