周囲の山を綺麗に写す田植えの終わった田んぼです。こんな風景があちこちで見られました。
日曜朝市 毎週日曜日開かれている朝市です。最近何処にでもある朝市ですが、こちらのは自分達で作ったり、採ったりしたものを売るだけというこじんまりとした誠に素朴な町の青空市場です。朝市での人々との会話から大地さんの遠野のイメージが更に広がります。
品物を並べたおじさん、おばさんと楽しいひと時を過ごしました。
観光協会 河童の里、というのがこの町の売りですから、町を歩くとあちこちで「河童」に出会います。池の周りで色々なポーズを取る河童の像、河童を祀った御社、建物の壁でウインクする河童…さて他にどんな物があるのやらと、観光協会のアンテナショップをのぞくと、ありましたね〜「雨河童」は序の口、昔話の本などに混じって昨年からのベストセラーは「河童捕獲許可証」、これはどのくらい売れたと思いますか?
「遠野ふるさと村」 古い茅葺きの民家を移築してその周りに田んぼや畑を作り昔の遠野の集落を再現した、田舎のテーマパークといったところです。
昔の暮しの中の知恵や技、遊びなどを元気なお年寄りたちが教えてくれます。
大地さんもすっかり雰囲気に馴染んで色々な田舎体験をしました。「日本人はやっぱ米ですよ」お米大好きの農業を継ぐという元気な地元の女子高校生と一緒に田植え体験。楽しみにしていた語り部の昔話も聞きました。地元訛りのお話しですから、少々聞き取りにくいかもしれませんが、3分半集中して聞いて見て下さい。ストーリーはお馴染みですが、沢山の子供たちに話されてきた昔話、実は色々な教訓が含まれているという解説に思わず膝を打ちました。小さい内から知らず知らずのうちに生活の知恵を教えられていたんです。ご覧になるとご自分のお子さんやお孫さんに聞かせたくなると思います
農家民宿 遠野の町から車で40分余り、早池峰山の麓の開拓地にある江川さんの農業体験民宿です。もう十年来の知り合いといった風情でご家族と親しくなった大地さんの体験と交流から、ご一家の様々な仕事と生活を皆さんもご一緒に感心したり、楽しんだりして見て下さい。
大地さんにとって初めての遠野への旅。再現とか保存とかでしか体験出来なくなったものもありましたが、まだまだ自然が豊かで、代々の農業の後を継ぐ若者たちもいて、昔話の隠れた知恵も聞いたり、と日本の原風景の中で暮す輝いていた人々と出会うことが出来た「遠野」を満喫した旅でありました。