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(c)安野 光雅
 

みどころ

今回の旅は、俳優、米倉斉加年さんが、京都ならではの王朝風のきらびやかな物作りの技、遊び、味を訪ね、その底にあるものを探ってみたいと思います。

 

 
         
 

雅楽器博物館

撮影所でも有名な太秦(うずまさ)、この太秦の秦は、京都の発展を支えた豪族「秦氏」に由来して名付けられました。そして秦氏の祭ってある「大酒神社」は、養蚕と管弦楽の神様なのだとか。その太秦を散策していると「雅楽器博物館」の看板を掲げた民家を発見。早速おじゃましてみます。館長の山田さんは、管楽器の製作者でもあります。そしてこの博物館には800年前、平安時代の笙が展示してあるのですが、今でもその音色は健在どころか、時代を経てますます乙な音を奏でてくれるそうです。さっそくその笙の音色を、平安貴族達の遊び「追吹き」で聞かせていただきました。

 



 
         
 

源氏絵巻繍

京都で源氏物語54帖の名場面を日本刺繍で表現し、2年がかりで完成させた人たちが集まり、刺繍教室を開いているので、その部屋を訪ねます。

座敷には軸装された源氏物語ゆかりの刺繍作品がずらりと並んでいます。有名な「桐壺」をはじめ、「夕顔」、幻想的な「蛍」など精緻を極める作品の数々。一作ごとに違う技法が駆使されており、その数は全体では100にも及ぶそうですが、基本となる技法は一つというので、教室を主宰する大西繁治さんにそれを見せてもらいます。

 

 
         
 

吉兆で産まれた松花堂弁当

嵐山には日本料亭の極めつけとされる「吉兆」があります。吉兆の創業者で、北大路魯山人と並び称される料理人の故・湯木貞一さんが考案したものに松花堂弁当があります。今では知らない人はいないほどに普及した松花堂弁当。四角い箱を「田の字」に仕切り、それぞれの区画に色とりどりの料理を盛る松花堂弁当の由来をお聞きしました。

この弁当箱、もともとは寛永の三筆としても知られる、松花堂昭乗さんが隠居場「松花堂」で煙草盆や絵の具入れに使っていた物を湯木貞一さんが改良を加えて弁当箱にしたのだとか。実際に使ってみると、この弁当箱は刺身、煮物、焼き物といった本来器が異なる料理を、一所に盛り付けることが出来る画期的なもの。もともと京料理は、魚介類の乏しさを調理法で補い、四季折々の材料を生かしつつ、盛り付けも器と調和するよう工夫を凝らしたものですが、この弁当には、そうした京料理が凝縮して詰められており、目と舌の両方から楽しめる特徴を持っているのだそうです。

 



 
         
 

二条城障壁画の復元模写事業

二条城には徳川将軍家の御用絵師、狩野探幽を筆頭に狩野派の絵師達が描いた華麗な障壁画が954面(国重文)あります。しかし剥落や褪色が激しいため、すべて復元模写し、御殿には模写作品を展示。オリジナルは新築した収蔵庫に永久保存するのですが、この事業、完了まで50年という遠大な事業です。

これを統率し、自らも絵筆を握る荒木かおりさんにこの遠大な事業のご苦労と技をお聞きます。

 



 
         
         
         
         
         


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