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(c)安野 光雅
 

みどころ

さて今回の遠くへ行きたいは、俳優野村宏伸さんが初登場します。
旅先は、飛鳥時代の首都、奈良県の明日香村。昨年の11月、ついに「大化の改新」で有名な蘇我入鹿の邸宅跡とされる遺構が見つかった、あの(・・)明日香村です。鎌倉時代や江戸時代は、時代劇などの仕事もこなす俳優、野村さんにとってはお手の物。しかし飛鳥時代は、なかなか勉強する機会が無かったとのこと。 そこで今回は、旅をしながら歴史の復習。五感を使って飛鳥を感じ、体験します!!

 
         
 

劇団「時空」

はじめに向かったのは、いかにも明日香らしいユニークな劇団。村内で起こった歴史的事件を演劇にして、明日香村をアピールしようと村の有志が集まった、男女約20名のアマチュア劇団です。毎年大作を一作ずつ、その台本や衣装はもちろん、舞台装置や道具に至るまで、ほぼ自分達だけで作り、役者から裏方までこなしているとのこと。「百聞は一見に如かず」とは言いますが、旅の始まりはまず、芝居を見ながらビジュアルに歴史の復習。「大化の改新」の寸劇を拝見します。芝居の醍醐味はなんと言ってもそのアマチュアならではのユニークさ。明日香ならではの、村おこしに力を入れる熱っぽい人達との弾む会話も見逃せませんよ。

 



 
         
 

飛鳥蹴鞠

村の広場で不思議な蹴鞠をしている方たちと遭遇!!明日香はどこを歩いても「へぇー」と言わずにはいられないものとの出会いがあります。お話を伺うと、飛鳥時代に行われていた蹴鞠を復元したとのこと。資料によると、もともと蹴鞠は、中国古代(膳の403〜221)の黄帝によって創設されたと伝えられ、「武術の訓練」として行われたんだそうです。中国から伝わったばかりの飛鳥時代の蹴鞠もまた、京都などで行われている、いわゆる公家蹴鞠(平安から室町にかけて完成)と違い、「荒々しい対戦競技」だったとのこと。

「一緒にやりませんか?」のサプライズの声に、野村さんも上着を脱いでこたえました。

飛鳥寺で、蹴鞠が行われた際、中大兄皇子の靴が脱げ、拾った中臣鎌足がそれを差し出した「二人の運命の出会い」。中大兄皇子が楽しんだ蹴鞠とは一体どんなものだったのか?
 

 
         
 

古代食「蘇」・飛鳥鍋

蹴鞠で運動した後は、古代の料理。食事処「あすか野」を訪ねました。今回頂いたのは、飛鳥時代に、貴族階級の間で大変重宝された、古代チーズとも言える「蘇」。搾りたての生乳を、こげつかさないようにゆっくりと7.8時間かけて煮立て、水分を飛ばすと出来上がる薄いキャラメル色の固形物です。当時としては栄養価の高いこの蘇が、薬の役目も果たしていたとのこと。蘇を更に精製していくと『醍醐味』の語源となった醍醐になるんだそうです。更にもう一つ、この時期、明日香村に来て食べずにはいられない郷土料理が「飛鳥鍋」。この飛鳥鍋もまた、飛鳥時代に生まれたとも言われるもので、牛乳メインの出し汁の中で、鶏肉や季節の野菜を煮込む鍋です。古代浪漫を感じる二つの料理を前に、胃も心も飛鳥にどっぷりの野村さんでした。

 



 
         
 

この他、日本最古の本格的寺院、飛鳥寺から近年一般へと伝承された「八雲琴」の響きやお隣の桜井市で奈良時代に生まれた郷土料理「三輪素麺」など、古より伝えられた技や、それらの伝統を重んじる方たちとの出会いがありました。

 



 

そんなこんなで、今回の野村さんの旅は、ビジュアルに歴史を体験するタイムトラベル。さあ皆さまも一緒に出発しましょう!!



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