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みどころ

 岡本信人さん久し振りの旅は徳島県の小さな海の町と里山へ。海の男たちの素朴なお祭りと目の付け所でこんな成功談もありうるのか!という楽しく元気に人生を送る人々との出会いとなりました。

 
         
 

海陽町竹ケ島

海陽町といってもお分かりでないかもしれません。この3月に海南町、海部町、宍喰町の3ケ町が合併した町です。徳島県の南部高知県に境する町で海のきれいな土地として知られたところです。海中観測船などで海底のさんご礁などを見ることが出来るのですが、残念ながら海が濁っていてお見せすることは出来ませんでした。小さいながらもマグロ漁船の基地があって、夏祭りの日マグロ船は大漁旗の満艦飾、船主から氏子総代にはみんなに振舞う祭り料理のためのマグロが寄付され、ここでしか食べられないというマグロ料理が作られます。祭りのメインは暴れ神輿、素朴なようでとても怖そう・・・担ぎ手は独身に限る、ということから想像して頂けますでしょうか。

 




とても贅沢な本マグロ、ここでしか食べられないマグロの心臓、内臓が祭り料理に並びます。

坂道を走り降りる神輿、この後が怖ろしい・・・
海の中で清められた神輿から滴り落ちる海水の下をくぐることで願い事が叶うといわれ、岡本さんも参加させて頂きました。

 
         
 

樫原の棚田

海から山へ、山間の町上勝町は耕地が少なく棚田が連なり、棚田百選にも選ばれています。

 
樫原の棚田


水車が現役です。野尻の水車、丁度玄米を搗いているところでした。朝早くから一日かけての水車の仕事です。
 
         
 

上勝町

里山の風景がとても美しい上勝町(かみかつちょう)この風景を楽しむ人、アイディアの勝利の産物を拝見して驚いたり、感心したり・・・まずは<ヤッホーポイント>を楽しみました。<ヤッホー>とはご想像通り山彦のことです。調査事務局があって免許を持つ調査員がいて、こだまの良く返るポイントを申告し認められると、自分で名づけたポイントが登録される・・・山に囲まれた自分たちの故郷を、目一杯楽しんでいる人々です。

 


こんな地図も出来ています。

<ヤッホー>を叫ぶにはチャンと流儀があるのです。その形で叫ぶと「なるほど」というこだまが返ってきます。

そして次なる楽しみはホラ吹きです。海から獲れたほら貝の身を食べて次に・・・

殻をマイほら貝に加工します。これでヤッホーポイントからひと吹きするとこれが又、ナイスこだまです。

 
         
 

<ヤッホー>で風景を楽しんだ後は、上勝町が全国に知られることになった「ツマ産業」です。和食の盛り付けを美しく見せるあの「ツマ」ですがたかがツマという勿れであります。これが上勝町の中心産業で昨年の売り上げが2億6千万円というのです。それを支える人たちが最高年齢93歳、平均年齢70歳という元気なお年寄りなのです。その名も上勝の「彩(いろどり)」ブランド、このことを思いついた横石さんにお会いしました。ニュースなどでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが改めて旅人の目線で伺うと・・・

横石さんは20数年前に町おこしのために徳島からスカウトされてきたという人物で、農協時代に「ツマ」を産業にすることを思いつき、今では独立した組織となった「いろどり」の代表を務めて、元気なお年寄りたちを更に元気に働く環境づくりをしています。とても82歳には見えない元気なおばあちゃんの仕事ぶりともに「う〜ん、頭は使いようだね・・・」感心したり、町おこしに力を注ぐ人々の情熱をご覧下さい。

 

 
横石さんが「彩り公園」と自慢する手入れの行き届いた里山の風景がほんとうに見事です

年間を通じて人気の「もみじ」です。

「ツマ」は葉っぱや花ですから軽くて運びやすいので、誠にもってお年より向きの仕事です。 盛り付けられた料理を飾る「ツマ」の見事な「ツマ」ぶりをご覧下さい。
 
         
         

徳島県の海と山間の町で出会った人々の暮らしぶりに感心したり、驚いたり、楽しく遊んだり・・・そんなこんながこんなそんなに、なりそうな故郷を愛する人々とのなんだかニコニコしてしまう徳島の旅でした。



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