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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

 二胡奏者として人気、活躍中のチェン・ミンさん、上海の音楽学校を出て二胡の演奏に磨きをかけて、来日から16年。日本に来てからみんなに言われたことが「チェン・ミンさんの胡弓の音はきれいですね・・・」だったので、自分の楽器は日本語では「二胡のことを胡弓というんだな」と思っていたそうです。今でこそ二胡といえばあの中国民族楽器のこととしてお馴染みですが、当時は、音色が多少似ていることもあって胡弓と混同されることはしょっちゅうだったそうです。

 その胡弓が大事なパートを受け持つ年中行事が富山県八尾の「風の盆」であることを知って、いつか行ってみたいと思っていた土地への旅となりました。

 

 


上:胡弓

下: 二胡

後で説明しますがまずは形が違うということを見ておいてください。

 
         
 

五箇山豆腐

砺波平野の南ということでしょうか、あの平成の大合併で南砺市となった五箇山、なんともイメージがあの合掌造りの里というのと合致しませんね・・・ブツブツいうのはさて置いて、その昔、平家の里とも秘境といわれ半年は雪に埋もれていた五箇山の名前がついた豆腐が、今この地方の名物だそうですが、とても貴重な蛋白源で土地の人は昔から「豆腐さま」と言っているそうです。豆腐の形、重さ、味などは、的確で流暢なチェン・ミンさんの日本語でお確かめ下さい。

イントネーションこそ中国風ですが、的確な日本語の表現にはこの後の様々な出会いの中の会話に感心させられました。

 
15kgはあるという重石の下に出来上がった五箇山豆腐です。

 


 
         
 

見せる楽器作り

東京の楽器工房で10年ほど修業したという坂本さん、地元に戻ってからは、演奏することよりも見せることに拘って色々な楽器を作っています。工房での会話もさることながら、チェン・ミンさんの演奏に聞き入る坂本さんの表情に感動です。

 
象嵌の施されたウッドベースです。
 
         
 

五箇山民謡こきりこ

豆腐作りの岩崎さんも楽器作りの坂本さんも「こきりこ保存会」のメンバー。子供の頃からというよりは母親のお腹の中にいるときから聞いているから練習することなんかないというメンバーと二胡の合奏もしばしお楽しみ下さい。

 


メンバーの皆さんと記念撮影、楽しい想い出になりました。

 
         
 

世界文化遺産に泊まる

合掌造りの里相倉には30棟ほどの合掌造りの建物がありその内8軒が民宿を営んでいます。つまりここでは世界文化遺産に泊まることが出来るというのが観光客に人気なんだそうです。外国人との交流もなんのそのという感じのお母さんのお話も自分の土地で採れたものが食材という夕食もこれまた、皆さんにも楽しんで頂けると思います。

 


裏山と畑であっという間に夕食の食材が集まりました。



 
         
 

越中和紙

八尾はかつてあの越中富山の家庭置き薬の包装紙を作ることで知られた和紙の里だったそうです。沢山あった和紙作りの家もいまは僅かに3軒とか。その一軒八尾の和紙の伝統を守り、和紙作りを続けている「桂樹舎」の和紙文庫を拝見しました。世界中から集められた色々な紙や紙で作った品物が展示されています。パピルスや羊皮紙などの歴史上の外国の紙もさることながら日本の和紙を使った色々な品物と知恵に感心させられます。


 


見るだけでなく和紙作りの体験をすることが出来ます。

 
         
 

女流胡弓奏者

胡弓の世界では珍しいという女流プロ胡弓奏者若林美智子としばし胡弓と二胡の交歓を楽しみました。冒頭に形の違いをお見せしましたが、ここでは楽器の構造、奏法、音色の違いをしばしお楽しみ下さい。

 



 
         
         

中国の民族楽器二胡と日本の楽器胡弓とのコラボレーション「アメイジング・グレース」で締めくくった今回の旅。日本の伝統文化に関心を持つ中国人のチェン・ミンさんの目を通して私たちにも改めて日本の里に住む人々の守ってきたそんなこんなの文化を見せてくれました。


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