棚田で稲刈り 稲穂が垂れる棚田を優しく包み込む山々。そんな美しい日本の原風景が残っている新潟県松之山町。ここは古くから温泉が湧き出る里でもあります。今回は松之山温泉組合が主催する稲刈り体験に参加し、真っ青な青空の下、地元の子供達と一緒に稲刈り体験をします。その後は棚田の新米を子供たちといただきま〜す!
美しい景色のなかで稲刈りに挑戦 休憩中のひとコマ。「そうだよな〜大変なこともあるよな〜」なんてセリフが聞こえてきそうです。 ご飯を前に子供たちは本当に元気!佐藤さんも負けずに元気!
自然薯掘り 山が育むお宝、自然薯。掘り難さもさることながら、この大きな山々の懐のどこに隠れているのか・・・素人には手ごわすぎるお相手です。そこに、強力な助っ人登場!自然薯掘って30年、小堺師匠に手ほどきを受けながら、自然薯掘りに挑戦です。山に到着し、歩くこと数歩――。突然、師匠の目が鋭さを増し、佐藤さんやスタッフを後にすごい勢いで山に入って行ってしまいました・・・!この後の展開は如何に!?自然薯掘りの秘訣は?この後の展開は放送で!
松之山温泉 鷹の湯 実はここの温泉は、江戸時代より草津・有馬とともに日本三大薬湯に数えられる名湯なのです。そんなお湯で、稲刈りと薯掘で心地よく疲れた体を癒します。一緒に汗を流すのは稲刈り中間、松之山温泉郷の子供たち。ほかほかのお湯の中で鷹の湯のエピソードを沢山教えてもらいました。 そして後日談。撮影が終わり取材陣も温泉にゆっくりつかったのですが…翌日シャワーを浴びても温泉のにおいが抜けないほど。さすが日本三大薬湯!温泉の効能を実感しました。
かぐらなんばん “かぐらなんばん”って知っていますか?この単語を耳にして食べ物だと思い当たる方は少ないのではないでしょうか?一見、ピーマン・パプリカのようなこの野菜。塩で水抜きをし、麹に漬け込んで食べる新潟の冬の食べ物です。一体どんな味か分かりますか?右の佐藤さんの表情は、かぐらなんばんを“生”で食べた直後のもの。さあ想像してみてください。
あら、ピーマン? パプリカ? と油断させるこの外見 油断した佐藤さん、返り討ちに!
どぶろく ・・・その響きはお酒好きにはたまらない、甘美なものに聞こえます。そんなどぶろくを、自家製棚田米で醸造している若井さんの所へお邪魔し、どぶろく作りを教わってきました!作る過程では、温度調整が非常に重要なポイントになるのですが、ご主人はいくら聞いても、「温度で味が変わる!絶対企業秘密!」ということで、決して教えてはくれませんでした。
お米を蒸して… お水・乳酸・麹と混ぜる… 酵母菌の2週間の活動によりどぶろく完成! 蔵元は家を丸ごと貸してくれる、貸民宿もしています。 自給自足の生活が体験でき、素泊まり3800円
民家模型 茅葺きの民家というものが、懐かしい風景となってしまった今、そんな民家を模型で再現している方がいらっしゃるということでお邪魔しました。模型はすべて縮尺50分の1。大工の棟梁をしていた高澤さんが、趣味で始めた民家模型。農具なども再現され、精巧を極めたものです。今にもくぐり戸から腕白小僧が飛び出してきそうな、暖かい雰囲気が漂って、しばしのタイムスリップです。
懐かしい風景や暮らしとの出会い。あったかい気分一杯、おなかも一杯になった今回の旅。米どころへの秋の旅はやっぱりいいものです。 皆様の旅のご参考になればうれしいなぁ・・と思いながら旅の終わりです。