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(c)安野 光雅
 

みどころ

今回の旅先は京都!!!世界にその名を轟かす、言わずと知れた国際都市ですね。そして京の都を旅するのは藤田朋子さん。秋の風香る京都の旅。
ただ一つ違うのは、今回訪ねるのは全員外国人の皆さんなのです。なぜ? 良くぞ聞いてくれました!
それは日本の魅力にとりつかれ、日本を愛してやまない外国人の方々に、私達日本人が忘れてしまった日本の良さを改めて教えてもらっちゃおうという、大いなる野望があるからなのです。さあ、レッツインターナショナルサーチフォージャパンスピリッツトラベリングトゥーキョウト!(国際大和魂探求京都旅!)


 
         
 

あいまい!?
(建築家 ジェフリー・ムーサスさん)


まずは祇園から。祇園を知らない人はいないんじゃないでしょうか、説明は要りませんね。

だけど祇園花街の成り立ち(置屋、仕舞屋、御茶屋、料理屋など)や町屋建築のうんちくを語れる人は少ないと思います。
ジェフリーさんはかのマサチューセッツ工科大学大学院を卒業した後、日本の町屋に惚れ込み、京都に住んで、町屋の外観はそのまま活かしつつ、内部に西洋の建築技術を取り入れリフォームする仕事をしている人です。ジェフリーさんに言わせると、日本の町屋の一番素晴らしいところは「あいまいな空間」にあるそうです。

あいまい??いかにもあやふやな回答のように聞こえますが、これが話を聞いているうちにとても納得、共感できるものだ!やっぱり日本人なんだな!という事に気付きます。

なにがあいまいで、どう素晴らしいのか。見れば途端にあいまい派になっちゃいます!!


 


ジェフリーさんです。

 
         
 

西洋には無い伝統芸能
(能楽師 リベッカ・ティールさん)


能楽。日本古来の芸能でありながら、あまりどのようなものであるか知らない人が多いと思います。(そういう僕も能を見たことが一度もありません。I don't 能(know)。…すいません)死者の霊が蘇えってきて、嫉妬や恨みの情を訴えるという形式は、西洋では類を見ないそうです。(考えて見ると、なんだかすごく日本人ぽい芸能ですね)

リベッカさんはこの能に魅せられ、京都に来て金剛流に入門、8年という長い鍛錬の末、外国人初の師範となった人なんです。能はつける面によって役を演じるのです。
つまり能面が役なんです。そしてその面は見る角度によって様々な感情を表します。
(上から見ると悲しそうに、下から見ると怒っているように、という具合です)

それをうまく表現するのが能楽師の役目なのです。(と、あまり僕が言ってもいまいち説得力に欠けるので)リベッカさんに能の魅力や楽しさ、能の素晴らしさ、そして難しさについてたっぷり話を伺います。

 
リベッカさんです。

 
         
 

「自分との闘いですね」
(古武道 竹内流 取立師範 アンナ・シーボーンさん)


鷹峯(たかがみね)。ここには柔道の源流になり、警察の逮捕術にまで取り入れられている古武道・竹内流の聴風館道場があります。(あの宮本武蔵も学んだ武術で、その歴史は470年!!)
そしてここに外国人女性初の師範が誕生しようとしています。
立命館大学で講師をしているアンナ・シーボーンさんその人です。アンナさんはイギリスで柔術を学んでいたのですが、その源が日本にあることを知り、渡ってきたのです。(最初は護身術として学んでいたのに、武道が「己を磨く」という理念があることに魅入られ、日本で暮らすことを決心したんだそうです)アンナさんは竹内流で免許皆伝を受けたら、その技と精神をイギリスに持ち帰って、若い人達に教えたいと考えているそうです。
早速アンナさんに古武道の技を見せてもらい、古武道の魅力について語ってもらいます。

 
アンナさんです。

 
         
 

茅葺の里(美山町)

美しい茅葺の屋根。今では残っている場所がほとんど無くなってしまったのですが、ここ美山町では茅葺の屋根を残し、その美しさを後世にまで残そうと維持している町があります。(昔話に出て来るような立派な屋根です)

機能性を第一に考えたとは思えない、見事なかやぶき屋根ですが、(維持するのもとても大変だそうです)いろいろな隠し技と理由があるのです。
藤田さんもそこで農作業をしているおばさんたちに、「屋根」について話を伺います。
そこには美味しそうな京野菜の唐辛子もありました。

 


ほんとにおとぎ話に出てきそうな素敵な里!でした。

 
         
 

床の間はテレビを置く所!?
(木工作家 ダグラス・ウッドラフさん)


一昔前の日本の家庭の客間には、必ず床の間がある部屋で訪ねてきた人をもてなしたものでした。

今ではそんな懐かしいという感情さえわいてくる床の間ですが、(でも正直、床の間を見て懐かしむ人もあまりいないのかも知れませんが)実はその床の間こそ最高の空間ですから、その板にはとても良い材質の木が使われていたという事に気付いている人は、あまりいないと思います。

ダグラスさんは日本の美しい家屋に惚れ込み、床の間の板を有効活用し、そういう良質の木を使ってテーブル等の家具を作っている方なのです。(とても丁寧な方で、日本語も僕より上手!?でした)

さすが良質というだけあって、ダグラスさんの作品は本当に綺麗なテーブルに仕上がっていました。藤田さんも、久しぶりに床の間を見て懐かしむと共に、ダグラスさんから改めて日本の家屋の素晴らしさに気付かされていた様子でした。

 


ダグラスさんです。

 
         
 

日本の心・禅の境地
(ヘンリー・ミトワさん)


京都五山の第一位、嵯峨・天龍寺。世界遺産にも登録されている曹源池からの眺めは見るものを圧倒します。(というよりすごく癒されます。時が止まります。無心になります。とにかく絶対的美空間保存景色、略して絶景です)

ここで禅の修業をしているのが、ヘンリー・ミトワさん88歳のアメリカ人です。
ヘンリーさんは、ただ黙々と働き続ける自分とは一体なんなのか、という永遠の問いにぶつかった時、禅に出会ってお坊さんになった方です。

以来、日々修行をされているので、早速禅とは何か、そこで得たものとは、という普段聞くことが出来ないお話を伺います。(本当に、なんでなの?という理由を聞かずとも説得力を感じるお話でした。これが人徳なのでしょうか)

そしてヘンリーさんの宝物も見せてもらいます。(禅を通して知り合った小説家の水上勉さんから頂いたという物)それが何であるかは、見てのお楽しみです!

 
ヘンリーさんです。
 
         

普段何気なく見ているのに、意外と気付かないことが結構多いという事を改めて痛感する今回の旅。皆さんも、うんうんそうだな、と思わず口走ってしまうこと請け合いです。
住んでいるからこそわからない日本の魅力を、一緒に紐解いていきましょう!!


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