番組からのお知らせ
番組データ集
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

旅人は今年デビュー25周年を迎えた白井貴子さんです。
18年間休止していたロックバンドを再結成し、パワー全開の全国ツアーを終えて、すぐの旅となりました。
まだ冷めやらぬ熱いハートを抱いて向かったのは、秋から冬へ移ろい行く津軽地方。
さて、今回の旅のテーマは「じょっぱり」。津軽のお国言葉で「頑固で強情」という意味で
よく使われますが、職人さんなどに対しては「こだわりを持ち続けている」という尊敬の念をこめて使われるそうです。
じょっぱりシンガー白井貴子の、「じょっぱりな人々」に出会う津軽の旅のはじまりです。

 


JR五能線の列車に乗り、弘前から日本海へ向かいます

 
         
 

リンゴ園

リンゴ生産量日本一の弘前市。今はちょうど真っ赤なリンゴの収穫期です。
緑の葉っぱに真っ赤なリンゴ。まるで絵本をみるかのような景色にニッコリ。
今回お邪魔した佐藤芳子さんのリンゴ園では実はもちろんのこと、葉や剪定した幹も「あること」に利用してます。女性ならではの発想、リンゴの産地ならではの副産物に「いいね。すごいね」と関心しきりの白井さんでした。

 
リンゴの収穫ははさみを使わず、手でもいでいきます
スーパーに並ぶ姿ばかり見慣れていると、なんだか不思議な気分。

 
         
 

情張り鋸や(じょっぱりのこや)

弘前にはリンゴ農家が木を剪定するときに使うのこぎりを販売、修理する店が多く、
その中のひとつ「情張り鋸や」という看板を掲げた気になるお店に入って
みると・・やはりいらっしゃいました、じょっぱり職人。田中一男さんの作るこだわりの
鋸についてお話を伺いました。

 
収穫の後の枝の剪定は農家にとっては重要な仕事。木の中に、どう光を入れるかが来期の収穫量に影響するためです。いい剪定には田中さんの鋸が欠かせないという注文が各地の農家からくるそうです

 
         
 

津軽三味線

津軽三味線の本場でもあるこの地には、民謡酒場と呼ばれる店があり、お酒を楽しみながら生の演奏を聴くことができます。地元でプロの演奏者として活動する多田あつしさんは津軽地方ならではの音色を大切に考え、音を追及するあまり、皮張りまで独学で覚えたという「じょっぱり」奏者。本来の津軽三味線は「どっこらしょ」のリズムなのだというお話に、白井さん、納得でした。

 


三味線にばかりお金をかけてしまうという多田さん


皮の張り具合で音が微妙に違ってくる

 
         
 

サケ漁

弘前を後にしてJR五能線で日本海へでます。
ちょうど海は秋から冬の魚に入れ替わる時期。今は鮭がそろそろ終わりの頃、これからはハタハタやヤリイカがあがります。そんな深浦の海で、35年間漁師をしている板谷正勝さんの船に乗せていただき、漁を体験します。とれた魚は一緒に食べよう、という板谷さんと船出です。

 


お宝いっぱいの冬の日本海。低く垂れ込める雲、波は荒く深い藍色です。

「さて、どうやって食べようか?」「チャンチャン焼きにしよう!」

 
         
 

長谷川自然牧場

海のごちそうをおなかいっぱい食べて、次は山へ。
岩木山の麓で人工肥料をいっさい使わず、安心して食べられる豚肉作りをする牧場を訪ねます。餌の原料はジャガイモや学校給食の残り。これを米ぬかや腐葉土の菌で発酵させておいしい餌をつくります。豚舎にも炭を敷き消臭に努め、さらに豚の糞尿はリンゴなど畑の肥料として土に還す。徹底して「安全」にこだわる長谷川自然牧場の豚肉は脂身が柔らかくて、全国的に大人気なのだそうです。

 
長谷川さんご夫妻はとにかく豚をかわいがります。養豚を始めた当初、奥さんは出荷の際ワンワン泣いてしまったそうです

愛情をかけられた分おいしく育つ豚。豚舎独特の嫌な匂いはしません
 
         
 

白神山地

少しでも自分の力で森を残したいという思いで、昨年伊豆に小さな森を買った白井さん。
白神山地は白井さんがいつか行ってみたいと思っていた場所です。
ちょうど紅葉の終わりかけの時期で、実を落とし終えたブナがその実を隠すかのように
たくさんの葉を落とし、湿度を保つ役目を担っていました。

 
白神山地が世界遺産に登録される前から森と深く付き合ってきたマタギの工藤光治さんに案内して頂きました

樹齢400年のブナ。工藤さんによると「もう何年かの命」とのこと
 
         
 

デビュー25周年の記念ツアー直後の旅となった今回の青森。
最後に訪れた白神山地で、白井さんはずいぶん長い間、何も言わずにブナの大木を抱きしめていました。
どんなリゾート地にも負けない、美しい冬の津軽。
五能線 リゾートしらかみの車窓から、夕日を眺めながら旅のおわりです。

 


 
         
         
         



Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.