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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

今年も残すところ、あと4回の放送となりました。(ちなみに今年最後の放送は大晦日 朝7時30分から)今回の旅人は林マヤさんです。マヤさんの今年のビッグニュースといえば、9月に初のジャズライブにチャレンジ!大成功を収めました。プライベートでは卓球部、また地球環境のために「My箸を持ち歩く会」を結成したりと、常にオープンマインドで「面白いこと」をどんどん実行していく方です。まっすぐに相手の目をみつめて話すマヤさんに、スタッフはいつもパワーをもらっています。
さて、今回は国宝であり、世界文化遺産にも指定されている姫路城がスタート地点。
今年3月に家島町、夢前町、香寺町、安富町の4町を編入合併した新生姫路市を旅します。

 


姫路城。「日本最初の国宝」「日本最初の世界文化遺産」と二冠をもつ姫路の象徴

 
         
 

姫路城

アーチ型の唐破風(からはふ)、三角の千鳥破風がバランスよく配置され、白漆喰の城壁が美しさを際立たせます。

なんと、お堀端でお殿様に遭遇。実はこの方、姫路城の案内を務めるシルバーガイドの中から、三代目の殿様役に選ばれた中村和男さん。名物のお殿様に城内を案内して頂きます。

 

姫路城第21代城主、本多平八郎忠政に扮する中村さん。江戸幕府の方針で、西の要所であった姫路城の城主は次々と入れ替えられ、姫路に幕府を脅かす勢力が根付かぬ様にされたといいます

 
         
 

姫路靼(ひめじたん)

兵庫県は皮なめし加工が全国シェア70%で日本一。ここ姫路市はその発祥の地といわれ、今も多くの皮なめし工場が並びます。現在は様々な薬品を使い、近代工業化されたなめし加工が主流ですが、室町時代から続く昔変わらぬ技法も受け継がれています。昔ながらの方法でなめされた皮は「姫路靼」と呼ばれ、現在この姫路靼を作っている方は森本正彦さんただ一人。今回は「川漬け」された皮の脱毛作業と、「足もみ」「へら掛け」の作業を見せて頂きます。





「足もみ」の作業は森本さんと、奥さんの寿美代さんと交代で行います。30分を4回ずつの重労働。「冬でも薄着で寒くない」という寿美代さんの言葉に納得です。森本さん夫婦が作る姫路靼は、完成後東京銀座のかばんの老舗に納品され、高級バックに仕上げられます。

 
赤牛の皮を9日間川に浸けるとバクテリアの作用で毛根が腐り、毛が抜けてきます。「市川の美しい水があってこそ、この仕事ができる」と森本さん

「セン包丁」と呼ばれる道具で脱毛。皮を傷つけぬように細心の注意をはらいます
この「足もみ」に至るまでに100日以上。この後皮を更になめすために「へら掛け」を行います
 
         
 

い草結束

ちょっと変わった畳店を発見。作業場のすぐ横に「創作工芸 岡八」という工房を構える
岡八畳店です。ご主人の岡本八郎さんは、畳店を営みながら、い草を使った様々な作品作りをしています。中でも、現在特許出願中という「結束(けっそく)」という技法を使った作品がユニーク。畳表のい草を何本かずつまとめて結ぶ技法で、その配置を工夫すると畳表に様々な模様を描くことができます。この技法、岡本さんが考え出したオリジナルなのだそうです。

 


「結束」の模様。8本、8本と束ねていく


アイディアマン岡本さんの帽子もオリジナル

 
         
 

今年の3月、市町村合併で姫路市になった旧家島町は、瀬戸内海に浮かぶ島です。旅の後半は、大小44もの島からなる家島諸島の中心、家島へ。

 



 
         
 

船の八百屋

家島は周囲15km強、人口約5000人、採石と海運業で栄えた島です。
平地が殆どないこの島では野菜や果物があまり作れません。そこで大切な役割を担っているのが八百屋船。岡山県から船で野菜を運び入れ、港で八百屋を広げるのは、先代から続いて60年間この仕事を続ける土方明典さん。八百屋さんと島のお母さん達との楽しいやりとりを覗きました。

 
火曜と金曜だけの八百屋さん。悪天候の時は船が出せないため臨時休業となります
 
         
 

魚屋

さて、この島の魚屋さんは一見の価値ありです。
売り物の魚が全て店先の水槽の中で泳ぎまわっているのです。はじめて島を訪れた人には「えっ?」というこの光景も島ではごく当たり前のことのようで、だいたいどの魚屋さんでも同じ、売り物は新鮮どころか、皆生きています。買い物にきた主婦によると「味が全然違う。朝じゃなくて、夕方買いに来てしめて、すぐ料理すると全然味が違う」だそうです。

 
この店のお父さんが獲ってきた、約20種類の魚が水槽の中で泳いでいます

海から海水をひいているので魚は元気いっぱい
 
         
 

島魚料理

水族館のような魚屋さんを見て回った後は、「なんとしても島の魚を食べてみたい」と思ったマヤさん。当然の欲求です。そこでお邪魔したのは魚料理が自慢の「割烹旅館 志みず」。高島一彰さんと、克典さんの兄弟が旅館の経営と料理を担当しています。
ご自慢の海の幸をたっぷり頂きました。

 
サバの刺身、シャコの刺身。はじめて見るシャコの刺身にマヤさん、一瞬ひるみましたが・・さて、どんなお味?

自称「家島オタク」の高島兄弟。海外生活の後、島に戻り「この島、めちゃくちゃええ島やん!」と島の良さを再発見。その後2人で先代からの旅館を受け継ぎました
 
         
  島の暮らしには不便さがある。けれどそれ以上に島には良いことが沢山ある。
小さな家島の人達のおおいなる豊かな暮らしに気持ちよくひたりながら、小春日和の港から旅のおわりです。
 
 
         




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