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(c)安野 光雅
 

みどころ


 
         
 

旅先で「よう来たね〜」と出迎えてくださる人々の笑顔には、旅を何倍も魅力的なもの、味のあるものにしてくれるそんな不思議な力がある気がします。今回旅する飛騨高山は、「遠くへ行きたい」の大先輩である渡辺文雄さんが何度も訪れた土地です。まるで渡辺さんに先導され、様々な人々に出迎えられる、素敵な出会いを楽しむ旅となりました。そんな旅路を辿るのは、女優の藤田弓子さん。渡辺さんに「弓ちゃん」と可愛がられていた、おきゃんな弓子さんが飛騨高山の人々に出会います!

 


まだまだ雪が残る北アルプス。その麓でどのような出会いが待っているのか

 
         
 

白線流し

旅の始めに出会った風景。白線流し。斐太高校の卒業行事です。女子生徒のセーラー服のスカーフと男子学生の帽子の白紐を繋げた一本の白線が、きらきら光る川の波間にたゆたう様子は卒業生の希望と不安をそのまま反映しているようで、とても心に染みる風景でした。

 
戦前から行われているという歴史を持つ伝統行事
 
         
 

飛騨高原ハム

「遠くへ行きたい」のホームページを書いていて一番歯がゆさを感じるのは、旅の先々でいただく食べ物の美味しさをうまく伝えられないこと。今回の旅でもおいしいものが次々と・・・。
こだわりのハム職人であり、ヨーグルト職人であり、キムチ職人でもある舩坂さんの所へお邪魔します。舩坂さん、もともとの本業は養豚業。しかし「自分で食べたいもんは自分で作る」とのモットーから、ハム作りに挑戦。ヨーロッパから本を取り寄せ独学で!一からハム作りを行います。ハムにウィンナーにサラミ。特にサラミの味は絶品で、脂肪のバランスにしょっぱさの効き具合がやみつきになります。舩坂さんも「たいてい作ってる間に(試食のしすぎで)嫌になるもんやけど、サラミだけは一本いけるもんな〜」と。そんな舩坂さんその後もヨーグルトにキムチにと挑戦を重ねます。そのどれもが、「うむむ・・・」と唸らされる本当に美味しいもの。渡辺文雄さんも同じだったようで、こちらで作るヨーグルト、キムチは渡辺さんが命名されたもの。渡辺さんらしいネーミングと、舩坂さんの思い出話は、放送で味わってください。

 
目の前に並べられた一つ一つがこだわりの品!


ハングル文字で書かれた文句。
渡辺さんがこのキムチを食べて思いついたものだそうです。
 
         
 

民宿「田吾作」

続いては、弓子さんのお知り合いを訪れます。民宿田吾作を営む平田さんのお宅でいただくのはお酒。趣味で漬けているという、山梨やまたたび、野いちごなどなど、様々な種類のお酒は現在366瓶という豊富な品揃え!平田さんから振舞われるお酒に舌鼓をうつ弓子さんに「特別に。」と平田さんがすすめてくれたのはミツバチ酒。超豪華。ミツバチ丸ごと一匹入りです。(ちなみにADの私はお酒の中のミツバチをいただきました。ぱりぱりとした食感がエビのようでした。が、蜂なんだ〜と思うとなかなか飲み込めませんでした。。。)

 


ずら〜っと並べられた酒瓶。一日一本呑みたいから366本というお話でした。

 
         
 

蓑(ばんどり)

右の写真を見てください。これは古くから高山に伝わる伝統工芸品で、雪深い地域の貴重な冬の現金収入となっていた蓑。実はある動物の姿に似ている為“ばんどり”というのですが、何だと思います?実際に試着した弓子さんをみると「なるほど」となるばず。しかし、ここではこの写真をヒントに想像してください。稲藁の穂先のみを使用して作られているため、とってもふわふわして気持ちのいい手触りです。昔から高山の人々を雨や雪から守ってきたこの蓑ですが、この蓑が守ってきたのは雪や雨からだけではないような…そんな優しい印象を受けました。

 


この形。何だか…分かります?森の動物です。

 
         
 

氷点下の森

森に水を吹きかけて、氷の山を作った人がいるということで訪れた、氷点下の森。想像以上のスケールにびっくりしつつ、感じたのは静かな空気。美しい氷に囲まれ、ピーンッと張りつめた空気の中で味わう静けさというのは、恐ろしい程のもので、本物の静かさというのはこのようなものなのかとひしひしと感じ、自分が澄んでいくような感覚に陥りました。そんな森を案内してくださったのは、37年間この森を作り続けているという小林さん。「氷は冷たいもの 滑るもの 危険なもの でも美しいもの」という小林さんの言葉に納得しつつ、氷の森を探索します。

 
美しいブルーの氷。自然の色なんです。

 
         
 

かんじき

雪山の生活に欠かせないかんじき。その存在はみなさんご存知と思いますが、実物を見たことはありますか?体験したこととなると…そうそうないのではないでしょうか?そんなかんじき体験に弓子さんが挑戦します。取材陣はかんじきが履けなかった為雪に足を取られて、とっても大変でしたが、弓子さんはすいすいと歩いて行きますどこまでも。なんでも「雪の上に浮いている」感じなのだそうです。

 
かんじき効果!?いつも以上に楽しそうな藤田さん

 
         
 

露天風呂

旅の終わりに訪れたのは250人が入れるという大きな大きな露天風呂。土石流を利用して作ったというこのお風呂から望める槍ヶ岳は、高山の旅の終わりの汗を流すのにふさわしい、そんな絶景でした。

 
弓子さんも大満足の大露天風呂
 
         
雪の残る高山で春の息吹を感じた今回の旅。厚着だった洋服を、一枚二枚と脱ぐ度に心も軽くなっていく・・・そんなほっこりとした気持ちで旅のおわりです。

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