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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

「海が見たい」「山が見たい」と、地名や場所がはっきりと決まってはいないのだけれどイメージが先に浮かび、雑誌などをパラパラとめくり、場所を決定する。誰に会いたいとか、どこどこの建造物を見たいとか、特別な目的があるわけではないのだけれど、なんとなく行きたい所があるような。、、、、、、、、みたいな切っ掛けでする旅もなかなか良いものかも。
今回は去年の年末にご結婚されて新妻となった益子直美さんの鳥取県の旅。
春の爽やかな風に吹かれながら山陰地方最高峰の大山を目指しての出発です。

 


 
         
 

オシドリ観察小屋

旅の始めに訪れたのは、日本でも有数のオシドリを間近で見る事のできる日野町根雨にあるオシドリ観察小屋。伯備線の通る鉄橋の下に、日野川沿いに面してその小さなプレハブがありました。
ここ日野町に毎年秋から越冬する為にやって来るオシドリは2千羽あまり。オシドリは警戒心が強く、人の気配がするとすぐに隠れてしまいます。
「オシドリ夫婦」と言われるように、雄雌が寄り添っている姿が有名ですが、オシドリの世界ではオスの方が華やかで色とりどりの羽をつけます。「見てるこちらが恥ずかしくなりますね」と益子さんもそんなオシドリの姿に、望遠鏡を覗き込みながら一言。

     
         
 

出雲街道根雨宿

出雲街道は、出雲が起点で播州姫路で山陽道と合流する全長210キロメートルの街道です。日野町の根雨は昔、松江藩のお殿様が参勤交代で道中した幹線道路で、大変賑わった道でもありました。

 
根雨宿の町並みが残る街道をのんびりと歩いてみましょう。
 
         
 

オシドリ手芸グループ

日野町の特産品を揃えたお店、「出雲街道根雨宿一番館」でお土産を見ていると、見つけました、なんともかわいらしい手縫いのオシドリのぬいぐるみ。オシドリの餌代の助けになればと、地元のおばあさんグループが作る小さなぬいぐるみです。早速、どんな方々が作っているのか手芸グループの集まりにおじゃまします。
65歳から最高年齢90歳のおばあさん達に囲まれて、益子さんも一緒にお裁縫、ぬいぐるみ作りに参加です。着物の布やネクタイの布、古布を使って作るという愛情たっぷりのぬいぐるみが出来てきます。最近の若い人は針や糸を使わないからねーと、眼鏡もつけずに針に糸を通すおばあさん達の若さにびっくり。皆さんの元気の素を聞いたり、旦那さんのお話をしたりと、お茶を飲みながら楽しい時間の一時です。

 


手に持てば、ぬくもりが伝わってくるぬいぐるみです。

 
         
 

サワガニ養殖

次に訪ねたのは、日本でも初めてサワガニの養殖に成功した松本栄さんの養殖場。サワガニは居酒屋などで、唐揚げなどにして酒のつまみにする小さなカニの事。実は松本さん、本業は製材屋でこの道の人ではありませんでした。では切っ掛けはなんだったのかと言えば、お孫さんに日野川で採って来たサワガニを預かっていて欲しいと頼まれたのが始まりだそう。サワガニは卵を平均40個しか産まないので、子孫を残す為にも完璧な環境が揃わない限り孵化をしないのだとか。これまで難しいとされてきたサワガニの養殖を成功させた松本さん。さて、そんな偶然と出会いから始まったサワガニの養殖場で松本さんからお話を伺います。

 


 
         
 

サワガニ御膳

さて、町の「レストラン森」ではそのサワガニが脇役ではなく堂々の主役として料理されています。その名も「サワガニ御膳」。天ぷら・煮付けにサラダやご飯などなど、益子さんも早速味見いたします。

 
サワガニ御膳

 
         
 

伯耆町

日野町を背に、伯耆町へと向かいます。鳥取県は昔、因幡と伯耆の東西二つの国で出来ていました。今回はその伯耆側を巡ります。
まずは山陰地方で最高峰の大山の麓に向かいます。

 
 
         
 

大山放牧場

昔は「大山」と聞くと一番には信仰の山を思い描いていたそうですが、今では高原牧場や果実狩り、スキーなどなど、信仰の山から観光の山としても人々に親しまれるようになりました。益子さんもまずは、大山放牧場へと向かいます。
大山放牧場は標高540メートル〜690メートル。面積137ヘクタールの県の放牧場です。ここでは春に農家から子牛を預かり放牧し、丈夫に育て成長した牛に人工授精をさせて妊娠牛(つまりお乳の出る牛)としてまた秋に農家へ返します。

 
大山に見下ろされた放牧場の風景

 
         
  大山まきば みるくの里

放牧場の牛とたわむれた後向かった先は、「大山まきば みるくの里」。酪農家が生産した乳製品や、ミルクにこだわったメニューの豊富なレストランなどなど、大山をバックに自然の中で遊んでまいりました。
益子さんは「みるくの里」で行われている体験コースに参加です。参加者の親子と一緒に、ソーセージ作りに挑戦。
さてお味はいかがでしょう?

 
参加者の親子と一緒に益子さんも奮闘中


生ソーセージの完成!
 
         
  大山町

大山寺へお参りにやって来ました。
大山寺は天台宗の別格本山で、ご本尊は地蔵菩薩。この大山寺を御守りする僧侶の一人、清水豪賢さんと一緒に参拝します。昔は42坊13の道場を誇り修験場として栄えた大山寺も排仏棄釈の流れの中で、わずか5坊となりました。寺院に参拝した人が泊まる宿坊も、今では清水さんの観證院山楽荘の一つだけです。

   
         
  鑑證院 山楽荘

宿坊の夕食は精進料理。山で採れる山菜を使ってのお料理は、清水さんの奥様・律子さんの担当です。山菜はすぐ目の前で採れるというので、益子さんも一緒に摘みに行きます。
さて、見つけたのは葉ワサビ。「ちょっとかじってみて下さい」と勧められ、茎の部分を一口がぶり。「ワサビの味がするけど辛くない!」と益子さん。宿坊の厨房で律子さんのお手伝いもし、「新妻らしくエプロンをつけました」と益子さんも奮闘です。最後はここの名物・山菜精進料理を頂いて、大山寺を後にします。

 
山菜摘みでは何が採れたのでしょうか?


山の物を使って作る山菜精進料理です。


手が込んだ律子さんの精進料理に大満足。
 
         
  ペンションわくわく村

大山高原にはペンション村が三つもあり、合わせて60件ほどのペンションが町並みを作っています。どのペンションも料理自慢に御もてなし自慢。陶芸・ステンドグラス・染に織などなど、オーナーが指導してくれる体験メニューが用意されています。益子さんが選んだのは、木の工芸品を作る事が出来るペンションわくわく村です。
ここのオーナーは木工クラフトマンの桑原正さん。桑原さんの作品を見た後、早速益子さんも木の掛け時計作りの開始です。奥様の可菜子さんと3人で、世間話やお二人の昔の話などなど、会話に花を咲かせながら大山の檜で作った掛け時計を作ります。

 
お土産は大山の檜で作る掛け時計。


思い出の品が完成です。

 
オシドリに始まってペンションわくわく村の桑原ご夫妻まで、今回の旅
では「夫婦」との出会いが多かったのではないでしょうか?チラホラ見える新妻の益子さんの表情が印象的で、出会う時に出会うその土地と人々がいるような気持ちになります。爽やかな風に吹かれながら、益子直美さんの次回の旅、どうぞお楽しみに。

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