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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

能登半島を突然の地震が襲ったのは、今年3月25日のこと。
最大震度6強の傷跡が未だ残る能登半島でしたが、「元気です!能登半島」を合言葉に、前向きに復興への道を歩む能登の人々に出会います。
旅をするのは、どこに行っても「おかもとさ〜ん!」と人気の俳優、岡本信人さん。
まずは元気なおかみさん達に出会います。

 


 
         
 

御輿修復

「『がっしゃ〜ん!!』と壊れてしまった!」。壊れてしまった御輿は七尾市の中で、最も震源地に近い志賀町にあったもの。倒壊した拝殿に納められていたため、その下敷きになり壊滅状態に。実はこの地方の御輿は七尾の伝統工芸の技が結集したもので、職人さんが、蒔絵に、彫り物、細かい装飾と、丹精こめて作り上げています。そんな御輿も地震によって、見るも無残な状態に。その御輿を前に言葉を亡くす岡本さんを始め遠くのスタッフ・・・
今回の旅は、地震のすごさを実感することから始まりました。

 


 
         
 

花嫁のれん

「花嫁のれん」それは、江戸時代から七尾に続く風習です。嫁いでいく娘のために、親が持たせる“のれん”は、様々な意匠がこらされた加賀友禅が美しく、息を呑む迫力すら感じます。しかし、そんな“のれん”は、結婚式に使用された後は箪笥にしまいっぱなしだったそうです。その状況を憂いた、七尾市一本杉通りのおかみさん達が中心となり、4年前から「花嫁のれん展」というイベントが行われ始めました。一般の人々にも公開。“花嫁のれん”が日の目を見るようになりました。

 
花嫁のれん展が始まったことで、里帰りをしたり、寄贈されるのれん達も多くあるそうです。(これはしらい昆布さんのお宅に保管されているもの)

 
         
 

北島屋茶店

岡本さんが、まず一枚目の「花嫁のれん」に出会うのは、北島屋茶店さんの、のれん。石臼で挽いたおいしいお茶をいただきながら、のれんのお話を伺います。昭和10年に北島昌之さんの母親が持ってきたというのれんは、鶏にバラに竹と美しい絵柄のもの。そののれんを前に、花嫁のれんのお話をお聞きします。(それぞれの絵柄には、娘を想う親心かの様々なエピソードがあるそうです。毎年G・Wから母の日まで、開催されている「花嫁のれん展」よろしければみなさんも足をお運びください。)

 
実はこの絵柄にはとっておきのストーリーが隠されているのです。
 
         
 

しら井昆布店

北前船が運んだ全国の幸は、ここ七尾にも届けられていました。しら井昆布さんでは、利尻や日高など一級品の昆布、職人さんの手によって削られたおぼろ昆布を、購入することができます。そんなお店を、元気一杯に切り盛りしている、白井洋子さんに、お母様ののれんの前でお話をお伺いします(どんなのれんかはもちろん放送で)

 


おぼろ昆布削りは刃を上手く磨けるようになれば、一人前と。

 
         
 

鳥居醤油店

材料は全て国産(しかも出来る限り、能登に近郊のものを!)。モロミは2年寝かせて手動で絞り…と材料や昔ながらの手法にこだわっている醤油屋さんがここ一本杉通りにありました。その細腕で、醤油店を支えているおかみさんにも、お聞きしました!のれんのお話。そののれん、実は最近お嫁入りをされた娘さんの希望を取り入れた、特別なものでした…

 


醤油を絞る船。岡本さんもお手伝い。
「なかなか固いですね〜」と岡本さん。
「岡本さん力持ち!」と奥さん。岡本さんを上手に働かせていました。

 
         
 

松本呉服店

お話をしてくださったのは、松本まつのさん。大奥様と言って差し支えないお年なのですが、今回の旅でお会いした元気なおかみさん方の中でも、最もと言っていいほど、若々しい印象を受けた方でした。そのチャーミングさ、「勉強させていただきますっ!」と現場で思った女AD25歳でした。

 


まつのさんのお年は…

 
         
 

ぬのや仏壇店

七尾仏壇は細やかな細工と美しい蒔絵、金箔が施された伝統的工芸品です。ぬのや仏壇店のおかみさんの花嫁のれんは、おかみさん曰く、「花嫁のれんであって花嫁のれんでない」おかみさんの想いから生まれた「オリジナルのれん」の秘密は、聞けば納得、女心ならではのエピソードです。

 


のれんと仏壇、それぞれに異なる美しさを発しつつ、見事に融合している気がします。

 
         
 

澤ろうそく店

このきれいなろうそくは、灯心から一本一本手で巻き、お店で絵付けまで…
明治25年創業以来、手間隙をおしまず和一本一本のろうそくを作り続けているのが、澤ろうそく店。おかみさんの澤行江さんが紹介してくださるのれんは、娘さんがお嫁入りされる時に作ったもの。「平成ののれんができたな・・・」とお父さんに、言わしめた新しい時代ののれんを拝見します。

 


この絵ろうそくの素敵なお話もお聞きしました。

灯心として巻いているのはイグサの髄。

 
         
 

友禅作家

澤ろうそく店にあるのれんの作者は、友禅作家の志田弘子さん。鯉のぼりにつかまる女の子が描かれています。澤さんに「5月5日生まれの娘の為に鯉のぼりののれんをお願いしたい。」と頼まれ、「鯉のぼりは男の子の節句のもの…」と最初は断るほど、躊躇したというこの依頼。そんな志田さんの背中を押したのは、母の娘を想う強い気持ちだったと言います。

 

今取り組んでいらっしゃるのは、祝い風呂敷。
結婚式で重箱を包む為のものなのだそうです。

下絵でも活き活きとした雰囲気が伝わってきますが、本物ののれんは…7月1日放送で!

 
         
 

能登海洋深層水

七尾市を後にして向かったのは、能登町。ここにある能登海洋深層水施設を訪ねます。日本海の沖合3.7キロ、水深320メートルから汲み上げている深層水で脱塩飲料水や塩を作っている施設なのです。この水は一般にも販売されており、深層水について「ふむふむ」といった説明を職員である、豊原知足さんにお聞きしている間も、地元の人が次々とやってきます!しかも皆さん、結構な量を購入して帰られるのです!そんな地元の奥様と、岡本さんご歓談。テーマは「美しい女性について」漫才のようなやり取りをお楽しみください。

 


深層水で作られた塩はきらきらと青みを帯びて美しいのです。そして美味!

 
         
 

輪島の朝市

今回の旅で、震災の大変さとともに、輪島の元気を教えてもらったのは、輪島市の中心朝市通りで行われている朝市を訪れた時のこと。お店のお母さんたちから教えていただきました。多くの苦労を乗り越えて「がんばらんとねぇ」と笑顔でお話してくださった、お母さんの笑顔が忘れられません。

 


 
         
 

新彩椀

輪島といえば、輪島塗。地震が輪島に残したものは、被害ばかりではなかったのです。震災を災害だけでは終わらせない、そんな人の強さから新しい試みが生まれます。稲忠漆器さんは、地震で偶然できた椀の柄から、インスピレーションを受けて、その柄を再現し、『新彩椀』として商品化されました。「漆の世界では今まで思いも及ばなかったような柄」と職人さんが説明してくださった、その柄はとても美しく、まるで自然の風や波などの流れ、脈動を表現したかのようで、静かな漆の世界の中で、そこだけ動き出すように感じられました。

 


取材したディレクター曰く
「神様が創った椀なのかもしれないね…」と

 
         
 

白米(しらよね)千枚田

ここ輪島で、とても美しい風景に出会いました。海に流れ落ちるように重なる千枚の棚田です。下はすぐ海という絶景。海から吹き上げてくるさらさらとした潮風。そんな千枚田も、耕作される方の高齢化で、維持が難しくなってきており、昨年よりオーナー制という制度が開始されました。これは一枚の田んぼのオーナー権を購入するもので、実際に田植えや稲刈り等の参加をし、千枚田の景観を守っていこうとするもので、とても好評だそうです。この美しい景色を守りたい。そう思う人が全国に沢山いるんだなぁと思うと、頬を撫ぜる潮風が、ますます心地よく感じられました。

 


千枚どころか、この付近のものもあわせると、七千枚近くの田んぼがあるそうです。数えられた方もすごいですよね。

 
         
         
初夏の風に背中を押されながらの、今回の能登の旅。その旅路で出会った様々な優しさと前向きなパワーで、かえって私たちが元気をもらったような…
確かに、元気です!能登半島

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