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(c)安野 光雅
 

みどころ

荻原次晴さん、名前を聞けばすぐにピーンと来ますね。元スキー・ノルディック複合五輪代表です。勅使川原郁恵さん、うーんこれまた元ショートトラック・スピードスケート五輪代表。しかも3回。(と、申しますか昨年の2006年トリノオリンピックも現役でした。)
2人合わせて十輪!そして今回初出場…いや初登場!
世界をまたにかけて戦ってきた荻原さん、勅使川原さん(ちなみに勅使川原さんの愛称はてっしー、岐阜市出身です!)の2人が岐阜の地を旅する…一体どんな旅になるんでしょう!?荻原さん、勅使川原さんは、双子の兄・荻原健司さんと共に、歩くという人間の基本を見直そうと、アルクから「R9」というプロジェクトも立ち上げ、ウォーキングの普及活動を日本各地で行っています。
ということは…Ready Walk The Gifu!(略して岐歩!)


 
         
 

これぞ1300年の技!長良川鵜飼!

岐阜といえば、真っ先に長良川の鵜飼を思いつく方も多いのでは。
そうです。今回の旅、まずは1300年もの歴史を持つ伝統漁法・鵜飼の観覧から旅を始めたいと思います。鵜飼の見所は、やっぱり鵜と鵜匠の息ぴったりのコンビネーション!暗闇の中、篝火に驚いた鮎を文字通り「鵜呑み」にしていく12羽の鵜を、手縄1本で操る熟練の技。あれよあれよという間に、次々と鮎を捕らえていきます。(鵜は、捕らえた鮎を一旦喉元に7、8匹ためて、鵜匠の「吐き篭」に吐き出すんだそうです)
鵜船の先端で、燃え盛るかがり火に照らされる鵜匠…渋いです!そして鵜は…可愛いです!織田信長、徳川家康や松尾芭蕉、果てはチャップリンに至るまで、多くの偉人が心奪われた鵜飼。約3時間の古典絵巻。いにしえの幽玄の世界へと誘いてくれます。荻原さんも、初めて見たという鵜飼にすっかり心奪われていました。(ちなみに、長良川の鵜匠さんは6名、宮内庁式部職なんだそうです)


 


 
         
 

鵜が捕った鵜鮎の熟れ鮓(なれずし)

鵜匠のひとり、山下純司さんのお宅を訪ねます。ここでは、既に門をくぐるやいなや、鵜がそこらじゅうを歩き回っています。逃げないのかという心配をよそに、居心地がよければどこにも行ったりはしないよ、と山下さん。さすが鵜と鵜匠の絆、繋がってます!
そして、昨夜鵜が獲った鵜鮎の「熟れ鮓」は山下さんの点てたお抹茶とのコラボレーション!繋がってます!…??…熟れ鮓とお抹茶!?果たしてどんな味の組み合わせなんでしょう?(パッと聞いた感じの響きは、チーズとワイン、塩辛と日本酒のようですが…失礼、こりゃ全部酒でした。)


 


鵜!です。

荻原さんと鵜匠の山下さん。

見えますでしょうか、鵜鮎の熟れ鮓です。

 
         
 

激流の川、ボード1つに身を委ね(リバーブギ)

岐阜県と愛知県の県境を流れる木曽川の一部峡谷がドイツのライン川と風景が似ているところから、「日本ライン」と呼ばれ親しまれています。(日本八景河川の部で第1位!)
この川は、川幅が広い上に激しい流れのポイントも数多くあり(まさに荒れた波でした!)、観光船に乗ったりラフティングをしたりして、大いなる大自然を楽しむことが出来ます。
そしてここでは、リバーブギというスポーツも体験できます。リバーブギとは、プールで使うビート板の約2倍ほどあるボードを使って、川の流れに身を任せ、川を下るスポーツ!サーフィンが趣味の荻原さんもリバーブギは初挑戦だとか。いざ、スタート!…と思ったら激流の連続、連続!
圧巻のホワイトウォーター(白い波が立つような激流を指します)はその目でご覧ください!(スタッフ一同「ここは海?」と驚きを隠せませんでした)

 
これがリバーボードです。荻原さんもやる気満々です!

 
         
 

これぞ岐阜自慢の技の逸品。
水に浸して扇ぐうちわ、略して水うちわ

水うちわ。水に浸してもまったく破れる事のないうちわ。(あまり水に浸しすぎると水しぶきがとんでくるのでほどほどに)それはニスが塗ってあるので破れないんです。(天然のニスで、あのヴァイオリンの名器、ストラディヴァリウスにも塗ってあります。わかりやすいとこでは天津甘栗の表面にも塗ってあるんだとか。もちろん無害です)しかも雁皮紙という非常に薄くて繊維の細かい和紙を使用しています。(雁皮は栽培が出来ないので、非常に貴重なのだそうです)こうした最高の素材を用いて、幾つもの工程を経て作られる水うちわは、実は一度廃れてしまったんですが、美濃紙の匠たちの熱意によって甦ったんだそうです。今ではプリンターやシルクスクリーンで和紙にデザインをプリントするなど、伝統の技も非常に近代的になっています。その情熱と苦労!伺おうではありませんか!

 
 
         
 

手作り三輪車で8時間耐久レースだって?

岐阜県下呂市。ここには兵庫の有馬、群馬の草津と共に日本三名泉と数えられる、下呂温泉があり、週末にもなると観光客で賑わいを見せています。
そんな下呂市で今回10回目を数える珍しいレースがあるのを皆さん御存知でしょうか。「南飛騨・三輪車8時間耐久レース」!
何それ?とお思いの方も多いはず。このレース、読んで字の如く、「手作りの三輪車」で漕ぎっ放し8時間走りきったチームが優勝!という大変ユニークなレースなんです。(なぜ手作りかというと、規定に当てはまる三輪車など売ってないからだそうです)主催者が大のF1ファンという事から始まったんだそうで、もちろん途中にピットインがあり、故障したらチーム専属のメカニックが急いで修理するという、まさに三輪車のF1レースなのです!
荻原さん、勅使川原さんも早速試乗してみますが…これがいやはやなかなか上手くはいかないようです。(子供用の三輪車と構造が似て、曲がるときも漕ぎ続けなければならないし、後ろの2輪はコーナーを曲がる時のため、固定してなくて不安定)しかしそこは元五輪代表、コツを掴むのが早いです。と思ったら荻原さんが勅使川原さんにレースを申し込みます。受けて立つてっしー!元ショートトラック・スピードスケート五輪代表、スポーツ根性に火が着いて…本気モードです!勝つのは荻原さん?勅使川原さん?

 


手作りの三輪車です!

果たして勝つのはどちら?

 
         
 

歌舞伎に挑戦…って化粧まで!?(白雲座歌舞伎)

岐阜はなぜか地歌舞伎の盛んな県。下呂にある「白雲座」の芝居小屋は国指定重要文化財なんです。ここでは今、毎年1回演る11月の本公演に向けて猛稽古中!お話を伺っている内に、ならばならば、参加しちゃいましょう!一緒に演じちゃいましょう!ということで、ばっちり化粧までする事になります。
しかも荻原さんが女形、勅使川原さんは若武者!?果たしてどう変身するんでしょう?

 
 
         

今回の旅で感じたのは、古来から伝わる岐阜の伝統を守っていく一方で、積極的に新しいものに取り組み、創造していこうという風、新旧融合団結改革の風です。
そして荻原さん、勅使川原さんの2人と旅していると、こういう伝統的なもの、新しいもの双方に何でも積極的に取り組み、なにかを得ようというパワーを感じました。
こういう力が、また新しいものを生み出していくんだなあ、と感じました。
と、偉そうなお前は誰だよ、という所で締めさせて頂きます。


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