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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

今回の旅は、兵庫県淡路島。古事記のイザナギ・イザナミの国生み、日本の島々の中でも最初に生まれた島という、よく知られたお話がありますが、淡路島という名は、「阿波(四国)へ渡る道筋の島、阿波道(あわじ)」という意味からきているという説があるそうで、このことをディレクターから教わったときには「はぁ〜!」と納得しきりの私(26歳AD)。そんな私がお供いたします、旅の主役となりますのは、森末慎二さん。明石海峡から淡路島に、びしっと着地を決めて始まります、今回の旅!

 


後ろに見えているのは淡路島。
それにしてもさすが明石海峡大橋!大きい橋!

 
         
 

明石海峡大橋

今回、淡路島の旅にて山陽新幹線で東京から、新神戸までやって参りました。ここから淡路島に向かうためには、海路では瀬戸内をフェリーで、陸路では明石海峡大橋を渡って行かねばなりません。この旅で、森末さんが楽しみにしていたのが、この明石海峡大橋。どど〜ん!と目前にそびえ立ちます。実は明石海峡大橋では、“ブリッジワールド”という橋のてっぺんに上れる体験ツアーがあるそうで、高い所が大好き!な森末さん。「是非とも!」と、待ちわびてこの日を迎えられたそうです。さてどんな明石海峡初体験となりますか!?(ちなみに明石海峡大橋には2つの世界一がありまして、「世界一の森末さんが、明石海峡大橋を歩いているということは、今ここに世界一が3つあるということかしら」などとりとめもなく考えてしまいました・・・)。

 


このなんだかかっこいい通路は、橋の点検用通路。
Gメンのように向うは、地上289m!(実はこの通路ですら、海上より65mの高さがあり足元は格子状のため海面が見え、頂上よりも怖いかも・・・という噂もちらほら)

きらきらとした海面がこれからの旅の吉兆を示してくれているようです。

 
         
 

あめざいく

“三輪車でモノ売り、その周りに群がる子供たち”という情景を、ここ淡路島で生まれて初めて見ました!そんな懐かしい情景の中心にいらっしゃったのは、この道(あめ売り、夏場はわらび餅売り)50年!の川西俊一さん。あめ細工というモノを初めて見た私、飴を切るパチンパチンという音とともに、みるみる形作られている飴は不思議なもので、食い入るように川西さんの手元を見つめる子供たちのわくわくどきどきが、自分のわくわくどきどきと重なって、まるで子供に帰ったような体験をさせていただきました。「今の時代に100円、200円で商売をしているんだよ!」と、子供たちに囲まれながら、誇らしげに話してくださった川西さんの表情は、うれしそうに飴をほおばる子供たちの笑顔とともに、淡路の旅の思い出深いひとコマとなりました。

 
「恐竜!ウマ!ウサギ!」子ども達からの矢継ぎ早の注文にも「はいはい〜ぱちんぱちん」と優しく対応される川西さん。
川西さんの手から生まれたあめ細工たちは少しとぼけた表情がかわいらしい。
 
         
 

淡路いぶし瓦

淡路島に400年ほど前に伝えられたといういぶし瓦の製法。いぶし瓦の素となる粘土は島から採掘されているものなのですが、“奇跡の土”と言われるほど瓦つくりに適してるといい、昔から盛んにいぶし瓦が生産されてきました。今回、淡路いぶし瓦のお話を伺いに向ったのは窯元 タツミ。瓦の不思議話や、日本における瓦の現状を興津祐扶さんに教えていただきました。そんなお話を聞いた後乗り込んだ帰りの新幹線。新神戸を出発し、車窓を流れる景色に、屋根の瓦が連なって・・・という景色が少なくなっていることを実感し、興津さんや職人さん達、そして瓦そのものから、瓦の魅力を教えていただいた私としても、寂しい車窓風景に感じてしまいました。

 
真ん中が興津さん。右が鬼瓦 飾り瓦を作る職人冨永さん

こんなかわいらしいものまでいぶし瓦で。
作者は上写真の冨永さん。
曰く「鬼瓦以外にもキリンやゾウを作って屋根に上げたい。」「今日はキリンの屋根の家で待ち合わせ!」
というような感じになったら素敵ですよね」とのこと。
はい!とっても素敵だと思いました!

 
         
 

焼き穴子

魚屋魚増さんの半径50メートル(目(鼻?)測です)には、ものすごく芳しい匂いがぷ〜ん、ぷ〜んと漂っていました。一言で言うと「もうたまらん!」という感じです。テレビでもお伝えしたいのですが、技術的に無理なことはもちろん、朝一番でこの香りを伝えてしまうと、暴動がおきかねない!(説明が長くなってしまいましたが・・・)そんな匂いに誘われて、森末さんも、お母さんがせっせと炭火で穴子をやいてらっしゃる店の軒先にちょいとお邪魔し、そこで咲く咲く、会話の花が!おいしい穴子もいただいて、大満足の森末さんでした。

 


撮影中にもどんどんどんどん買いに来られるのは地元の方々。本当に美味しい証拠なのでしょう!(あかん!思い出すだけで涎が・・・グーッ。。。)

 
         
 

淡路人形浄瑠璃
三原中学校


淡路島の伝統芸能に、淡路人形浄瑠璃があります。その歴史は古く500年前の室町時代の神事に始まり、昭和初期までの全国巡業を経て…と古いもの。最盛期には、5人に1人の島民が浄瑠璃の歌をそらんじていたほどで、今のカラオケ人口に匹敵するものがあったそうです。しかし、昭和〜平成と時代の移り変わりとともに、その勢いも衰えてしまい、今ではプロの座元も2つ、といった状況を迎えてしまいました。そこで「淡路人形浄瑠璃を子供たちに伝えていこう」という動きが起こり中学校から高校、小学校まで、浄瑠璃に身近に触れ合える環境を整えようと島の大人達が手を尽くしてきました。
そんな活動の成果のひとつ、中学校の部活動で人形浄瑠璃に取りくむ三原中学校にお邪魔し、『生写朝顔話』宿屋〜大井川の段までを拝見しました。森末さんとの会話では、カメラの前ということもあり、もじもじ恥ずかしそうな印象しかなかったのに、演目が始まり、人形使いの子が人形にさっと手をそえた瞬間、くっと命が宿ったような印象を受け、太夫の子も浄瑠璃の子も、ふっとプロの様な目になり、すごいの一言に尽きた演技を見せていただくことができました。

 


物語にぐぐ〜っと引き込まれました。
放送で全てはお見せすることはできませんが、その迫力少しでも味わってください。

三原中学郷土部のみなさん、本当にありがとうございました。

 
         
 

浄瑠璃資料館

淡路人形浄瑠璃をみせていただき、ますますその世界を深く知りたい!と、いうことでやってきました淡路人形浄瑠璃資料館。人形浄瑠璃について教えていたくのは、資料館館長で自身も人形遣いの、正井良徳さん。実は、上記の淡路人形浄瑠璃のエピソードも全て正井館長から教えていただいたもの。他にも、人形浄瑠璃のよもやま話に花が咲きまして、他にも、変わり種の頭をみせていただいたりと、森末さんも「ふむふむ」「あっ!?」と、充実の時間を過ごされたようです。

 

この資料館では市村六之丞座の一式を譲り受け収蔵・展示しています。
淡路人形浄瑠璃の衣装はとても金銀刺繍が華やかで、一着何百万するものも。

実はこの後森末さん「あっ」と驚かされて・・・
 
         
 

シルクスクリーン版画

淡路人形浄瑠璃の人形たちを描かれる画家がいるということで、お邪魔したのが、画家 谷口紘也さんのアトリエです。そこで、谷口さんが、シルクスクリーン版画といわれる版画に取り組まれていたので、少しお手伝いをしながら、どんなものかと教えていただきます。
谷口さんの絵を拝見していると、人形達がまるで、その命を生きているかのような表情で描かれている印象を受けてしまいました。そう描かずにはいられない、淡路人形浄瑠璃の魅力があるのでしょう・・・

 


:三原中学で拝見した「生写朝顔話」
何かの瞬間を捉えたような不思議な表情

 
         
 

旅の最後はいざ阿波へ。鳴門海峡です。今回の旅では多くの魅力的な方にお会いできた気がします。なぜ魅力的なのか・・・それはみんなが、自分のなすべきものに一心に向かい合っているからではないか。楽しい思い出の中にも、気持ちをすっと伸ばしてくれるようなさわやかな風が吹き込む旅となりました。みなさんも、是非放送をご覧になって、楽しく気持ちのよい朝、迎えてください!

 


 
         
         
         



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