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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

冬の北海道。その世界は雪と氷に包まれて…雪と氷のここかしこ、豊かな恵みが溢れていました!そんな北の大地の恵みを堪能するのは、御年72歳の夏木陽介さん!実は「暑いところはいくらでも大丈夫!だけど、寒いのは…」と、まさに名は体を表す、とスタッフ一同が妙に納得した、夏木さんの旅の初めの一言となりましたが・・・はてさて、今回の旅、いかがなものとなりますか!?

 


「北海道はでっかいど〜!」
ハクチョウに導かれて始まる旅はそんな予感で一杯です。

 
         
 

モヨロ貝塚

北海道・・・そして日本の歴史には、明かされていない謎が多くあると思い知らされることとなったのは、網走市にある「モヨロ貝塚」を訪れた時でした。実はこの貝塚、オホーツク文化と呼ばれる、縄文文化ともアイヌ文化とも違う文化の遺跡です。この貝塚が発見されたのは、1913年のこと。発見者はアマチュアの考古学研究者米村喜男衛(よねむらきおえ)さん。この方、理髪店を営業しながら、傍らで遺跡の調査と研究を行ったという、何とも情熱家な方でした。そして、今回モヨロ貝塚についてのお話を伺ったのは、米村衛さん。・・・そう、発見者と同じ苗字!実は発見者のお孫さんに当たる方で、現在、網走市立郷土博物館の館長をしておられます。オホーツクの謎について、お話を伺います。

 


今は雪に覆われていますが、ここに貝塚があるのです。雪だけでなく、謎にも覆われたモヨロ貝塚が・・・

オホーツク人の謎@ 頭に壺を乗せて埋葬したこんな民族は他にないそうで、その理由は魂がちゃんと昇華するように、など説は様々あるそうです。
モヨロ貝塚には、魅力的な謎が沢山あります。
放送を見て皆さんで仮説を立てて楽しんでみてください。

 
         
 

観光砕氷船おーろら号

朝もまだ明け切らぬ頃から、海の男達は働き始めます。その海の男達とは、北の海の漁師・・・ではなく、今回は観光砕氷船おーろら号の乗組員さん達です。通常運行は8:30〜行っているそうなのですが、流氷の様子を下見するため、朝6時頃から試験運行をされる時もあるとか。今回の取材では、運よくその試験運行に同行させていただけることになったので、早速乗り込ませていただきました。取材で訪れた1週間は接岸することもなく、遥か沖に白い線が目視できるかできないかの、際どい状況だったのですが、果たして流氷に無事たどり着くことはできるのでしょうか!?

 
オホーツク海の冒険に連れ出してくれるのはこの船!
いざ出港!

 
         
 

ホーストレッキング

北海道の地を馬で散策できる網走原生牧場を訪れます。夏木さん、実は乗馬歴50年、というベテラン中のベテランで、雪原での足元が心もとない乗馬でも、うまく馬をリードして、雪原や白樺林を散策していました。それにしても・・・本当に絵になります。みなさんも、真っ白な雪と、真っ青な空をバックに颯爽と馬にまたがる夏木さんをご覧ください。それはまさに銀幕の世界・・・

 

 
         
 

ばんえい馬

私の個人的なイメージなのですが、“北海道と言えばどさんこ”という意識が強くあり、今回北海道に行くにあたり、広辞苑でひいてみました。漢字では、道産子と書き、「北海道生まれの馬 北海道生まれの人」という意味。つまり、北海道出身の馬と人を同じ言葉で表現している言葉で、北海道での馬の大切さが偲ばれるいい言葉だと感じました。
他の種類の馬とこの道産子をかけあわせて生まれた競馬競走の一種がばんえい馬。その馬たちは本当に大きい!大きくて力強くて・・・優しい。吹雪の中、夏木さんを乗せて走るソリ。逞しく確実に歩を進めるばんえい馬の姿に、吹雪の中の撮影だったにも関わらず、時間も忘れ、寒さも忘れるほどの魅力を感じました。

 


吹雪の中をもくもくと歩を進めるばんえい馬。
その姿に、開拓時代の厳しい時代も人を助けてきた労働力としての力がみなぎっていました。

放送では見れないサービスショットです。
どでかいばんえい馬にもひらりとまたがり「いいねぇ〜いいねぇ〜」と絶賛されてました。

 
         
 

氷下漁

氷に覆われた湖が、豊かな魚を隠しているなんて想像もできませんでした。今回そんな、とっておきの漁場連れて行ってくださったのは、西網走漁協の佐藤義孝さん。「冬の北海道の漁師の足はスノーモービル!」とさっとまたがり、さぁ出発!
ぶぃ〜ん!と出発すると到着した先にはベニヤ板が。その下に網が広がっている、そのなんとも賢い仕組みは放送で紹介させていただくとしまして・・・さてそのとれ高は!?
夏木さん曰く「これ見たら、ワカサギ漁みたいに一匹一匹釣ってる人は嫌になっちゃうだろうな〜」とのこと。ワカサギ釣りファンの方は心してご覧ください。

 


向かう先は・・・水深約21メートルの湖!

獲れた魚は番屋に帰って奥さんが料理してくれます。
刺身に一夜漬にフライ。
実はこのフライ、夏木さんが揚げたもの。おいしくて、私、3枚もいただいちゃいました。ごちそうさまでした!

 
         
 

カキ漁

次も北海道の漁師さんのお仕事場にお邪魔します。ということは・・・漁場には、もちろんスノーモービルで向かいます。その獲物はカキ。カキの養殖をしている湧別町 サロマ湖に足を伸ばしました。案内していただいた、湧別漁協の工藤輝之さんも「サロマ湖のカキは美味しい!」と本当に太鼓判。毎日、日に3個は召し上がるそうで、その美味しさの秘密を教えていただきました(それには“一年もの・二年もの”という秘密?のキーワードが・・・)。取材に同行させていただいた私(北海道初体験26歳)は、元からカキは大好きなのですが・・・ここでいただいたカキは「カキの身の味って・・・こんな味がするん!?」今までのカキの概念を覆す“味”がするのです。そのお味は、放送内で工藤さんが、力強く説明してくださってます。

 
氷下漁で、運転の要領をつかんだ夏木さん。風を切ってます!
 
         
 

タンチョウ

昔は日本中にいたという、タンチョウ。一時期、劇的に数が減りましたが、開発を免れた、釧路湿原の奥地にいた少数のタンチョウを餌付けし、数を増やした人がいました。その人の名は山ア定次郎さん。タンチョウは警戒心のとても強い鳥で、なかなか餌付けすることも困難だったそうなのですが、少しずつタンチョウとの距離も近づき、それに比例するかのようにタンチョウの数も増えていったそうです。今そのお仕事を引き継いでいらっしゃるのは、息子さんの定作さん。長い長い年月をかけて、代々タンチョウと築いてきた関係は、タンチョウがそんなに警戒の強い鳥だということを忘れさせてしまう程のものでした。

 


白と黒と赤のコントラストが美しいタンチョウ。
山崎さんと織り成す風景を眺めていると、日本の民話『ツルの恩返し』を自然と思い出していました・・・
  

 
         
 

冬の北海道。終わってみると、寒かったはずの記憶は全くなく、しんしんと冷えた空気と、豊かな自然、その自然と隣り合う豊かな人々、そんな出会いがたっぷりの思い出深い旅となりました。
最初は不安を感じていたようなそぶりの夏木さんでしたが・・・どんな冬景色もばっちりお似合いでした。どのページをめくっても、すばらしい景色と笑顔の旅となっております。どうぞお楽しみに!

 

 



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