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(c)安野 光雅
 

みどころ

まだ弱冠、肌寒い感じがする山梨。今回の旅は甲斐の国・山梨です。自慢のぶどう畑も今はまだ眠りについて…といいますかぶどう畑にはまだ何もありません!偽物でもいいからぶら下げてて欲しかった。と、落胆を隠せない面持ちでふと見ると、そこには360度、山、山、また山の素晴らしい景観が。来た甲斐があった〜!(山無しなのに山ばっかり、俺より奴が高え【注:八ヶ岳】…これを言う僕の勇気は認めてください)
旅をするのは、元ショートトラック・スピードスケート五輪代表、勅使川原郁恵さん。
ウォーキング親善大使としても活躍し、歩くことの楽しさ、素晴らしさを広めようと、日本全国のウォーキングイベントで歩きまくっています。実は、今回初の1人旅。
山梨を歩きながらどんな発見があるのか!?
急がば回れで行きましょう!


 
         
 

レールの上を歩く!(大日影トンネル遊歩道)

勝沼に新たな遊歩道が昨年開設されました。その遊歩道、トンネルなんです。
明治35年に開通され、平成9年まで、約100年間列車が通っていたトンネルを、潰さずにそのまま遊歩道として再開通したのです。なので蒸気機関車の煤(すす)や、当時の面影が随所に残っています。そもそもレールの上を歩ける事自体珍しいですよね。全長約1.4キロ。まずはこのトンネルを歩くことから旅をはじめたいと思います!

 


入り口です。JR勝沼ぶどう郷駅が終着点です。

 
         
 

100年の時を経て、幻の宝飾品復活!
(ピクゥエ)

甲府といえば宝石の町として有名ですね。
そしてこの街には、なんと100年前に消滅されたとされるピクゥエを復活させた人がいるのです。(ピクゥエとは、べっ甲や蝶貝、象牙のような有機素材の表面に、金や銀、貝などを象嵌[ぞうがん]した技法のことを言います)
塩島敏彦さん。以前から象嵌の仕事をしていて、たまたまアンティークの本を見ている時にピクゥエを見かけ、一発で惚れ込み、すぐさまイギリスに飛んでいって本物を見つけて解剖して(もったいないけど仕方ないんですね)、自分が思った通りだということで、粒々辛苦の末、遂に復活させたんだそうです。(これだけを聞いても、ものすごい苦労をされたんだということが分かります)
ただここからが大変!ピクゥエは、どの象嵌技術よりも繊細な技術が必要で、許される誤差は100分の1ミリ!(当然素人には分かりません)塩島さん曰く、だからこそ感覚がものを言うんだそうです。その驚くべき技術、伺いましょう!

 


これがピクゥエです!。

勅使川原さんと、ピクゥエを100年を経て復活させた塩島さん。

 
         
 

温泉に浸かる!(山口温泉)

甲府の隣、竜王町には知る人ぞ知る温泉があります。山口温泉!住宅街の中にポツーンとあるので、なかなか分かりづらいんですが、地元の人からは親しまれております。約930mの地下から噴出す源泉を一切手を加えず、掛け流しで入る温泉。41℃の水温が心地いいです。(長湯にもってこいですね!)しかもこの温泉、飲めちゃうんです。中硬水で重曹成分が含まれる温泉水。焼酎などで割るとピッタリなんだとか。(御主人の山口健さんは、毎日温泉割で晩酌!なんだそうです)早速、勅使川原さんも温泉に浸かり浸かられ振り振られ!

 
植物の堆積層がある為、水は少し緑がかってます。もちろん露天もあります。

 
         
 

豆腐を買う!(だいずや)

まだまだ雪の残る清里の清泉寮のそばの、ともにこの森には、地元の大豆にこだわったお豆腐屋さんがあります。その名も「だいずや」です。店に入るやいなや、まずは豆乳を飲ませてくれる粋な御主人、太田安則さんに話を聞いて、豆腐!買っちゃいます。(勅使川原さんも大豆が大好きなんだとか)今日は何豆腐にします?勅使川原さん!

 



 
         
 

筒の中に広がる宇宙を覗く!(万華鏡)

北杜市の長坂町には、夢弦工房なる、ユニークな万華鏡や楽器を作っている工房があるので訪ねます。中に入ると、ズラーッと並ぶ万華鏡たちが出迎えてくれます。中を覗くと…宇宙…スペース…コスモ…ユニバース…何とも神秘的な世界!
これを作っているのは登本貴夫さん。色んなタイプの万華鏡を作っています。(中を覗くタイプや、万華鏡を通して外の風景が煌びやかに見えるタイプなど様々です)今回、勅使川原さんもオリジナルの万華鏡作りに挑戦。作るのは「びいどろ万華鏡」。これは風景が煌びやかに見えるタイプです。果たしてどんな万華鏡が出来るんでしょうか!?(皆さんは万華鏡の中身って御存知ですか?これを見たら解決できます!)

 


登本さん。勅使川原さんは真剣です。

 
         
 

新雪の上を歩く!
(スノーシューウォーキング)

歩くことにこだわっている勅使河原さんが清里でやってみたかったのが、このスノーシューウォーキングです。これは、近年清里をはじめ全国的に広がっている、スノーシューという洋式のかんじきを履いて、雪の上を歩く!というものです。八ヶ岳歩こう会の多賀純夫さんの案内で美し森の展望台を目指します。さすが勅使川原さん、やっぱり慣れて…あれっ、坂道で…あれれ、転んじゃいました。仕方ない!それほど急な斜面ですから…ってまた…あらららら。と七転八倒してどうにか到着!
ひょえ〜!素晴らしい眺め!(文では伝えられません)見渡す限りの山です。
「山々や 俺が来るのを知ってたな」(一句詠ませていただきました)
景色を堪能した後は雪上ランチ!ホットワインで体を温めた後はメインディッシュ!
…は何でしょう?

 


勅使河原さんが履いているのがスノーシュー。まさに洋式かんじきです。

 

春を待つ清里、はたまた春を拒絶しているのか、と思うほどたくさん雪が残っていた今回の山梨の旅。真っ赤にそびえ立つ紅富士に見送られ、帰路につきます!
もちろん歩きで!


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