番組からのお知らせ
番組データ集
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
 

みどころ

今回の「遠くへ行きたい」は沖縄県の旅。一年に一回は沖縄へ行く機会があるという沖縄大好きなシンガーソングライターの白井貴子さんが旅します。「青い海や青い空が大好きな珍しいロック歌手」と照れながら自分の事を話す白井さんが、沢山の色とりどりな、沖縄語でチャンプルーな、沖縄の「暮らし」や「文化」に出会います。カラフルで色鮮やかな沖縄の花のように、元気いっぱいなエネルギーに満ち溢れた島、沖縄の旅のはじまりです。
 
         
 

栄町市場商店街

まずやって来たのは、那覇市。首里城や国際通りなど、沖縄の名所を周った後、足を向けたのが地元の人達の生活に欠かせないという、栄町市場商店街。迷路のように入り組んだ路地や、所々に椅子を出し世間話に花を咲かせるお祖母ちゃん。八百屋や魚屋、小さな惣菜屋や天ぷら屋。懐かしさと生活感の匂い漂う商店街を歩きます。白井さん、実はこの商店街で音楽をやっているおばぁ(おばあちゃん)のグループがあると聞いて、尋ねに来たのです。その名も「栄町市場商店街おばぁらっぱーず」。沖縄の方言を使った歌詞やリズムに、歌って踊ってのワンステージ。この迫力すごいです。

 



 
         
 

残波大獅子太鼓
(ざんぱうふじしたいこ)

お次にやって来たのは「おきなわワールド」。ここで太鼓グループ・残波大獅子太鼓の演奏が聞けるとやって来ました。元々父親の影響で和太鼓に憧れ、太鼓を始めたというリーダーの新垣さんを筆頭に1986年に結成され、国内外でも広く活躍の場を広げる、日本でも有数の太鼓グループです。和太鼓を中心に活動を始めましたが、途中沖縄の伝統芸能について目を向けるようになり、今まで気がつかなかった自分達の芸能について考えるようになったそうです。そして沖縄らしく、全部チャンプルーさせて、自分達の色にしてしまおうと考案されたのが、和太鼓あり、エイサー太鼓ありの演奏です。和太鼓の音とエイサー太鼓の音と、押し寄せる波を想像させる、力強い演奏に白井さんも心弾ませます。

 


 
         
 

版画家 名嘉睦稔

きっと一度は見た事がある版画だと思います。一度見たら忘れない、そんな版画を彫る版画家:名嘉睦稔さん。
沖縄の自然の中で生まれ育ち、その感性が版画を彫る手元にそのまま流れていくような、
流動的で力強く、けれど繊細さと華やかさも併せ持った睦稔さんの版画は、海や森、人の暮らしがテーマです。前から会いたかったという白井さん、睦稔さんのアトリエを訪ねました。最近のテーマという「森」について、二人の意見を交わしつつ、睦稔さんが普段過ごしているという沖縄の森を散歩します。そこで睦稔さんから教わったのは、とても素朴な事。それは、自分達が子供の頃遊んでいた時味わったような、森に対して恐怖、そして暖かさ、そんな幼少の頃に感じた自然からのエネルギーを、そのまま吸収していく睦稔さん。ちょっと背の高い男の子と女の子が森を散歩しているような、小さな事に感動したり笑ったり、睦稔さんと過ごすちょっとした沖縄時間です。

 

 
         
 

ガラス工房 日月(HIZUKI)

京都出身のよなはら みよさんが営む工房「日月(HIZUKI)」が読谷村にあります。
元々日本各地でガラス工芸の修行をしてきたよなはらさんが、最後に出会ったのが沖縄の「琉球ガラス」。ガラスの瓶を再利用して作るガラスは、気泡を入れて描かれる模様や、独特のトロっとした質感の持つ暖かさが女性に人気。
またよなはらさんは3児の母。どんなお皿だったら食材が引き立つか、どんなグラスが使いやすいか、普段から母親の目線で家族に料理を作りながら、試行錯誤していくうちに、作品の形も考えていくのだとか。同じ形・同じ色が一つとしてない、彼女の作る作品を見せてもらいます。

 



 
         
 

夢有民牧場(むうみんぼくじょう)

次は沖縄県本島北部の今帰仁村へ。この地に30年前にやって来て牧場を始めたという夢有民(むうみん)さんを訪ねます。自給自足を目指した酪農業を営む夢有民牧場には、県外から若者がやって来て、ヤギが30頭、牛が10頭、そして馬が15頭の家畜の世話をしながら自然農法の勉強をしています。「若い人に後は任せて、どっか違う国でまた牧場を開きたいな」と語る漂流人な夢有民さん。そんな彼を取り巻くように集まって来る若者のエネルギーが夢有民牧場には溢れています。
「耕す事もミミズがしてくれるからね」と語る夢有民さんの畑へお邪魔したり、馬に乗って海を泳いだりと、「さすが沖縄」といった瑞々しく満たされたエネルギーを思う存分頂いて、旅の終わりです。

 



 
         
 

沖縄のすこしムッとした湿気が、海の潮の匂いや、市場に並ぶ食材の匂いと混じりあい、独特な雰囲気で旅人を楽しませてくれるくれる沖縄。それぞれ出会った人達が、皆きちんとバックグランドを持っているような気がすると、白井さんは言います。生き方に真っ直ぐで、真剣で、豪快で、でも肩の力が入りすぎない、なんだか気持ちの良いぐらいピシッと芯の通った島人に出会う今回の旅でした。番組をどうぞお楽しみに。

 


 
         



Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.