番組からのお知らせ
番組データ集
ご意見・ご感想
(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

「遠くへ行きたい」は、今回をもって39年目に突入、これからもまだまだ旅を続けます。さて番組ではこれまで様々な場所を旅してきましたが、江戸時代、多くの庶民にとって旅行らしい旅行というのは一生に一度あるか無いかの重大イベントでした。そして、そんな彼らの多くが目指す場所が伊勢。お伊勢参りが流行した年には、総人口の1/8がお参りしたとか、1日に3,000人の旅行者が松阪を通ったという記録が残っています。今回はそんな伊勢路を、ロサンゼルス五輪体操で金銀銅全てのメダルを獲得した森末慎二さんが旅します。

 


 
         
 

エスカルゴ牧場

まずは伊勢街道の要所だった松阪から。松阪といえば松阪牛が有名ですが、今回訪れた牧場は牛ではなく食用蝸牛(カタツムリ)、つまりエスカルゴの牧場なんです。エスカルゴの完全養殖に成功したのはこの牧場が世界で初めて。本場フランスでも貴重種だというエスカルゴの王様ブルゴーニュ種は、大型で大変立派な形をしています。そして食べて、いや正確に言うと殻から出してみてびっくり。一般に食べられているエスカルゴとは全然違うんです!

 

 
         
 

神社港・辰の市

伊勢市、勢田川の河口にある神社港(かみやしろみなと)では毎月第一日曜日に朝市が立ちます。そこで森末さんも覗いてみることに。市では地元で採れた野菜や果物など、いろいろなものが売っています。

     
         
 

船参宮

海路、船に乗ってお伊勢参りにやってくることを「船参宮(ふなさんぐう)」と呼びました。船は神社港から勢田川に入り、川を遡って二軒茶屋や河崎といった町に着岸したといいます。現在、伝統的な工法で造られた木造船「みずき」が勢田川を航行しており、森末さんも「みずき」に乗って神社港から河崎に向かいます。

     
         
 

河崎

伊勢の台所として栄えた河崎は、今でも古い町家や蔵が並ぶ趣のある町。河崎散歩の途中で覘いた瀬戸物屋さん「和具屋」には、陶器だけでなく古いメンコや硬貨などが置かれていて、森末さんは大興奮。91歳の大西とよのさんにお話を伺うと、「隣の蔵にはまだまだいろんな物がありますよ。」早速、蔵を案内してもらうことに。「えええっ!!!」長い。蔵が長い。そして通路には古いレールが。森末さん、蔵の中を探検します。

 
 
         
 

伊勢根付

根付は昔、煙草入れや印籠を帯へ下げるための留め具として使われた道具。今で言うキーホルダーや携帯ストラップのようなものですね。国内ではあまり知られていませんが、精巧な彫刻の施された根付は世界的に人気が高く、浮世絵・刀・漆器とならぶ日本の四大美術とも呼ばれています。伊勢根付は、根付に大変適した素材である朝熊(あさま)山の黄楊(つげ)を使い、昔からお伊勢参りのお土産として人気があったんだそうです。彫刻の精巧さだけでなく、ウイットが重要だという伊勢根付について、根付士の中川忠峰さんに伺います。


 


 
         
 

熨斗鰒

鳥羽市国崎(くざき)に、神宮にお供えするための熨斗鰒(のしあわび)なるお供物を作っている神宮御料鰒調製所という場所があります。白装束を着た方々が、特大サイズの立派なアワビを、特別な刃物でスルスルと切っていく様子を拝見。そして思わず「へ〜」と唸ってしまうのが、皆さんにもお馴染みのある物が実はアワビだったというお話。知らなかった〜。


 


 
         
 

ゴーリキマリンビレッジ

伊勢市はかつて造船の盛んだったところ。ゴーリキマリンビレッジは造船所跡地を利用した遊びの基地。森末さん、昔はよくやったという釣りに挑戦。狙いはキス、天ぷら用の塩も自分で作ります。


 


 
         
 

宇治橋

旅の終わりは皇大神宮(いわゆる伊勢神宮の内宮)へと繋がる木造橋・宇治橋。伊勢というところは、もちろん神聖な側面もありますが、一方で一大観光地として栄えた華やかな側面もあり、聖俗併せ持ったとても奥深い場所という印象を受けました。そんな知れば知るほど興味の尽きない伊勢路の旅、どうぞお楽しみに。


 


 
         




Copyright(c)TVMANUNION,Inc.,YTV
Allrightsreserved.